ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-08

[全般]混乱から正常、そして米利上げへ

先週初めから中国株暴落による世界同時株安を招き、リスク回避の動きが強まった。しかし、米国経済の底力が示されたことや中国政府の追加刺激策などにより混乱から一先ず抜け出した。
中国不安は残るものの、市場の注目は再び米早期利上げへと移り始めた。
先週末に開かれたジャクソンホールのシンポジウムではフィッシャーFRB副議長は9月利上げを判断するのはまだ早いとしながら、利上げの段階に達したかどうかは次の2週間に出るデータを考慮する必要があると述べた。市場はこの発言で9月利上げの可能性があるとしてドル買いに動いた。
今週はその利上げを占ううえで最も重要な経済指標である8月米雇用統計が発表される。
市場は雇用者数が前月の21.5万人から22万人へ、失業率も5.3%から5.2%に改善されると予想。先週発表された米4-6月期米GDPは3.7%と予想の3.2%を大きく上回るなど、中国の影響を凌ぐ米経済の力が改めて示された。今回の雇用統計も予想通りであれば9月利上げはほぼ決定的とみてよいだろう。
市場は雇用統計が発表される前からドル買いを仕掛ける可能性が高い一方で、株式市場の下落懸念も高まる。先週の動揺もまだ燻ぶる中で上下に荒っぽい動きが今週も続くだろう。
しかし、先週はセリングクライマックス的な暴落となり根強く持ったポジションさえも投げさせられたとみられる。今回は、再び中長期的なドルやクロス円などのポジションを仕込もうとする動きが強まるとみる。
リスクが高まり、ドルやクロス円の売りが強まるような場面があれば買いを入れるチャンスになるだろう。

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[米ドル円]雲のねじれと米雇用統計

(米ドル円日足)


先週は中国株価暴落によるリスク回避の円買いと同時に、米早期利上げ期待の後退によるドル売りが重なりドル円は一気に116円前半へと大幅下落。
200日移動平均線やダブルトップのネックラインでもある120円ミドルは当面のサポートと見ていただけに、このレベル手前ではかなりの買いが並んでいた。結果的にこれらの損切りも巻き込みながらドル円は1日で6円近く下落するなど、セリングクライマックス的な売りとなった。しかし、この下落によりこれまで125円付近を抑えていた売りが消えたことで、次は簡単に上値を超える可能性が高まった。
既に、先週後半からドル円は安値から5円近く上昇して引けてきた。しかし、実際に買いを仕込み始めたのは120円台に入ってからとみられ、ポジションは軽い状態と考えられる。
前週ドル円が急落する時に見られた一目均衡表の雲のねじれが今週4日にも生じる。
この日は米8月雇用統計発表の日と重なることから、前回とは反対に上値を試すきっかけとなるか注目したい。

今週のドル円予想レンジ:125円00銭~120円00銭

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[ユーロ米ドル]欧米金融政策の違いによるユーロキャリー取引再開

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20150831_hiash2i.jpg

中国発の世界同時株安によるリスク回避の動きからコモディティー価格の下落にも拍車をかけた。結果として、ユーロは対ドルだけではなくカナダドルや豪ドルといった資源国通貨に対しても買いが強まった。当面のレジスタンスとみられていた1.15ドルを上抜けたことで長期的なポジションも含めた損切りを誘発。1.1710ドルまで上昇した。
しかし、中国政府の執拗な追加刺激策により中国懸念も一先ず後退。また、米早期利上げ期待が残る中でドル買い戻しがユーロを押し下げた。
今週は米8月雇用統計発表により9月早期利上げ期待が高まるようであればドル上昇のきっかけとなる。また、ECB政策会合が開かれることから、欧米の金融政策の違いが改めて意識されそうだ。そうなれば、再びユーロキャリー取引が活発となり再度1.1ドルを試す展開が予想される。
ユーロショートが切らされた後だけに、下値をサポートする買いは少なくなったとみる。
「山高ければ谷深し」ではないが、予想外に下値を切り下げる可能性もあり注意したい。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1350~1.0970(61.8%)

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[豪ドル円]中国ショックも和らぎ下値固め

(豪ドル円日足)


中国株も政府の追加利下げや資金供給、そして国家隊(政府系ファンド)の買い支えや地方債発行上限の引き上げといった政策を、次々と打ち出したことで下げ止まった。
未だ、不安定な状況が収まったわけではないが一先ず中国ショックは後退し、リスクオフによる円買いも後退。
また、1バレル38ドル付近まで下落した原油価格も週末は45ドルまで押し戻されるなど、こちらもパニック的な売りは収まった。
今回の中国ショックは特に資源国通貨の売りを誘ったことから、その反動から大きく買い戻された可能性が高いとみる。
豪ドルは対ドルだけではなく対ユーロなどによる売りが進んだが、その巻き戻しが既に入っている。
豪ドルの大きな上昇は期待できないものの、リスクオンによる円売りの動きが豪ドル円を押し上げるとみる。
テクニカルから見ると、ローソク足が長い下ヒゲを安値で伸ばし、当面の底値が示されている。
ここから底固めをしながら急落前のレベルである90円台を目指す展開が予想され、下げたところでは買いを入れておきたい。

