ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-06

[全般]ギリシャデフォルトショックを先取り

週明けの東京市場はギリシャのデフォルト懸念の高まりからユーロ売りが一気に加速。為替市場だけではなく世界的な株安の引き金を引いた格好だ。
ユーロは1.09ミドルまで230ポイント近く下落。ドル円も122円前半まで同時に下落したことで最も下落した通貨ペアがユーロ円であり、4円余りの大幅下落となった。
ギリシャに対しユーロが支援延長を拒否したことで俄かにデフォルトに陥る可能性が高まったためだ。本日6月30日はIMFへの15億ユーロ返済期日となり、7月5日の国民投票を前に返済不能に陥る可能性がピークに達する。株式市場もアジアから欧米市場まで全面安となりリスク回避の動きが強まった。
しかし、結果的にユーロは対ドルで下落前のレベルを上抜け、ユーロ円は往って来いとなるなど、ギリシャデフォルト懸念も織り込んだような動きを見せた。
市場はこれまでギリシャの「デフォルトは止むなし」という雰囲気があっただけに、寧ろあく抜けした観もある。実際に今回の株式やドルの動きをみると、これまでバブル的な上昇を見せたものが全て巻き戻されている。
上海総合指数や日経平均、そしてNY株式市場などがそうだ。為替ではドル円やユーロドルなど、ドル高の是正とみた方が納得はいく。
ギリシャがデフォルトに陥るという最悪のシナリオは既に先取りした格好となり、実際にデフォルトになっても昨日のユーロの安値を超えることはないとみる。
寧ろ、万が一回避できた場合には一時的にユーロやユーロ円が更に買われる可能性もある。ギリシャデフォルトによる下値リスクはかなり後退したとみてよいだろう。

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[米ドル円]ドル高修正の動きで上値重く

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USD_JPY_20150630_jikanashi2.jpg


シドニー市場でドル円は薄商いの中で一気に売りが進み122円10銭まで下落。その後窓埋めの動きが強まり123円台に乗せたものの再び122円ミドル付近まで押し戻されるなど、上値の重さが目立った。結果的にユーロなど主要通貨に対しドルが全面安の展開となっている。
また、世界的な株安がリスク回避の動きを高め、安全な円に買いが入りやすくなった。
今回の動きはギリシャ自体がリスクという事ではなく、これまで買われ過ぎた調整の動きとみることができる。そうであれば、株式市場の混乱はもう暫く続く可能性が高く、ドル円上昇には少し時間がかかるだろう。
ドル安からドル高に戻るには今週木曜日発表の米雇用統計の結果を見極めてからになりそうだ。
今日発表の米ケースシラーや明日のISM製造業景況指数などは前月から改善されていると予想される。米景気回復サインが改めて確認されるようであればドル円は再びレンジの上限を目指す展開とみる。ボリンジャーバンドの下限でもある122円前半は絶好の買いレベルとなりそうだ。

ドル円予想レンジ:123円00銭~122円20銭(BB下限)

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[ユーロ円]ドル円とユーロドル同時に下落

(ユーロ円日足)


ギリシャデフォルト懸念から週明けシドニー市場でユーロドルが急落。同時にドル円も下落したことで結果的にユーロ円の下落幅が最も大きくなった。
先週末のユーロ円終値138円35銭から一気に133円75銭まで4円60銭と大幅下落。このレベルは一目の雲の上限でもあり下げ止まった。
その後はユーロやドル円の買い戻しが入り138円台を回復するなどほぼ往って来い。上値はフィボナッチの38.2%戻しの138円10銭付近で上げ止まった。
しかし、下落前のレベルまで戻すとは予想外であり、ギリシャのデフォルト懸念はどこに消えたといったような動きだ。
結局、ギリシャ問題をきっかけにユーロのショート巻き戻しが入ったと考える方が納得がいく。
ギリシャ問題で売られたというよりも昨年夏場からの下落の巻き戻しの延長とみると、今回のユーロの下落により大方ポジションは一掃されたとみることもできる。
市場は時としてやり過ぎる傾向があるだけに、今回の下げから上昇に転じた反動による下落には注意したい。
今日はIMFへの15億ユーロ返済が滞るようであれば現実的なデフォルトに陥り、再度下値を試しに行くだろう。ただし、昨日の安値となる133円75銭を下回ることはないだろう。

ユーロ円予想レンジ: 139円00銭~136円40銭

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[豪ドル米ドル]ギリシャショックで寧ろ底値を確認

(豪ドル米ドル4時間足)


週明け早々シドニー市場ではギリシャデフォルト懸念の高まりから豪ドルは0.7583まで下落して始まった。
先週末NYの終値が0.7655付近から70ポイント程度と他の主要通貨に比べると下げ幅は比較的少ないものとなった。
ギリシャデフォルト問題は豪ドルにとって影響は少ないということもあったが、上海株価の下落などの影響が懸念された。結果的にアジア市場で買い戻しの動きが強まり下落前のレベルを上抜いた。一旦は利食い売りに押し戻されたものの、NY市場で再び買いが強まり0.77ドル台に乗せてきた。
当面の底値となる0.75台を固めるかどうか注目されていた豪ドルだが、今回の下落により寧ろ底値の堅さを確認したとみてよい。
ギリシャ問題による株価の下落が収まりリスクが後退する時が次の豪ドル上昇のタイミングとみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7750(38.2%)~0.7640(昨日NY安値)

