ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-10

[全般]FOMCを控え神経質な展開

週明けのシドニー市場でドル円は108円30銭後半まで上昇し、クロス円も全般に買い先行で始まると思われた。しかし、その後はドル売りが強まるなど先週末に進んだドル買いの調整的な売りが入り押し戻された。
欧州時間に発表されたドイツのIfoが予想を下回ったことからユーロ売りが強まったものの、米長期金利やNYダウ先物が低下したことからドル売りが再開。また、NY時間に発表された9月の米住宅販売保留指数が0.3%と予想の0.8%を下回ったことから更にドル売りが加速した。普段は殆ど反応しないような指標に対しても反応するなど市場は神経質な展開が目立った。今日から始まるFOMCを控えポジションの調整が入りやすく、今日も神経質な展開が予想される。
今日のNY時間には発表の米耐久財受注やケースシラー住宅価格指数、消費者信頼感指数といった指標に対してもその時のポジションの偏り次第で敏感に反応しそうだ。
FOMCでは「相当な期間」が維持されるか注目されるが、今の状況で削除されることになれば株や債券が大きく下落する可能性が高く維持される可能性が高い。文言が維持されるようであれば、金利は低下しドル安に反応。株価は上昇しリスクオンからの円安が進みやすくなると考えられる。しかし、市場が安定するようであれば最終的にゼロ金利解除への思惑が高まりドル高円安へ戻ることになる。目先の動きについて行くのか、先行きの動きを見越して動くのかは明日のFOMC後の動きをみるまで分からない。だからこそ、その前にポジション調整の動きが強まることになる。

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[米ドル円]長短上昇トレンド

(米ドル円週足)

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(米ドル円時間足)

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週明けのシドニー市場でドル円は先週末のNY市場で付けた高値108円35銭を一瞬上回った。薄商いの中でシステム売買中心の動きによるものと思われる。結果的に東京市場では実需や利食いの売りが108円台で散見。日経平均株価の伸びが広がり下げ止まったものの、欧米市場にかけて下落。米長期金利が低下した事で107円60銭まで売り込まれたものの、引けにかけては買いが再び強まった。明日のFOMCを控えポジション調整が入りやすく、今日も上げたところでは売りが並んでくるだろう。週末の日銀会合では成長率が1%から0.6%に下方修正される見込みとなったが、追加緩和期待は低い。FOMCの結果次第で株価と債券の今後の動向が決定することから、ドル円は動きにくい状況が続く。
ただ、FOMCに注目が集まる程、終了すればイベントリスク自体は後退する。
日米金融政策の違いから、最終的にドル円の上昇トレンドに変化はなく下げたところでは買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:108円30銭~107円50銭(38.2%、上昇トレンドライン)

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[ユーロ米ドル]ドル安が底を支える

(ユーロ米ドル日足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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25行が不合格となったストレステストの結果は既に織り込まれていたことから週明け東京市場では寧ろユーロ買いが先行。1.2714ドルまで上昇。しかし、欧州時間に発表されたドイツIfoが103.2と予想の104.5を下回ったことで売りが強まり1.2665まで売り込まれた。その後は買戻しの動きが強まるなか米国住宅販売保留指数が予想を下回りドルが全面安となった。また、米長期金利が低下したことでユーロは対ドルでこの日の高値となる1.2723まで上昇。先週は過度な欧州経済への懸念が後退しユーロは安値圏で寄り引け同時線(十字線)が現れたことで一時的に底値圏を付けたとみることが出来る。ボリンジャーバンドの25日移動平均線で上値を抑えられているが、下降トレンドラインに向けた動きは継続。昨日のNY市場で上昇する直前のレベル1.2680付近の底堅さを確認できれば+1σの位置する1.2760付近を試す展開とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2750(61.8%)~1.2680

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[豪ドル円]BB中心線が底値サポート

(豪ドル円日足)

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(豪ドル円時間足)

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週明けシドニー市場ではドル円が窓を開けて上昇したことで豪ドル円も一時95円40銭近くまで上昇。先週末に長い下髭を出して引けたことで豪ドル円に底打ち感が出たところだけに、買いの入りやすい状況となった。しかし、米先物長期金利の低下などからドル円の売りが強まると豪ドル円も利食い売りなどで押し戻され、NY市場では一時94円75銭まで下落。全般に上値の重い展開となったが、時間足の上昇トレンドラインまでは下げきれなかった。日足のボリンジャーバンドでも中心線の25日移動平均が下値をサポートされたことで次はバンドの上限となる95円70銭(プラス1σ)を狙いに行くとみる。ただ、明日のFOMCを控え荒っぽい値動きが予想されるだけに、振り落されないように注意したい。

豪ドル円予想レンジ:95円70銭(BB上限、10月8日高値)~94円55銭(50.0%)

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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