今週の豪ドル円予想レンジ:89円60銭(50%)~85円00銭

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[全般]悲観から楽観へ

市場のセンチメントがここにきて悲観から楽観へと大きく転換した。
昨日のアジア市場では前日大きく反転したNY株式市場の動きに続いて日経平均株価も上昇。中国株式市場は軟調な地合いで始まったものの日米株価の連日の上昇を好感したのか引けにかけ買いが強まり5.4%近く上昇。心理的な節目となる3000を回復するなど、市場の悲観的なムードが急速に縮小。
NY市場でもその流れが続き、NYダウは二日で1000ドル近い上昇となった。
この日発表された米4-6月期GDP改定値は+3.7%と予想の+3.2%を大きく上回った。悲観的な見方が多かっただけに、市場はいつもより大きく反応した。
また、同時に発表された新規失業保険申請件数も予想を下回り雇用回復への期待が高まりドルは全面高となり、株価も三指数ともに大幅上昇。
今週に入り中国景気減速懸念からくる株式や為替市場の混乱により過剰とも思える悲観論が広がっていたが、ここにきて一気にそのムードが変わった。
相場はセンチメント次第で同じ指標などの発表でも全く異なる反応を示すようになる。
まだ、不安定な市場は続くと思われるが、最悪な状況は回避できた。
市場の注目は中国株価から米金融政策に移り始めている。
今日はジャクソンホールのシンポジウムでフィッシャーFRB副議長の発言に注目が集まる。今回の株や為替市場が大きく混乱したことで9月の利上げは難しいという見方が広がっているだけに、注目度は高い。利上げの可能性が示される内容であれば更にドル高の動きが加速するだろう。
反対に慎重な内容となったとしても、既にドルロングの投げが入った後だけにドルの下値は限定的とみる。

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[米ドル円]ドル高と円安同時進行

(米ドル円日足)


アジア市場では日経平均株価や上海総合指数が大幅上昇となり円売りが進んだものの、ドル円は120円台前半でもみ合いが続いた。今週に入り相場が大きく乱高下したためドル買いには慎重な動きが目立った。
しかし、NY市場が始まりGDPが予想を大きく上回ったことを好感。
前日に引き続き、株価が三指数ともに大幅上昇したことでリスク回避の動きが後退。円安の動きが強まった。
また、米長期金利が上昇したことでドルも全面高となるなど、ドル高と円安が同時に進行したことでドル円は120円ミドルを上回り121円40銭まで上昇。
これまで強いサポートとみられていた120円ミドルで一旦は上値を抑えられたものの、再び上に抜き返してきた。市場は既に弱気から強気のスタンスに変わり始めたことを示すものだ。
今日はジャクソンホールでフィッシャーFRB副議長の講演がある。
利上げに消極的な発言を行うとの見方が多く、一旦は下振れの可能性が高い。
もし、120円ミドル付近で下げ止まるようであれば買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:121円90銭(61.8%)~120円30銭

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[ユーロ米ドル]ドル高とユーロクロスの売り

(ユーロ米ドル日足)


アジア市場ではドル買いの動きが強まり1.13ドルミドルを天井に上値の重い展開が続いた。
日米株式市場の堅調な結果に刺激されたのか、下落して始まった上海総合指数も上昇に転じたことで市場の不安感が後退。
欧州市場に入ると、これまでポジションの縮小が目立ったユーロクロスの売り戻しの動きが強まったことでユーロは対ドルでも下落。
NY市場に入り米GDP改定値が予想を大きく上回り株価も大幅上昇したことでドルが全面高となった。これを受け、ユーロは1.1280ドル付近の損切りを巻き込みながら1.1205ドルまで売り込まれた。
その後は買い戻しが入ったものの、上値の重い展開は今日も続きそうだ。
市場は再び米国金融政策に注目が集まり始めており、ECBとの金融政策の違いが改めて意識される。

ユーロドル予想レンジ:1.1350~1.1120(BB中心線)

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[豪ドル円]リスク後退で本邦からの買い

(豪ドル円2時間足)