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[全般]ギリシャ動向と米雇用統計

先週はギリシャ協議を巡り市場には不透明感が漂う中、最終的に合意に至らず今週に突入。
先週行われたユーロ圏財務相会合ではギリシャと債権団側との協議が不調に終わり、27日の財務相会合に持ち越された。この同日ギリシャは金融支援を条件に7月5日には国民投票を実施することを発表。30日のIMF債務返済期限を迎えることから、ギリシャは数日間の支援延長を要請。この結果一先ず月末のデフォルトは回避されると思われた。
しかし、EUは期限延期要求を拒否したことで、今週月曜日と火曜日にかけてギリギリの交渉が続くことになった。週明け東京市場はリスクの高まりから神経質な展開で始まると思われるが、既に市場は最悪の状況を想定してきた。
最近のユーロの動きはリスクが高まったとしても寧ろ買われる場面も見られた。また、ドル円も先週はリスクの高まりから一時123円前半まで売り込まれたものの、124円近くまで押し戻された。ギリシャリスクに対する免疫が市場全体に広がっているものの、万が一デフォルトに陥ったとすれば一時的なショックは免れないだろう。

一方、今週は米雇用統計の発表を控え、市場は再び米金融政策の行方に注目が集まる。
先週発表された米景気指標は概ね好調な結果を示し、またパウエルFRB理事が9月利上げの可能性を示した。米雇用統計は金曜日が独立記念日となるため一日前倒しで発表される。連休前という事から指標発表後にはポジション調整の動きが強まる可能性が高い。
注意しなければいけないのはNY株式市場だ。先週は週を通して69ドル安と3週ぶりに下落。ギリシャ問題や中国上海総合指数が大幅低下したことが要因とみられる。ここまでの株価上昇の調整が一段と進むようであれば利上げ観測が後退する可能性が高まる。ただ、先週末に中国が追加利下げを実施したことで、株式市場が反転する可能性が高く、そうなれば寧ろ株価上昇に繋がるものだ。
ただ、ギリシャ問題などが燻ぶるようであれば市場のセンチメントは悲観的な見方が優勢となっていることもあり、本格的な動きは来週連休明けまでお預けになるかもしれない。
いずれにしても、今週は神経質な展開となるため一方向には動きにくく、上下どちらかに偏ったところでは逆張りも考えておきたい。

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[米ドル円]レンジ相場継続

(米ドル円2時間足)


先週はギリシャとの協議進展期待からドル円は122円ミドルから上昇して始まった。また、米住宅関連など予想を上回る好調な結果を受け米長期金利が上昇。ドル円も124円38銭まで上昇。その後ギリシャ問題が再び暗礁に乗り上げたことで123円前半まで押し戻されるなど、方向感の乏しい動きが続いた。結果的に黒田けん制発言前後のレンジ122円ミドルから124円ミドルの枠を抜け出せずにいる。
今週30日はギリシャがデフォルトに陥るかどうかの分岐点となることから、リスク回避の円買いに動きやすい。しかし、木曜日には米雇用統計の発表を控えていることからポジションを一方向に傾けにくく、下値は限定的。一方、雇用統計が予想を上回ったとしても金曜日は米国が休場となることから上値もレンジの上限を超えるのは難しい。
レンジ下限の122円ミドル付近で下げ止まり感が出たところでは逆張りで攻めていくことも頭に入れておきたい。

今週のドル円予想レンジ:124円50銭~122円50銭

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[ユーロ米ドル]ギリシャデフォルトも現実味

(ユーロ米ドル日足)


先週はギリシャ協議の進展を受けユーロは堅調に始まり1.14ドル台に上昇。しかし、その後協議が決裂し再び下落に転じた。週末の財務相会合で債権団は総額155億ユーロの融資を提示し、ギリシャに改革案実施を突きつけた。一方、ギリシャは7月5日に国民投票実施をすることで6月末の支援延期を要請。しかし、債権団はこの申し入れを拒否したので週明けからユーロ売りが強まる可能性が高まっている。
しかし、最近のユーロの動きは必ずしもギリシャ不安が売りに繋がらなくなった。一部では、不安が高まるとユーロキャリーの巻き戻しが強まることからユーロ買いに反応するとの見方もある。しかし、万が一ギリシャがデフォルトに陥った場合は素直にユーロ売りに反応するとみる。
反対に、支援が延長されるようであってもその後も混乱は避けられないことから上値は限定的とみる。
テクニカル的にみると三角保ち合いが収束に向かっており、下に放れやすい状況となっている。ただ、一目の厚い雲は横這いが続いていることから、下値も雲の下限を突き破るほどの力はないとみる。下値目途は雲の上限であり38.2%戻しの1.11を割り込むと50%戻しでもあり雲の下限付近の1.1ドルになる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1440(6月18日高値)~1.0900(61.8%)

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[豪ドル米ドル]中国追加利下げで豪ドル下げ止まり?

