ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-12

[全般]株式・為替市場ともに調整の動き

週明けの東京市場では前週の米雇用統計の結果からドル高の流れを引き継ぎドル円が121円85銭と7年ぶりの高値を更新して始まった。しかし、その後発表された日本のGDP改定値が予想を下回ったことで高値警戒感が高まるとドル円だけではなくクロス円も同時に下落に転じた。また、中国の11月貿易収支も輸出と輸入が大きく落ち込んだことも景気減速懸念から株価の下押し圧力となった。
欧州市場ではユーロポンドの売りから始まりポンドが対ドルで上昇。NY市場が始まると米長期金利の低下によりユーロが上昇。中国の輸入減少やイラクが対米国原油価格を引き下げたこと、そしてモルガンの原油価格が43ドルまで下落する見通しといったレポートなどから株価が急落。原油価格の下落は米経済にとってはプラス材料ではあるものの、石油関連株が下落したことを理由に利益確定の売りを誘った。NYダウは1800ドルの大台が目の前ということもあり一先ず調整の売りが出やすい状況となっている。
ドル円も120円台の大台にすんなりと乗せた後に121円後半まで急速に上昇したことで調整の動きが入ったとみられる。
特にドル高や円安の流れを変えるような材料はなく自然な巻き戻しとみている。
これまで同様な動きは何度となく繰り返していることから、今回も調整が終了したところで再び上値を試しに行くパターンに変化はない。

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[米ドル円]高値から1円60銭余り下落

(米ドル円時間足)

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週明け東京市場で付けた高値121円85銭を天井にドル円は下落に転じた。日本の7-9月期GDP改定値が予想を下回ったことや中国貿易収支の輸出と輸入の落ち込みで円の買い戻しが強まった。NY市場でも株価の下落や長期金利の低下によるドル売りが強まるなど、ドル安と円高双方の巻き戻しが入った。結果的にドル円は先週末の雇用統計発表後に付けた安値120円13銭とほぼ同レベルの120円21銭まで下落するなど100%近い窓埋めとなった。高値更新後に1円から2円近い下落というパターンが今回も繰り返されている。
これで一先ず調整が終了したとみるが、クロス円の売りも一部散見されたことでドル円の回復は暫く時間がかかりそうだ。今日もNY株価下落の流れを引き継ぎ日経平均株価が下落して始まるとみられることから前場はドル円の売り先行で始まるだろう。ただ、目先のロングが切らされたことで再び買いやすい状況だけに120円ミドル付近では買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:121円25銭(61.8%)~120円40銭

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[ユーロ米ドル]ドル安で調整の買戻し継続

(ユーロ米ドル日足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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アジア市場では殆ど動きのなかったユーロは欧州市場に入ると下落。オーストリア中銀のノボトニー総裁が「ユーロの下落は重要な副次的効果がある」と発言した事でユーロは対ドル対ポンドなどで売りが強まった。しかし、NY市場に入ると一転して上昇。NY株価が下落したことや米長期金利が低下したことでドルが全般に下落。ユーロは1.22ミドルから1.23ミドルまで100ポイント近く上昇した。1.23ミドルは先週の米雇用統計発表直前のレベルでもありほぼ窓埋めは達成。
日足のボリンジャーバンドの中心線が11月から綺麗に上値を抑えていることから下落トレンドに変化は見られない。
再び下落の流れに戻るとみて1.2350から1.2380付近では売りを出しておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.2360~1.2270

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[豪ドル米ドル]原油下落で豪ドル売り継続

(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20141209_hiashi.jpg

(豪ドル米ドル時間足)

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中国の11月貿易収支が544.7億ドルと予想の439.5億ドルを上回った。しかし、輸出の伸び率が大幅に縮小するとともに輸入が前年同月比で-6.7%と大幅下振れしたことで中国の景気減速懸念が拡大。豪ドルにとってはネガティブ材料と受け止められた。中国の景気減速は原油価格下落にもつながる。また、モルガンスタンレーが来年の4-6月に原油は43ドルまで下落するとの見通しを発表したことでWTIは63ドルまで下落。資源国通貨の豪ドルは今年最安値となる0.8259まで下落した。その後は米長期金利の低下によるドル売りが強まり買い戻しが入ったものの、先週末の終値となる0.8325が意識され上げ渋った。このレベルは時間足の下降チャネルの上限でもありフィボナッチの23.6%戻しでもある0.8325付近では売りを出しておきたい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.8325(23.6%)~0.8260

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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