東京時間に発表された豪州4-6月期民間設備投資が-4.0%と予想の-2.5%を大きく下回ったものの、発表直後は寧ろショートカバーが入り上昇。その後は上海総合指数が下落したことで再び売りが強まった。
しかし、引けにかけて中国株価が大幅上昇に転じたことや日米株式市場も堅調に推移していたことから豪ドルは上昇に転じた。
中国や新興国景気減速懸念も一先ず最悪期を脱したとみられ、リスク選好の円売りが強まった。
GPIFがこの日発表した4-6月期運用実績では、外株・外債の買い越し額がともに前期を上回ったことが明らかとなった。市場が安定してくると本邦からの買いが再び強まるとの観測も豪ドル買いを促した模様。
また、欧州市場ではユーロ豪ドルの纏まった売り戻しが入ったことも豪ドルの押し上げ要因となった。
原油価格も昨日は大きく反発するなど、これまで売り込まれた資源国通貨に見直しの買いが入り始めている。
週末という事から上値では戻り売りが出やすいものの、下げたところでは買いを入れておきたい。

豪ドル円予想レンジ:88円10銭(61.8%)~86円30銭

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[全般]ジャクソンホールでマーケットの反転に

6日続落したNY株式市場は久しぶりに大幅反発となり、市場には一先ず安心感が広がった。
注目された昨日の上海総合指数は前日の利下げにより-1.27%と小幅下落にとどまったことで一安心。日経平均株価は+570円と大きく値を戻したことでリスク回避の動きが後退。しかし、市場の不安感が依然として燻ぶる中で不安定な動きが続いている。

NY市場では米7月耐久財受注が+2.0%と予想の-0.4%を大きく上回ったが、市場への影響は限られた。しかし、その後ダドリーNY連銀総裁が「国際情勢でダウンサイドリスクが高まり、9月利上げ決定の見通しは低下した」と発言。中国追加緩和も下支えとなりNY株式市場は大きく反発。中国景気減速懸念は燻ぶるものの、これまでの急落に対する調整の動きがみられた。
中国発の世界同時株安も昨日の反発の動きで一先ず息をついた格好だ。
昨日の上海総合指数は結果的に小幅ではあるが下落は続いていることから、今後も下落傾向が続く可能性が高い。しかし、日経平均株価やNY株式市場が上昇に転じたことは動揺が薄まり始めているサインとも受け止められる。
市場の関心は中国の景気減速が米国にどこまで影響するかに集まり始めている。
ダドリー総裁発言は株式市場では好感されたが、裏を返せば米国景気への懸念が示されたことになる。しかし今後の米経済指標次第では年内利上げの可能性もあることが示された。

今日はジャクソンホールで定例のシンポジウムが開催されるが、その中で市場の最も注目されるのがフィッシャーFRB副議長の発言だ。
ダドリー総裁と同様に今後の経済指標次第となれば、9月利上げの可能性は後退。ドル売りと同時に円買いも強まることになるだろう。
或いは、現時点では中国や新興国の影響は少なく、9月利上げの可能性が残ることを示唆するようであればドル買いに繋がる。しかし、株式市場にとってはネガティブ材料となる。
いずれにしても、利上げに向けた動きに変化がなければ米経済への信頼性は継続し、安心感に繋がる。
市場の注目が中国から米金融政策に移り始めるという事自体、徐々に安定してきていることを示すものだ。
まだ、中国懸念は残るもののそろそろ、底固めに入ったとみている。

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[米ドル円]底値固めから上昇へ

(米ドル円2時間足)


NY株価三指数ともに大幅反発した事で市場の混乱は一先ず最悪期を脱したとみてよいだろう。
注目された中国株価は前日の追加緩和を受け反発して始まったが、引けにかけて下落。小幅な下げにとどまったものの、中国株価の下落懸念は残る。一方、日経平均株価は+570円と大幅反発。ドル円は中国と日本の異なる動きで翻弄されながらも、日経平均の強さを改めて確認。それはドル円の底堅さを示すものでもある。
NY市場ではダドリー総裁発言で一時119円を割り込む動きとなったが、すぐに反発。
株式市場が三指数ともに大幅上昇となり、リスク回避の動きが後退。同時に、米長期金利が上昇に転じたことでドル買いの動きが強まった。
結果的に119円の底堅さを確認したとみてよいだろう。
今日のジャクソンホールでのシンポジウムでフィッシャーFRB副議長は、年内利上げの可能性を示すことになるだろう。
結果的にドルの下値は限られるなかで、黒田総裁から追加緩和に対する何らかの言及があれば円売りが更に強まるとみる。

ドル円予想レンジ:121円40銭(61.8%)~119円50銭

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[ポンド円]辛うじてネックラインをキープ

(ポンド円日足)


ポンド円のダブルトップネックラインとなる185円をNY時間に一時下回ったものの、終値ベースでは上回った。今回の中国ショックにより2度ザラ場で185円を下回ったものの、辛うじて終値ではキープしている。底値の堅さが確認されたとみてよいだろう。
今週に入り一目の雲のねじれがみられることから、そろそろ相場が反転する可能性が高い。
反対に、今日の終値ベースで185円を下回るようであれば24日に付けた安値183円30銭を再度試す展開とみる。
ただ、日米の株式市場が大幅反発したことで市場には安心感が広がり始めている。元々、英国景気は回復基調にあり、落ち着けば利上げ期待が再び強まるだろう。
今日のジャクソンホールにおいて、カーニー総裁発言次第では雲のねじれとなる190円台に乗せてくることも十分考えられる。