(豪ドル米ドル日足)

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先週末に中国は政策金利と預金金利を0.25%引き下げることを決定した。
上海総合指数はこの2週間で高値から20%近く下落したことから今回の追加利下げを決定したとみられる。これを受け週明けのシドニー市場では豪ドル買いから始まると考えられる。
一方で、ギリシャのデフォルト懸念の高まりから、株価上昇が阻まれる可能性も考えられる。
そうなれば、豪ドルは4月に付けた今年安値となる0.7533を下回る可能性もゼロではない。
しかし、最近は住宅市場の改善など景気底打ち感も見られ、追加利下げの可能性は低下。
今週は中国経済指標や米雇用統計など、世界的な株価動向による豪ドルへの影響に注目。
下値ではボリンジャーバンドが下支えとなっており、下値の堅さが確認されれば買いのチャンスでもある。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7810(61.8%&6月19日高値)~0.7533(今年最安値)

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[全般]ギリシャ問題重石で神経質な展開

25日のユーロ圏財務相会合でもギリシャ問題は合意に至らず、為替だけではなく各市場も神経質な展開となっている。
財務相会合で債権団が示した修正案の断行を迫ったが、ギリシャは提案の受け入れを拒否。今回も合意に至らず27日の会合に持ち越された。
欧州時間には満場一致で合意との一部報道でユーロが買われる場面も見られたがすぐに否定されるなど、ユーロは乱高下。27日の会合でも合意に至らないようであれば6月末のIMFへの返済が滞りデフォルトに陥る可能性が高まる。市場はどこかで楽観的な見方は強いものの、万が一に備えてポジションを縮小する動きが目立った。
一方、米国景気回復の動きは堅調な地合いを示している。
この日のNY時間に発表された米5月PCEは+0.9%と予想の+0.7%を上回り、コアデフレーターも+0.1%と年率+1.2%の上昇となった。ギリシャ問題がなければ市場はドル買いに動いたと思われるが、結果的に慎重な姿勢となり株価は三指数ともに続落となった。
明日の財務相会合でも合意に至らないようであれば週明けの東京市場ではリスクオフの動きから円買いに動く可能性が高い。
ギリシャ問題はある程度織り込んではいるものの、万が一何が起こるか分からないといった不安感が積極的な取引を控えさせている。
しかし、本流である米国の9月利上げの動きは更に確実さを増しており、ドル高の流れに乗り遅れないように備えておきたい。

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[米ドル円]万が一に備え

(米ドル円2時間足)


東京市場でドル円は比較的底堅い動きが続いたが欧州市場にかけてドル円は急落。
ギリシャ支援に対するユーロ圏財務相会合が開かれる中で協議が難航。ECBがギリシャの銀行に対してELAの上限を据え置くと言った報道もあり、欧州市場では纏まったユーロ円の売りが散見。ドル円もこの動きに攣られて123円80銭付近から50銭近く下落した。
しかし、その後は米長期金利の上昇もありドル買いが優勢となり押し戻された。
NY市場では米PCEデフレーターなど好調な結果となったが市場の反応は限定的。ギリシャ問題が燻ぶる中で123円ミドルを挟んだ神経質な展開が続いている。
27日に財務相会合でギリシャ協議を再開することから、週明けにはある程度結果が出ている可能性が高い。
万が一デフォルトという結果になれば一時的に円買いが強まりかねないことから、ドルロングポジションは出来るだけ縮小しておきたい。
ただし、米利上げによるドル上昇トレンドに変化はなく、下げたところでは再びロングメークの備えはしておきたい。

ドル円予想レンジ:124円10銭~123円30銭(61.8%)

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[ユーロ円]ギリシャデフォルトも現実味

(ユーロ円4時間足)

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欧州市場が始まったところでユーロ円の纏まった売りが散見された。
ユーロ圏財務相会合が継続する中で、債権団の示す修正案をギリシャに断行するように迫ったがギリシャはこれを拒否。また、ECBがギリシャの銀行に対してELA(ギリシャ銀行に向け緊急流動性支援)の上限を据え置くことを発表するとの報道などからユーロが下落。対ドルだけではなく対円での売りが入りユーロ円は138円80銭付近から一気に137円66銭まで急落。その後急速に買い戻されるなど、荒っぽい動きがみられた。ギリシャが6月末のIMFへの返済が滞るようであればデフォルトが現実味を帯びる。ある程度市場は織り込んではいるものの、万が一の時に備えたポジション調整が入ったとみられる。
ただ、ユーロ円の上昇の流れは依然として続く中で、あくまで調整の動きとみてよいだろう。
寧ろ、昨日の振り落としで目先の底値の堅さを確認したとみる。
再度138円割れを試す展開となれば、買いを入れておきたい(137円60銭に損切りを置く)。

ユーロ円予想レンジ:139円10銭~138円00銭(38.2%)

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[ポンド米ドル]カーニーBOE総裁発言に注目

(ポンド米ドル4時間足)


ポンドは1.6ドルの大台に近づいたところで利食い売りの動きに押し戻されているが、どこかで反転のタイミングを探っている。
今日の23時45分にBOEのカーニー総裁の講演が開かれる。BOEはここにきて利上げの可能性が高まり始めているだけに、その内容に市場の注目が集まる。
米国FRBの利上げが間近に迫る中で、出口戦略がいかに難しいかをBOEも認識していると思われる。それもあり、この時点からある程度市場にメッセージを投げかけておく必要があるのだろう。
5月14日の高値1.5813を上抜いたことでもう一段の上昇が期待されたものの、ギリシャ問題などから一旦は利食い売りに押された。しかし、利上げが本格的に視野に入るようであれば1.6ドルを上抜くのは時間の問題とみる。
下値目途としては38.2%戻しとなる1.56ミドル付近、或は50%戻しとなる1.55ミドルが強いサポートとなっている。底値を確認できれば反転のタイミングとなりそうだ。

