ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-04

[全般]NY市場は楽観的反応だが、不安も残る

イースターで参加者不在の中発表された米雇用統計が予想を大きく下回る低調な結果となり、それに対し週明けNY市場がどう反応するのか注目が集まった。
週明けアジア市場ではややドルの買い戻しが見られたものの、大きな動きは見られなかった。というより、この日もシドニーや香港、そして欧州市場は休場ということから動きが取れなかったのだろう。
注目のNY市場は予想外に雇用統計の悪化に対して楽観的な反応を示した。
NYダウや、他のナスダックやS&Pも三指数ともに大幅上昇となるなど、米株式市場の底力を見せる結果となった。雇用の悪化により利上げ時期が後退するとの見方が強まったためとみられる。また、この日はNY連銀のダドリー総裁が講演で利上げに踏み切った場合には、そのスピードは緩やかなものになると発言したことも株価にとってはプラス材料と捉えられた。また、原油価格が1バレル52ドル台に上昇したこともエネルギー関連の株価を押し上げるなど安心感が広がった。
一方で、米長期金利は先週末の1.84から0.06%上昇し1.9%台に乗せるなど、債券市場では寧ろ利上げを織り込む形で上昇。株式市場との温度差が生じている。
この様な債券と株式市場の異なる動きがある時というのは、市場がまだ方向感を掴めていないときが多い。
今日は欧州市場も含め本格的なイースター休暇明けとなり、正常なマーケットに戻る。
昨日の主な主要通貨は先週の窓を埋めるなど、ドル安の調整が入ったものの、更にドルが上昇したわけではない。
米雇用統計に対する評価が昨日のNY市場とは反対に、ドル安に動く可能性もあり注意したい。

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[米ドル円]欧州勢参加で再び下値リスクも

(米ドル円日足)

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(米ドル円時間足)

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週明け東京市場は先週末の米雇用統計の結果を受けドルが売られた後の調整の動きからドル買いで始まった。しかし、中国やシドニー、香港といった主なアジア市場は休場ということもあり値動きは119円を挟んで小幅にとどまった。
休み明けのNY市場でも慎重なスタートとなったが、株式市場三指数ともに堅調な地合いとなり、市場には安心感が広がった。ところが、為替市場ではリスクオンによる円安の動きは見られたものの、ドル円は上昇。
長期債利回りが大幅上昇したことからドルが全面高となりドル円はこの日の高値となる119円69銭まで上昇。先週末のドル円の下落幅をほぼ完全に取り戻した格好となった。
しかし、雇用統計があれ程予想を下回ったことに対する反応としては市場には違和感が残る。今日はイースター休暇が終わり欧州勢も参加するなど通常のマーケットに戻ることから、昨日とは異なる反応を示す可能性が高い。再び悲観的な見方に戻るようであればドル円は先週末の安値118円72銭を試す展開も十分考えられる。

ドル円予想レンジ:119円83銭(4月3日高値)~118円70銭(4月3日安値)

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[ユーロ米ドル]ドル高による窓埋め

(ユーロ米ドル日足)

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(ユーロ米ドル時間足)

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東京市場では早朝からドル売りの動きが強まり1.1ドル台に乗せて始まったものの、先週末の雇用統計発表後の高値1.1026には届かず失速。その後は動意の乏しい動きが続いた。
NY市場が始まると再びユーロ買いが強まり1.1026を上抜くと1.1035まで上昇。しかし、その後米長期金利が大きく上昇しドルが全面高となったことでユーロは失速。結局、先週末のユーロ上昇の窓を埋めて引けてきた。
イースター休暇明けとなる今日の欧州市場では先週の雇用統計に対しどう反応するか注目される。米長期金利が上昇したことは不可解であり、ドルの金利が昨日の反動で低下するようであればユーロは再び先週末の高値近辺を探る展開が予想される。
一方、ギリシャはIMFへの返済期限が9日に迫り、一先ず返済を確約したものの資金繰りへの懸念は残る。
明日8日の入札が低迷すれば再び不安が拡大しユーロ売りを誘う可能性もあり、ユーロの上値も限定的とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.0975(BB上限)~1.0870(時間足50%)

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[豪ドル円]追加緩和期待から豪ドル売り強まるものの、ショートカバーも

(豪ドル円日足)

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(豪ドル円時間足)

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イースター明けのシドニー市場は早速RBA会合が開かれるなど、波乱含みのスタートになりそうだ。
先週末の米雇用統計が発表された後の動きをみると、豪ドルだけが発表後に往って来いとなっている。それだけ豪ドルの上値が重いということを示している。
今日のアジア市場では豪州小売売上やRBA会合といった豪ドル絡みの材料が多く、豪ドルに注目が集まりやすい。
今日の会合では追加緩和は見送られると予想されているが、声明で次回に追加緩和の可能性が示されるとの見方が根強い。そのため、朝方から既に豪ドル売りが先行している。ただ、ポジション的にはイースターを挟んだことでニュートラルに近いとみられることから、短期的にショートになっている可能性が高い。
もし、追加緩和の可能性が示され豪ドルが下落するようであれば、どこかでショートカバーが入るとみる。短期的に底値を拾っていきたい。

豪ドル円予想レンジ:91円20銭(4月6日高値)~89円40銭(2月3日安値)

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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