ポンド円予想レンジ:188円10銭(前日高値)~185円00銭

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[豪ドル米ドル]中国株価下落で下値リスク継続

(豪ドル米ドル時間足)

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前日に発表された中国追加緩和により、上海総合指数が大きく上昇して始まったことで豪ドルは底堅い動きで始まった。しかし、後場に入ると株価は下落に転じ、結果的に続落して引けたものの豪ドル売りは限られた。寧ろ、欧州市場では買いが進み0.71ドルミドルまで上昇するなど、中国株価の影響は薄れたとみられた。
ところが、NY市場では米ドル金利が上昇したことで豪ドル売りが再び強まり0.70ドル後半まで下落。その後は買い戻しが入ったものの、依然として上値の重い展開は継続。
時間足チャートでは下降チャネルの上限が上値を抑えており、戻し売りが出やすい状況が続いている。今日の上海総合指数が更に下落するか、ジャクソンホールでフィッシャーFRB副議長から利上げに前向きな発言があれば、月曜に付けた安値0.7050ドルを再度試す展開とみる。
もし、下抜け出来ないようであれば目先ダブルボトムを形成し、下降チャネルが終了する可能性が高い。

豪ドルドル予想レンジ:0.7150~0.7050

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[全般]中国追加緩和でも市場は半信半疑

前日の急落から一夜明けたアジア市場では一時反発も見られたが、再び失速。日経平均株価や上海総合指数の下落に歯止めがかからなかった。
ドル円やクロス円は前日の大幅安から一時反発に転じたが、アジア株全般に再び売りが強まりリスク回避による円買いの動きが強まった。
上海総合指数は節目とみられた3000を引け値ベースでも下回る2964と7.6%下落。中国政府はこの下落を重視し、政策金利で基準金利を0.25%、預金準備率を0.5%同時に引き下げることを発表。これを受けドルの買い戻しが強まりドル円も120円台に押し戻された。
NY株式市場でも中国の追加刺激策を好感し寄り付きはしっかりとした動きで始まった。しかし、中国の利下げは再び人民元の切り下げにも繋がりかねず続落した。これを受け、一旦買い戻しが入ったドルも再び下落に転じるなど中国景気の先行き不透明感は払しょくされず、不安定な動きは暫く続くとみてよい。
米国9月利上げ期待もここにきて大きく後退。早朝にはロックハート・アトランタ連銀総裁が利上げ時期をこれまで9月としていたが「今年開始」と修正するなど、利上げ期待は後退している。一方、米長期金利や原油価格、金などは上昇に転じるなど、これまでの下落に対する反動がみられた。これらの動きが修正の動きなのか、それとも反発の兆しなのかは今日の中国とNY市場の動きにかかっていると言えそうだ。
今日の上海総合指数が中国の利下げを好感し、3000を終値ベースで回復するようであれば一先ず市場には安心感が広がる。それと同時に、NY株式市場の下落を抑えることで再び利上げへの期待感が高まりドル買いが強まるだろう。
しかし、反対に、上海総合指数の下落が下げ止まらないようであれば再び月曜日の恐怖感が高まり、ドル売りが加速しかねない。

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[米ドル円]中国株価次第で買いチャンスも

(米ドル円30分足)


一日で6円近い下落となったドル円は流石に買い戻しや新たな買いが入り押し戻された。
東京市場では久しぶりに118円台で始まったことから、実需や個人の買いが入り反発。日本企業の社内平均想定レートは118円という事から、手当買いに入る動きが強まり120円台を回復した。しかし、上海総合指数が節目の3000を下回り再び大幅下落となったことでドル円も119円ミドル付近に押し戻された。
欧州時間に中国人民銀行が政策金利を引き下げるとの報道で市場に安心感が広がりドル全面高となった。ドル円も再び120円40銭近くまで上昇するなど、120円の下値の堅さが目立った。
しかし、NY市場では中国への不透明感が払しょくできず、引けにかけて株価が下落に転じたことでリスク回避の円買いの動きが強まった。
ドル円も再び120円を割り込み118円60銭まで下落するなど、上下に荒っぽい動きが続いた。
NY株価が引けにかけて下落したことで、東京市場でも株価下落は避けられずドル円も上値の重い展開が継続するだろう。ただ、最終的にドル円は上昇するとの見方は根強いだけに、下げ止まったところでは再び買いが強まるとみる。
今日の中国株価動向次第では買いのチャンスが待ち構えているのかもしれない。