ポンドドル予想レンジ:1.5800~1.5640(38.2%)

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[全般]ギリシャ疲れでポジション調整

ギリシャに対する支援合意には至らず、流石に一喜一憂するのに疲れが見え始め、各市場は全般にポジション調整の動きがみられた。
一時合意に至るかと思われたギリシャ支援協議も暗礁に乗り上げた格好で、明日のユーロ圏首脳会議までずれ込むことになりそうだ。
明日の協議で支援合意に至ったとしても、今後もギリシャデフォルト懸念は付きまとう事を、市場もある程度織り込んでいる。それでも、万が一今回返済が滞るような場合は、リスクオフの動きから、米国債やドイツ国債、そして円といった安全資産に買いが入りやすくなる。6月末の返済が来るまでは何が起こるか分からないことから、一方向にポジションは傾けにくい。上昇が続いているNY株式市場でも昨日は三指数ともに下落するなど、ポジション調整の売りが目立った。
昨日のNY時間に発表された1-3月期米GDP確定値は予想通り-0.2%となり、改定値からは上方修正されたものの、結果的にマイナス成長となった。昨日上昇した米長期金利も下落に転じるとドルは全般に上値の重い展開となった。

今日はNY時間に米5月のPCEコア・デフレーターが発表され、0.1%と前月から横ばいになると予想される。
昨日発表された1-3月期米GDP確定値では横這いとなったが、個人消費が+2.1%と前回の1.8%から改善。デフレーターはFRBの2%物価目標にはほど遠いものの、予想通りであれば利上げ期待は継続するだろう。
ここにきて、米長期金利の動向にドルは連動する傾向がある一方で、円も日米株式市場の動向に敏感に反応している。
この動きは市場が正常な状態に戻り始めているもので、米利上げに向けた動きが近く始まる前兆と捉えてよいかもしれない。
ギリシャ問題で疲れ気味の市場だが、そろそろ次の展開に備え始めておきたい。

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[米ドル円]レンジの上限を意識

(米ドル円2時間足)


東京市場は前日のパウエルFRB理事の早期利上げ発言でドル円も124円を挟んで底堅い動きが続いた。しかし、欧州市場に入りギリシャ協議が難航していることが伝わるとユーロ円を中心に円買いの動きが強まりドル円も123円73銭まで下落した。しかし、NY市場にかけて米長期金利が上昇したことでドル円は再び上昇に転じ一時124円36銭まで買われた。このレベルは先週開かれたFOMC会合直前の高値124円43銭が意識されたことから一転して反落。米長期金利が低下したことや、NY株式の下落による円買いの動きが強まり123円76銭まで下落した。124円ミドルはかなりレンジの上限として意識されているものの、東京の安値123円73銭手前で下げ止まったという事は、既にそのレベルには買いが並んでいるとみることができる。123円ミドルに損切りを置き、このレベル付近では買いをいれてみたい。
今日の米PCEコア・デフレーターが予想を上回るようであれば再度124円ミドルを試しに行くとみるが、125円ははるか遠いレベルになった。

ドル円予想レンジ:124円60銭(61.8%)~123円60銭

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[ユーロ米ドル]ギリシャ協議再び暗礁

(ユーロ米ドル8時間足)


合意に向かって動き出したかと思われたギリシャ協議も再び暗礁に乗り上げてしまった。
ギリシャ再建案を提示した修正案をギリシャが受け入れなかったので本日25日も財務相会合が行われることになった。明日の首脳会議までギリギリの交渉が続きそうだ。しかし、ギリシャ問題が深刻化してもユーロの下値は限定的となっている。市場はギリシャが最終的にデフォルトには陥らないという見方が強いとみられる。それよりも欧州景気回復の動きやECBの金融政策に焦点が集まっているようだ。
三角保ち合いを下抜けしたものの、50%戻しとなる1.1130手前で下げ止まった。
協議で決着がつくまではユーロの底堅さは継続するとみている。今日も1.11ミドルがサポートされるようであればテンポラリーにユーロを買ってみたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1240~ 1.1130(50%)

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[米ドル南アフリカランド]長期上昇トレンドに乗る

(米ドル南アフリカランド日足)


ドルランドの上昇トレンドは継続しており、下げたとこでは長期投資としての買いを入れておきたい。
昨年の1月にSARBは政策金利を史上最低の5.0%から5.5%に7月には5.75%に引き上げてからは政策金利を据え置いている。
先日発表された1-3月期経常収支は予想以上に赤字額が減少するなど、最悪期は脱していると考えられる。今日発表の南ア5月PPIは前月から低下すると予想されるものの、それでも前年比でみると3.0%から3.3%に上昇している。
南アランドは2011年5月を底値にこれまで上昇が続いている。また、2008年10月に付けた高値11.846を今年3月に上抜いたことから次の上値ターゲットは2001年11月の高値13.81になる。
ランドロングポジションはキャピタルゲインと同時にインカムゲインを望めるランドは投資妙味がある。
もし、発表後にランド売りが強まるようであれば下値では少しずつ難平買いを入れて行きたい。

