ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-10

[全般]欧中経済への不安後退

中国の10月PMI,そしてユーロ圏やドイツのPMIが予想を上回ったことで、世界経済減速懸念が後退し市場にはリスクオンの動きが強まった。
東京時間に発表された中国10月PMIが50.4と予想の50.2を上回ったが、日経平均株価の下落がドル円の上値を抑えた。しかし、欧州市場が始まりドイツのPMIが予想を上回り、その後50を下回ると予想されていたユーロ圏製造業PMIが50.7と景気判断の節目を示す50を上回ったことからユーロやドル円が一気に上昇。市場に燻っていた世界経済減速への懸念が後退しリスクオンからの円売りやドル買いの動きが強まった。
NY市場では新規失業保険申請件数が4週移動平均で14年ぶりの低水準となった。また、キャタピラーやGM,3Mといった大手米企業の好決算を受け株式市場は三指数とも大幅上昇となったことも市場は好感。ドル円は9営業日ぶりに108円台に乗せクロス円も全面高となった。
先週は欧州や中国の景気減速による世界経済成長の見通しへの不安が世界同時株安を招くこととなった。しかし、その中国や欧州の製造業は懸念されるものではないという見方から再び強気のマーケットが戻ってきた。これだけの経済指標だけで全体の判断をするということは難しいものの、過度な悲観的なセンチメントを払しょくさせたことは事実だ。
米国経済自体も企業業績の結果を見るとこれまでと変わらず好調な結果を示しており、今後はユーロ圏の経済指標に市場の注目度が高まることになるだろう。
市場には勢いがあり、今日も株式市場だけではなく為替市場でも元の流れに戻ろうとするせっかちな動きになりそうだ。

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[米ドル円]保ち合い収束から上に放れる

(米ドル円時間足)

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(米ドル円日足)

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景気判断の節目となる50を下回ると思われていたユーロ圏PMIが50.7と予想を上回ったことからユーロドルやドル円が上昇。三角保ち合いの上限となる107円ミドルでもみ合いが続いた。NY市場が始まり株価が上昇に転じたことでリスクオンからの円売りが強まり保ち合いの上限を上抜き108円35銭まで上昇。ほぼ高値圏での引けとなった。
今日の東京市場は日経平均株価が上昇しドル円ももう一段の上値を試す展開が予想される。
前日のドル円のレベルから既に1円余り上昇したことで東京市場では実需や利食い売りも出やすい。しかし、全般的にリスクオンの動きが始まったばかりであり、来週にかけてドル円のロングはキープしたい。

ドル円予想レンジ:108円90銭(76.4%)~107円90銭

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[ユーロ米ドル]欧州景気減速懸念後退

(ユーロ米ドル日足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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東京市場の引けにかけてフランスやドイツ、そしてユーロ圏の10月製造業PMIが続いて発表された。最初フランスは47.3と予想の48.5を下回りユーロ売りが強まった。しかし、ドイツが51.8と予想の49.5を上回ると一気に上昇に転じた。続けて発表されたユーロ圏PMIも景気判断の節目となる50を上回ったことでユーロは更に上昇。世界同時株安を引き起こす原因となったユーロ圏経済への懸念がこの数字で一気に後退した。その後、欧米株式市場が上昇したことでドル買いの動きが強まりユーロは押し戻されている。欧州の景気減速懸念がこれで完全に解消されたわけではないが、過度な悲観的な見方は後退。中長期でみると追加緩和期待などからユーロ売りの流れに変化はない。ただ、来週もドイツのIfoやCPIといったユーロの重要指標が発表を控え、目先ユーロの買い戻しの動きが入りやすいとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2700~1.2600

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[ポンド米ドル]利上げ期待後退で上値重く

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル時間足)

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昨日のドイツやユーロ圏製造業PMIが予想を上回ったことでユーロが上昇。ポンドも最初はユーロの後を追って買われたものの、その後ユーロポンドの買いが入りポンド売りが強まった。NY市場ではショートカバーが入ったものの、戻しは限定的となった。
前日に発表されたMPC議事録では英国経済成長の勢いが失われていることや、インフレが予想外に低下していることが明らかとなった。利上げ観測は来年の選挙後になると予想されることからポンドの上値は依然として重い。米長期金利の上昇によるドル買いの動きもポンドの上値を抑える。今日のロンドン時間に発表の7-9月期GDPは前期の3.2%から3.0%に下方修正されると予想されている。
目先1.62付近でダブルトップを形成したことで10月3日の安値となる1.5950を再度試す展開とみる。

ポンドドル予想レンジ:1.6070~1.5950

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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