ドル円予想レンジ:120円00銭~117円80銭(61.8%)

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[ユーロ円]調整の買い戻し終了

(ユーロ円4時間足)


東京市場では日経平均株価の上昇に併せる格好でクロス円が全般に底堅い動きで始まった。ユーロ円は前日のNY市場で急落する前のレベルである138円60銭付近まで一気に値を伸ばした。
しかし、後場に入ると上海総合指数の下落に伴い円の買い戻しが強まりユーロ円は再び下落に転じた。短期的なダブルトップを形成した格好となった。
NY市場では米長期金利が上昇したことでユーロは対ドルで下落幅を拡大。ドル円の下落も重なりNYの引けにかけてユーロ円はこの日の安値となる136円50銭をつけ、安値引けとなった。
調整の買い戻しが入ったことで、今日のユーロ円は再び下値を試す展開が予想される。
一先ず前日の安値136円50銭を下回るようであれば、135円まで強いサポートはみられない。

ユーロ円予想レンジ:138円30銭~136円10銭(61.8%)

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[豪ドル円]中国追加緩和でも不安感燻ぶる

(豪ドル円時間足)


東京市場では日経平均株価の上昇につれて豪ドル円の買い戻しの動きが急速に強まった。
朝方は前日のNYの下落の勢いが続き84円52銭まで下落。しかし、その後日経平均株価が上昇に転じたことで円売りの動きが強まり豪ドル円は86円85銭まで安値から2円余り上昇した。しかし、後場に入り上海総合指数が大幅下落となったことで再び円買いと豪ドル売りの動きが同時に強まり押し戻された。
欧州市場に入り中国人民銀行が政策金利の引き下げを発表。これを好感し豪ドル円は東京の高値を上抜き87円17銭まで上昇。
ところが、NY市場では株価が反転して始まったものの、引けにかけて三指数ともに下落に転じた。豪ドル円も東京の朝方の安値まで押し戻されるなど結局この日は「往って来い」となったことで、上値の重さが確認された。
今日の上海総合指数が昨日の政策金利の引き下げで下げ止まるようであれば豪ドルの下落も一先ず収まるだろう。
反対に、株価が下げ止まらないようであれば前日の安値となる82円10銭を再度試す展開が予想される。

豪ドル円予想レンジ:85円40銭~82円10銭

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[全般]株式や為替市場でパニック売り加速

中国の景気減速懸念から始まった株価の下落が止まらず、リスク回避の動きが急速に高まり世界的な株価暴落を引き起こすなど、パニック状態に陥った。
週明け東京市場では日経平均が軟調な地合いとなりドル円も上値の重い展開で始まった。
注目の上海総合指数も下落に歯止めがつかずこの日は8.5%近い大幅下落となった。前日に中国政府が年金基金に株式投資を認める対策を発表したにも拘らず、下落が止まらなかったことで市場の不安が拡大。
NY市場では、NY株式市場が三指数ともに大幅下落で始まったことや、日経平均先物が一時1300円近く下落したことなどを受けドルは全面安となった。
NYダウは開始直後ザラ場では初めてとなる1000ドル余り下落するなど、株式市場はパニック的な売りが止まらず暴落。原油価格も1バレル40ドルを割り込み37ドル台まで下落したことから、資源国通貨も対ドルだけではなく対円でも纏まった売りが出て急落した。
株式や為替市場では不安感がピークに達したことでパニック的な売りが強まるなど、いきなり想定外の動きとなった。
今回の暴落の要因は中国人民元引き下げや株価の下落に加え、米利上げ時期が迫っていたことから不安が拡大したことが挙げられる。
米利上げ期待から資金が中国や周辺の新興国から逃避し始め、そこに中国景気減速懸念が広がり株価や原油価格の下落を引き起こした。更に、ここにきて天津の爆破事故や南北朝鮮の緊張などがその不安を更に増幅させたとみられる。
結果的に、株や為替市場はパニック的な売りが売りを呼び、最後はセリングクライマックス的な売りが殺到。
今回の暴落により、一先ず昨年の夏以降買われていた短期長期の買いポジションが軽くなったとみている。寧ろ、一部では売り越しに転じたところもあるようだ。
NY市場の後場に入ると急速に株やドルの買い戻しが入り、一先ず最悪の状況は脱したようにみえる。
しかし、これだけの急落を受けてしまうと、簡単には恐怖感を払しょくすることは難しく、少なくとも当面リスクをとるのは難しくなった。
今日は昨日のドルの安値を再び試しに行く動きが強まるとみるが、底値が確認できれば買いのチャンスとなる。

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[米ドル円]想定外の下落から一夜

(米ドル円時間足)