ドルランド予想レンジ:12.20~12.05(61.8%)

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[全般]ギリシャ問題回避と米景気回復でドル高

ギリシャ協議は明日明後日のEU首脳会議で大詰めを迎える中で安心感から株が全面高。同時に、米国早期利上げ期待の高まりからドルも全面高となった。
東京市場は前日の米国の上昇から日経平均株価も連日大幅高となり円安の動きが強まった。一方で、EU首脳会議でギリシャへの最終決定が行われることから、寧ろポジション調整的なユーロ売りが進んだ。
NY時間に発表された米新築住宅販売件数は54.6万件と予想の52.3万件を上回り7年ぶりの高水準となった。前日の中古住宅販売件数に続いて米国住宅市場の底堅さを改めて確認された格好だ。また、同時に発表された米5月耐久財受注は-1.8%と予想を下回ったものの、輸送機器を除いたコアは0.5%と引き続き伸びが続くなど米景気は堅調な地合いといえそうだ。
指標発表直後にパウエルFRB理事が「早ければ9月に利上げの可能性があり、その確率は五分五分」「12月には再利上げし、1年で1%の利上げが適当」と発言したことでドルは全面高となった。米長期金利は前日から0.04%上昇する一方で、株式市場はギリシャ問題の後退から3指数とも連日上昇。リスクオンによる円安と利上げ期待からのドル高が同時に進みドル円は再び124円台に乗せてきた。

ギリシャ問題は今日から26日にかけて山場となり、最終的に金融支援が実施されるとの楽観的な見方が広がった。しかし、今回の山場を凌いだとしても今後もギリシャ問題が終わらないことをマーケットも承知しており、市場は悪材料として織り込んでいると思われる。
市場の注目はギリシャ問題から米国金融政策に移り、今週中にもドル高の流れが再開する可能性が高い。

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[米ドル円]リスクオンと米利上げ期待

(米ドル円日足)


東京市場では日経平均株価の上昇によりリスク選好の円安が進行。また、ユーロがギリシャ支援で最終支援合意に至るか山場を迎えることから調整の売りが強まった。ユーロが売られたことでドルは全般に強含み、ドル円は123円前半から後半に上昇した。

NY時間に発表された米経済指標が前日同様に底堅い景気動向を示したものの、利食い売りで下押しされる場面も見られた。しかし、その直後にパウエルFRB理事が9月の利上げの可能性を示唆したことでドル円は一気に124円台に乗せ、この日の高値となる124円17銭まで上昇した。株価もギリシャ不安の後退からリスク選好の動きが強まったこともドル円の下支えとなった。パウエルFRB理事が9月利上げの可能性を示唆したこともドル円の買いを誘った。その後124円台前半から利食い売りが先行し、123円60銭付近まで押し戻されたが再度押し上げられるなど底堅さが目立つ。
結果的にドル円は122円ミドルから124円ミドルのレンジ内での動きとなったが、そろそろ上限を上抜けする可能性が高まる。
一目の雲のねじれが今日明日にも生じることや、基準線と転換線もそろそろクロスすることから変化日は近いことを示している。

ドル円予想レンジ:124円60銭(38.2%)~123円50銭

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[ユーロ米ドル]三角保ち合い下放れ


(ユーロ米ドル日足)


ギリシャが改革に前向きな姿勢を示したことから、支援協議が急速に進展を見せたものの、寧ろユーロ売りが加速している。
25-26日のユーロ圏財務相・首脳会議でギリシャへの資金支援が合意されるとの見方が広がった。しかし、最終合意に向け、寧ろ何が起こるかわからないという懸念からユーロポジションを手仕舞う動きが強まった。
ユーロはこれまでギリシャ問題が燻ぶる中でも買いが進むなど、ギリシャ問題拡大がユーロ売りに繋がらなかった経緯がある。一部でギリシャのユーロ離脱はユーロにとって寧ろプラス材料と受け止めるところも聞かれる。
いずれにしても、ギリシャ問題は一先ず後退し、次はドル中心の相場展開に変わり始めるとみる。
日足のボリンジャーバンドの中心線が位置する1.1165でユーロは辛うじて下げ止まった。
パターン的には1.14ミドルでダブルトップを形成しつつあり、ネックラインの1.0820を下抜けするとユーロ売りが再開する可能性もあり注目される。
ただ、明日明後日のユーロ圏財務相・首脳会議で支援が合意されるようであれば一旦は素直に買いが入ることになるだろう。
一先ず、この会議中は何が起こるか分からないという事から上値は限定的とみてよい。
今日の米GDP指標発表次第で、61.8%戻しの1.1050付近のサポートを試す展開とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1280~1.1050(61.8%)

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[豪ドル円]豪ドル円クロス直接の買い

(豪ドル円4時間足)


東京時間に発表された豪州1-3月期住宅価格指数は1.6%と予想の2.0%を下回ったが、発表前から既に豪ドル売りの動きが強まっていたこともあり、発表後の下げは限定的となった。しかし、その後発表の中国6月製造業PMIも予想を下回り更に売りが出たものの、下げたところでは対円で上昇。ドル円がレンジの下限から上昇に転じたこともあり、東京市場では資本筋や個人などの買いが一部散見された。ギリシャ問題が一先ず収束するとの見方からリスク選好の動きが活発化したことも豪ドル円の買いを誘ったようだ。
豪ドル円は94円ミドルから97円ミドルのレンジ相場がひと月半近く続いているが、そろそろ底固めが終了に近づいたとみる。米国利上げが本格化するようであればドル円はもう一段の上昇が期待でき、本邦からの買いが入りやすくなる。
もう暫くレンジ相場が継続するとみて、95円ミドルから下で打診買いを入れてみたい。

豪ドル円予想レンジ:96円00銭(61.8%)~95円40銭

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[全般]米利上げ期待とギリシャ不安

ギリシャ問題が山場を迎える中、好調な米国住宅販売件数を背景に米利上げ期待からのドル高が進んでいる。
ギリシャ問題解決のために開かれた緊急ユーロ圏首脳会議に対し、市場は今週中にも合意に至るとの期待感が高まり欧米株式市場は全面高となった。これを受け、リスク回避の動きから円売りの動きが強まり、ドル円は123円ミドル付近まで上昇。
しかし、ギリシャ側と債権者側からの発言は未だにすれ違いが多く、ギリシャ協議が決着するかは最後まで予断を許さない。
一方、NY時間に発表された米5月中古住宅販売件数は5.1%増と予想の4.8%増を大きく上回った。これは5年半ぶりの高い水準という事から市場は米国早期利上げ期待から長期金利が上昇。ドルは全面高となった。
株式市場も三指数ともに上昇するなど利上げに対してのアレルギーは感じられなかった。株式市場では景気回復による期待と同時に利上げ後も緩和政策を維持するとの楽観的な見方が広がったと考えられる。

イエレンFRB議長は株式や債券市場が過度に反応する懸念を示していただけに、今回のような市場の動きは利上げ環境が整い始めたことを示すものだ。
ギリシャ問題は25-26日の首脳会議に持ち越されるものの、一先ず6月末の支援に近づいているとみられる。ただ、今回債権者側からの支援が得られたとしても、今後もギリシャ問題は継続することから、市場の反応は限定的とみられる。
結局、市場の主役は米ドルであることに変わりはなく、市場の米長期金利や株価動向への注目度は高い。
今日のNY時間に発表される新築住宅販売件数が中古住宅販売と同様に予想を上回るようであれば、更に利上げ期待が高まり長期金利上昇によるドル買いが強まるとみる。
反対に、予想を下回ったとしても今の市場のセンチメントではドルの下落は限定的とみる。

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[米ドル円]レンジ相場から抜け出せず

(米ドル円2時間足)



週明け東京市場はギリシャ支援協議が山場を迎えることから、進展期待が高まり日経平均株価が上昇。ドル円はレンジの下限でもある122円ミドルを目の前に神経質な展開が続いた。
しかし、欧州市場にかけて時間外米長期金利が上昇したことでドルが全面高。ギリシャ問題に対する不透明感からユーロが下落したことも一層ドル買いに拍車をかけた。
NY時間に発表された米5月中古住宅販売件数が予想を上回り5年半ぶりの高い水準に達したことから米早期利上げ期待が高まり、一服感漂う米長期金利が再び上昇。また、NY株式市場も同時に上昇するなど、ドル高と円安双方が強まりドル円は123円40銭まで上昇した。
結局、黒田発言前後のレンジ124円ミドルから122円ミドルのレンジの下限を下回らなかった。先週は124円ミドルの高値の重さを確認し、今回は下値の堅さを確認したことで当面レンジ内での動きが継続することになるだろう。
ギリシャ協議が25-26日の首脳会議まで決着がつかないとしても、リスク回避の円高にはなりにくい。反対に、もし支援が得られるとなれば円売りが加速し、ドル円はもう一段の上値を試す展開とみる。

ドル円予想レンジ:123円70銭(61.8%)~122円90銭

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[ユーロ米ドル]三角保ち合い収束でどちらかに放れる

(ユーロ米ドル8時間足 )

EUR_USD_20150623_8jikaniashi2.jpg

昨日の緊急ユーロ圏首脳会議でもギリシャ支援の決着はつかず、結論は25日と26日の会議に持ち越された。それまでは債権者側とギリシャとの協議は継続することから、要人発言が今後も幾度となく繰り返されるだろう。市場はその都度振れやすいものの、最終的な結論が出るまでは一方向には動けない状況だ。
ユーロは6月に入りギリシャ問題の燻ぶりにも関わらず底値が切り上がっており、三角保ち合いが収束に近づいている。
6月末のIMFへの返済が迫る中で、今週中に何らかの決着がつくことは明らかだ。もし、支援を得られたとしても7月8月と大量返済が待ち構えており、ユーロの上値は限定的とみる。
また、米国早期利上げ期待が再び盛り上がってきたことで、ドル高の動きがユーロの上値を抑える。
今後もギリシャ問題は継続されることから、三角保ち合いの上限となる1.1465付近を一時的に上に抜けたとしても上昇幅は限定的となるだろう。
下に放れるとすればフィボナッチ38.2%戻しの1.12付近か、50%戻しの1.1130付近がサポートになる。