USD_JPY_20150825_jikanashi3.jpg

週明けシドニー市場でドル円は薄商いの中で先週末のNY安値121円85銭を下回ったことでロスカットを誘発し121円前半まで下落した。その後は買い戻しが入ったものの、日経平均株価の下落とともに再び売りが強まり121円を割り込んだ。上海総合指数も引けにかけて大幅下落となりリスク回避による円買いが強まった。
ドル円は7月8日に付けた安値120円43銭を割り込み120円前半まで下落したが、120円付近では新たな買いが並び買い戻しの動きがみられた。
しかし、日経平均先物が大幅下落し、NY株式市場への懸念が高まるとドル円は損切りを巻き込みながら一気に116円16銭まで下落した。高値から5円80銭近く下落したのはリーマンショック以来となる。漠然とした不安心理が拡大し、パニック的な売りを誘発するなど、セリングクライマックスのような下落となった。
一先ず売り玉は出尽くした感もあり、最悪な状況は終わったとみるが市場の不安は高いままだ。今日の中国株価が更に下落するようであれば再度117円付近を試す展開が予想される。ただ、どう見ても過剰反応であり落ち着きを取り戻した時には117円付近は絶好の買い場とみている。

ドル円予想レンジ:119円40銭~117円00銭

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[ユーロ米ドル]資源国通貨に対するユーロの買い戻し

(ユーロ米ドル週足)


週明けアジア市場では日経平均や上海株の下落によりドル売りが進みユーロも底堅い動きが続いた。欧州市場に入りユーロは対豪ドルやカナダドルといった資源国通貨に対して買いが強まった。しかし、当面のレジスタンスとみられていた1.15ドルには売りが並び上値を抑えられた。
NY市場にかけて米長期金利が低下する中、NY株式市場が三指数ともに暴落して始まるとの見方からドルが全面安。ユーロは一気にレジスタンスを上抜けてこの日の高値となる1.1720ドルまで上昇した。中国景気不安により安全通貨としてのユーロに資金がシフトした。
一先ずパニック的な買いは収まったものの、この不安定な動きは今日も継続するとみてよい。
一目の雲に今日から突入することからボラティリティーは高まり、再度昨日の高値1.17ドル台を試しに行くとみている。

ユーロドル予想レンジ:1.1800(38.2%)~1.1500

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[豪ドル円]世界株価と資源価格の暴落でパニック売り

(豪ドル円月足)


前日の日曜日に中国政府が年金基金に株式投資を認める対策を発表したことで、期待された。しかし、週明けシドニー市場ではドル円が薄商いの中でシステム関係とみられる損切りを巻き込み下落。豪ドル円のクロスも同時に売りが強まるなど、上値の重い展開で始まった。
東京市場の引けには一旦買い戻しも見られたが、その後欧州勢がユーロ豪ドルの買いを入れたことで豪ドル売りが再び強まった。
NY市場では株価が大幅下落となりリスク回避からの円買いと同時に、資源国通貨の売りが重なり豪ドル円は急落。損切りを巻き込みながらこの日の安値となる82円10銭まで下落した。
完全にパニック状態での下げとなった反発から86円25銭まで4円余り押し戻されたが、再び下落。しかし、市場には不安感が依然として漂っており、リスク回避の円買いは暫く継続するとみる。
ここまで暴落すると、流石に買いを入れるのはリスクが高過ぎる。いずれ買いのチャンスは来るとみるが、今の段階では短期的な戻し売りが有効とみる。

豪ドル円予想レンジ:87円50銭~84円50銭

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[全般]米利上げと中国景気の不安心理拡大

先週はFOMC議事要旨がハト派的であったことや、中国発の世界同時株安が強まりドルロングの巻き戻しの動きが強まった。
先週公開されたFOMC議事要旨は利上げには原油安やドル高によるデフレ下振れリスクや、更なる雇用改善が必要とされることが明らかとなった。これを市場はハト派的と受け止めドル売りが強まった。
一方、中国が市場への資金供給を拡大したものの株式市場の下落が止まらず、世界的な株価下落を招いたことから、ドル売りが強まった。
これら不安定な動きが強まる最も大きな要因は米国が7年ぶりに金融政策のターニングポイントにあるという事だ。
昨年夏あたりから始まった米利上げ期待によるドル高や中国株など、買われ過ぎたものすべてに巻き戻しが入っていると考えられる。
この動きはあくまで修正であり、その後は再びドル買いの動きに戻るとみている。
ただ、今回の中国発の株価大幅下落はFRBの9月利上げを難しくするとの見方を一時的に高めるだろう。
市場が利上げ時期の先送り見通しを強めるようであれば、株価下落を抑える要因ともなり、いずれ歯止めが掛かることになるだろう。