ユーロドル予想レンジ: 1.1465(5月16日高値)~1.1200(38.2%)

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[豪ドル米ドル]豪ドル高けん制発言も反応せず

(豪ドル米ドル4時間足)


週明けの早朝にエドワーズRBA理事が「豪ドルは依然として高すぎる」と発言。
週明け早朝の薄商いという事から一時的な売りがみられたものの、その後は上昇に転じるなど底堅さが目立つ。
先週のRBA議事録でも豪ドル高に対しけん制する内容が相次いだものの、市場の反応は鈍くなっている。追加緩和期待も後退し豪ドルは寧ろ、このような発言で底固めをしているようにも見える。
米長期金利の上昇により昨日のNY市場で豪ドルは押し戻されたものの、全般に底値が切り上がっている。4時間足チャートを見ても上昇チャネルは緩やかに継続しており、長期的な豪ドルの買いポジションが入り始めている可能性もある。
今日の10時半に1-3月期住宅価格指数が発表され、前月からの上昇が見込まれる。
住宅価格のインフレ懸念が高まるようであればチャネルの上限であり50%戻しでもある0.78後半を最終的に試す展開が予想される。

豪ドルドル予想レンジ:0.7950(61.8%)~0.7650

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[全般]ギリシャ不安と米経済指標

先週は米国FOMC会合や日銀政策会合、そしてギリシャ債務問題を話し合うユーロ圏財務相会合など重要なイベントが行われ、ドルは全般に上値の重い展開となった。
先週のFOMC会合では期待された利上げ時期が明示されなかったことや、利上げ後も緩和政策が継続されるとの見方が広がりドルは軟調。年内利上げの可能性は更に高まったものの、その時期を巡り今後も神経質な展開が予想される。

一方、日銀会合では黒田総裁が先日の円安けん制発言に対し否定的な発言をしたものの、円売りには限りがあった。125円台の高値を市場は当面の天井とした意識を払しょくできずに下値探りの動きが続いている。

期待とともに開かれたユーロ圏財務相会合でも債権者側とギリシャとの合意に至らず、デフォルト懸念が更に高まる状況となったもののユーロは堅調に推移。ドイツを中心としたユーロ圏全般の物価上昇や景気回復などがユーロの買いを促している。

また、英国ポンドもここにきて大幅に上昇。
先週発表された英国住宅価格や平均賃金などが予想を大きく上回り、雇用改善も示されたことで利上げ期待の高まりからポンドは上昇。更に、カーニーBOE総裁や他の委員などが早期利上げの可能性を示唆したこともポンド上昇に拍車をかけた。

<今週はギリシャ動向と米経済指標に注目>
イエレン議長は今後の経済指標は年内利上げを正当化する公算が大きいと発言したことから、今週も米経済指標次第で荒い値動きが予想される。
特に中古・新築住宅販売といった住宅関連指標は前月から増加すると見込まれる。一方、5月のPCEデフレーターは前月から横ばいと予想されるものの、予想を上回るとの見方もありドル買いのきっかけとなりそうだ。
ギリシャ問題も今週は山場を迎える。
また、6月末にIMFに対する債務返済期限が迫る中で、22日に緊急ユーロ圏首脳会議が開かれ、週内には何らかの決着がつくとみられ、その前後ではギリシャデフォルト懸念がピークに達する可能性がある。
いずれにしても、ギリシャ問題による市場リスクの高まりは株価下落にもつながり、安全通貨の円に買いが集まる可能性が高い。

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[米ドル円]米長期金利次第で下値リスク拡大

(米ドル円日足)


先週のFOMCでは利上げ時期は示されず全般にハト派色が濃い内容となりドルは全般に上値の重い展開となった。
一方、日銀の黒田総裁は先日の円安けん制発言に対し否定的な発言をするなど、火消しに回ったものの、円売りの動きは限られた。6月5日に付けた高値125円84銭は当面の高値を超えるには米国が実際に利上げを実施するまでは当面天井になったとみてよいだろう。
先週はFOMC会合にかけてドル円はじりじりと買いが進み124円43銭まで上昇。発表後は失望売りが強まり一気に下落に転じた。124円ミドルレベルは黒田総裁が円安けん制発言をする直前のレベルでありレンジの上限として意識されていた。結果的に上値の重さを確認したことから、その後はけん制発言後の安値122円ミドルを試すなどレンジ内での動きが続いている。
米国利上げ時期が9月以降という見方は依然として残るものの、それまではドルを積極的に買いづらくなったことは確かだ。今週122円ミドルの底値を意識する中で、ギリシャ問題などのリスクの高まりから一時的に割り込む可能性は高いとみる。

今週のドル円予想レンジ:124円00銭~121円50銭(61.8%)

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[ユーロ米ドル]山場を迎えるギリシャ債務問題

(ユーロ米ドル日足)