<中国の株価動向と米国経済指標>
今週は中国政府が株価下落を食い止めるべく、どこまで追加刺激策を打ち出してくるか注目が集まる。それでも株価の下落を止められないようであれば更なる世界同時株安が進み、ドルの一段の下落に繋がるだろう。
それは米利上げの決定を妨げるものではあるが、FRBは一回目の利上げ時期を逸する可能性があり、メンバーからは前向きな発言が出やすい。
今週発表される米GDPや個人消費者指数といった数字の改善がみられるようであれば利上げ期待が高まる。同時に、FRBメンバーの発言などが出れば、一気にドルの買い戻しに繋がる可能性もある。
今週は中国株価とその対策、そして米利上げの思惑が重なり波乱含みの展開とみるが、ドル安は寧ろ買いのチャンスとなるだろう。

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[米ドル円]120円ミドルのネックラインと雲のねじれ

(米ドル円日足)


先週はFOMC議事要旨がハト派的と捉えられたことでドルの上値が抑えられ、中国株価下落をきっかけに大きくドル円は下落。NY株式市場も三指数ともに大幅下落となりリスク回避による円買いも強まった。また、中国や新興国の景気減速懸念から資源価格も下落。豪ドルやカナダドルといった資源国通貨が対円でも売りが強まりドル円の下落を加速させた。
今週も中国株価の下落が止まらないようであれば、ドル安円高の流れがもう一段強まることになるだろう。
先週は一目の雲のねじれが生じたことで相場の転換が意識され、ドル売りを一層強めた可能性が高い。次の下値目標としては7月7日に付けた安値120円ミドル付近が意識される。このレベルを底に125円台まで上昇。次に120円ミドルを下回るとダブルトップを形成することになる。そうなると120円を割り込み118円ミドル付近までの下落も視野に入る。
しかし、最終的な米利上げ観測に影響を及ぼすことはないとみられるだけに、120円台では新たな買いが並ぶとみている。
9月4日に再び雲のねじれがみられ、この日はちょうど米雇用統計発表の日と重なる。
それまでドルの上値も抑えられそうだ。

今週のドル円予想レンジ:123円80銭~120円40銭(7月7日安値&ネックライン)

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[ユーロ米ドル]資源国通貨に対するユーロの買い戻し


(ユーロ米ドル週足)

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中国や新興国での景気減速懸念、資源需要の低下から鉄鋼や銅、そして原油などの資源価格の下落が止まらない。これを受け、資源国通貨である豪ドルやカナダドルに対しユーロの買い戻しの動きが強まった。また、利上げ期待で買われていたポンドなどに対してもユーロの買い戻しが入った。
対ドルでもユーロは1.08ドルをダブルボトムとしたネックラインである1.1220ドルの抵抗線を上抜けしたことで買いの勢いが増している。
ユーロに目立った材料はなく、世界的な同時株安による不安感がクロスポジションの巻き戻しとしてユーロを押し上げたとみる。
今週は今年1月から続いているチャネルの上限となる1.15ドル付近を試す展開が予想される。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1480(BB上限)~1.1250

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[豪ドル円]2014年の最安値を意識

(豪ドル円週足)


中国人民銀行は2.3兆円の資金供給を先週2度実施するなど、執拗な追加刺激策が打ち出されたものの中国株価の下落は抑えられなかった。
これを受けた日経平均やNY株価などは大幅安となり、世界同時株安の様相を呈した。資源価格の下落も止まらない。原油は一時1バレル40ドルを下回り、鉄鉱石価格もピークから既に3分の1の価格まで下落。資源国通貨である豪ドルは対ドル対ユーロ、そして対円でも売りが強まった。
豪ドル円は89円33銭まで下落、一先ず今年最安値となる89円15銭手前で辛うじて下げ止まった。しかし、これだけの悪材料が出た割には豪ドルの下落幅は少なく、それだけ売り玉は既に出尽くした感もある。
今週も更なる中国株価の下落が続くようであれば、昨年2月に付けた最安値となる88円20銭付近が次のサポートレベルとして意識される。
これら一連の動きは米国の金融政策の大転換に対する不安感が引き起こしていると考えられる。不安感が払しょくされた時には豪ドル円も絶好の買い場になる。

今週の豪ドル円予想レンジ:93円00銭(BB中心線)~88円20銭(2014年安値)