先週はFOMCの結果を受けドルが全般に売られたことからユーロは5月18日以来の高値1.1416まで上昇。しかし、次の日のユーロ圏財務相会合でギリシャと債権者側の交渉が合意に至らずユーロは押し戻された。
6月末のIMFへの16億ユーロ返済期日が迫るなか、今週月曜日には緊急ユーロ圏財務相会合が開かれ、最終協議に入る。ギリシャが合意に達しないようであれば7月1日にギリシャはデフォルトに陥る可能性が高まる。再び支払期限が先延ばしになる可能性も残るが、一時的なリスクの高まりからユーロ売りが強まる場面があるとみる。
このひと月近く続いた三角保ち合いがそろそろ今週あたり収束する可能性が高い。教科書的にみると、この保ち合いパターンは収束から上に放れるアセンディングトライアングルだが、上限となる1.14ミドル付近は相当強いレジスタンスになっている。
ギリシャ不安が高まれば安全なドイツ債に資金が集まることから、長期債利回りの低下によるユーロ売りが一時的に強まる可能性が高い。
下値目途としてはボリンジャーバンドの中心線となる1.11ミドルが最初のレジスタンスで、その下には38.2%戻しの1.11ドルが控える。
市場はギリシャ問題に対して免疫が出来始めているものの、流石にデフォルトが現実味を帯びることから、一時的な下落リスクは避けられないだろう。

今週のユーロドル予想レンジ: 1.1465(5月15日高値)~1.1100(38.2%)

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[豪ドル米ドル]保ち合い継続で底固め

(豪ドル米ドル日足)


先週公開されたRBA議事録では更なる豪ドル下落の可能性が必要とされたが、積極的な追加緩和への前向きな姿勢が示されなかった。NZドルの下落が豪ドルに波及するとの見方が強まる一方で、豪ドル買いNZドル売りの動きも断続的にみられるなど底堅さが目立った。
その後、FOMCがハト派的と見なされたのでドル売りが進んだことから豪ドルは上昇に転じた。利食い売りなどに押される場面も見られたが、ジリジリと底固めの動きが続いている。
今週火曜日には1-3月期住宅価格指数が発表され、前期の1.9%から2.1%に上方修正が見込まれる。また、この発表直後には中国製造業PMIが控え、こちらも前月から改善されると予想される。
一目の雲の下限が0.78ミドルにあり、その上の0.7880には基準線が位置しフィボナッチ50%戻しレベルなどレジスタンスがいくつかある。
ただ、底値が徐々に切り上がってきており、勢いがつけば雲の上限を試す展開が予想される。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7950(38.2%&雲の上限)~0.7650

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[全般]米経済指標に市場は神経質

未明のFOMC結果は利上げ時期が示されず、今後の米経済指標次第となったことで市場は指標発表に対し神経質な反応を示している。
FOMCでは年内利上げの見方に変化はなかったものの、利上げ後の政策金利見通しが下方修正されたことでドル売りの先行しやすい地合いが続いた。
FOMC会合後のアジアと欧州市場ではドルは軟調に推移。特にポンドの上昇が加速したことから、円やユーロに対してもドル売りが先行。市場はFOMC後の米経済指標によるNY株式市場や債券市場の反応にも注目が集まった。
NY時間に発表された米1-3月期経常収支は-1133億ドルと予想よりも赤字額が減少。同時に発表された5月のCPIコア指数も0.1%と予想の0.2%を下回った。しかし、新規失業保険申請件数は26.7万件と予想の27.7万件を下回ったことから売り買いが相殺された。その後発表された6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数と5月の景気先行指数もともに予想を大きく上回ったことからドル買い戻しの動きが強まるなど、米経済指標に一喜一憂。
強弱まちまちの経済指標結果となったが、株式市場は3指数ともに利上げが緩やかになるとの見通しから株価が上昇。一方で長期債利回りは年内利上げを見込んで上昇するなど方向感の定まらない動きとなった。
ただ、混迷を極めるギリシャ問題などもあり、ドル売りも一方向には進まなかった。
この日開かれたユーロ圏財務相会合でギリシャとの交渉が難航し、結果的に合意なしで終了したことからユーロ売りが進みドルも一先ず下げ止まった。
イエレン議長が利上げのタイミングは今後の経済指標次第としたことで、暫く米経済指標には敏感に反応しやすい状況が続くことになる。

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[米ドル円]黒田総裁発言に注目集まる

(米ドル円4時間足)


FOMC会合では利上げ時期が示されなかったことや、利上げ後の金利上昇が緩やかになるとの見方からドルが欧州市場に向けて上値の重い展開が続いた。
NY時間に発表された米経常収支やCPIが予想を下回り、この日の安値となる122円48銭まで下落した。しかし、その後は反発に転じた。この122円ミドルは黒田総裁による円安けん制発言後の安値であり、フィボナッチ50%戻しという事から意識された。
FOMC前には円安けん制発言で下落する直前のレベル124円ミドルまで上昇したものの、やはり届かなかった。今日も122円ミドルを固めるようであれば当面122円ミドルから124円ミドルのレンジに入る。
今日の注目は日銀会合後の黒田総裁発言に集まる。先日黒田総裁は国会答弁で円安けん制発言を否定するような発言を行ったが、今回も同様な内容となればドル円の底値が徐々に意識されるだろう。反対に、再び円安けん制とも取られかねない内容になれば61.8%戻しの121円ミドルまで強いサポートはみられない。

ドル円予想レンジ:124円00銭~122円45銭(6月10日安値)

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