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[全般]利上げ時期が迫り、予想不能の動き

昨日のNY株式市場は三指数ともに大幅安となるなど、予想不能の動きが各市場でみられ始めている。
前日公開されたFOMC議事要旨では利上げへの条件として更なる雇用や物価の改善が挙げられた。また、不安要因として中国景気減速懸念や原油安、そしてドル高が指摘されたことを受け市場は9月利上げ時期が後ずれするとの見方が高まった。
利上げ時期が先延ばしになるという事は本来米国株式市場にとってはプラス材料となるが、昨日は反対に大幅安となるなど予想外の動きとなった。
アジア市場では上海総合指数が再び3.4%下落。中国人民銀行が2.3兆円の資金供給を実施したにも拘わらず下落を止められなかったことが市場に不安感を広げたとみられる。
中国景気減速はその他の新興国の景気減速とも重なり、世界的な資源価格の下落を招いている。
原油価格は1バレル40ドル台まで下落。銅価格は高値から半値レベルへ、そして鉄鉱石を見ると3分の1にまで下落した。これにより資源国通貨である豪ドルやカナダドルといった通貨の売りが強まった。
FOMC議事要旨でドル高や原油安による物価の下振れリスクと中国景気減速懸念が指摘されていたが、それらは既に想定内のリスクといえる。
市場は米利上げ時期が目前に迫る中で、中国バブル崩壊の不安感が加わり、買われ過ぎた株やリスク商品のポジション調整が入ったと考えられる。
これら予想外の動きはそれだけ利上げ時期が迫っているという事が背景にあり、中国株価の下落がその不安感を一層拡大させたためだ。
各市場の連動性が低下しているのはそのためであり、予想不能の動きはもう暫く続くとみてよいだろう。
これらの調整が終了した後には再び市場は年内利上げを視野に動き出すことになるだろう。

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[米ドル円]雲のねじれと黒田レンジ下限

(米ドル円日足)


FOMC議事要旨公開で123円台後半に下落したドル円を東京市場では買いからスタート。
日経平均株価が下落したものの、ドル円はじりじりと124円台を回復した。しかし、その後上海総合指数が引けにかけて急速に下落したことからリスク回避による円買いが強まりドル円は再び123円台に押し戻された。
NY市場では中古住宅販売件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数が軒並み予想を上回る好調な結果を示した。しかし、市場の反応は鈍く、株価が大幅下落して始まったことからドルは寧ろ下落した。FOMC議事要旨のなかで、原油安やドル高によるインフレ下振れリスクが指摘されたことなどで不安感が拡大したと思われる。
米利上げの動きに変化はないとみるものの、利上げが目の前に迫る中でポジション調整の動きが入ったとみる。
今週に入り一目の雲のねじれが122円ミドルで生じており、この位置はフィボナッチの61.8%戻しであり黒田レンジの下限と重なる。
このレベルまでの下落は許容範囲であり、下げ止まりを確認すれば買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:123円80銭~122円80銭(50%)

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[ユーロ米ドル]1.12のレジスタンスを上抜け

(ユーロ米ドル日足)


特にユーロの買い材料があったわけではなく、この日はドル安の動きがユーロを押し上げた。
FOMC議事要旨が公開され、ドル売りが強まったことでユーロは1.1134ドルまで上昇。その後利食い売りに押し戻されたものの、東京市場が始まり再び上昇。高値の1.1134ドルを超えたところでストップの買いを誘発し1.1150ドルまで上昇。投機筋中心の相場展開でもあり一旦は押し戻されたものの欧州市場でポンドや豪ドルに対し再び上昇。
NY市場ではNY株価が3指数ともに大幅下落となり、米長期金利も低下したことでユーロは目先のレンジの上限とみられた1.1220ドル付近まで上昇。その後も買いの勢いは止まらず引けにかけてこの日の高値となる1.1248ドルまで買われている。
ボリンジャーバンドの上限を上抜いたことからバンドウォークの始まりとみて、1.12ドル割れでは買いを入れてみる。ただ、1.1150ドルを割り込むようであれば一時的な上昇となるため損切りを置いておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1280(6月29日高値)~1.1180

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[豪ドル円]中国株価と資源価格の下落に

(豪ドル円8時間足)


FOMC議事要旨が公開され一旦は下落した豪ドル円も東京市場では堅調な地合いで始まった。しかし、その後中国株価が急速に下落したことから豪ドルは欧州市場にかけて1円近く下落。中国を中心とした新興国などの景気減速懸念から資源価格下落が継続するとの見方が豪ドル売りに繋がった。
上昇トレンドラインの位置する91円を割り込んだことで損切りを巻き込みながらこの日の安値となる90円27銭まで下落した。その後は買い戻しの動きが強まりNY時間に90円97銭まで上昇。しかし、このレベルは上昇トレンドラインを割り込んだ位置でもあり、再び押し戻されている。
今日も中国株価の動向次第でもう一段の豪ドル売りリスクはあるものの、売り玉は既に出尽くした感もある。昨日のアジア市場で下落した後に買い戻しが入るという事は短期取引中心に仕掛けている可能性が高い。
昨日の安値となる90円前半で下げ止まるようであればダブルボトム形成で上昇に転じるとみる。

豪ドル円予想レンジ:91円20銭(上昇トレンドライン&38.2%)~90円20銭

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[全般]ハト派的?FOMC議事録

アジア市場では前日の中国株急落により日経平均株価も冴えない動きとなり、リスク回避で円買いの動きもみられた。結果的に上海株は1%余り上昇して引けたものの、中国景気減速懸念の燻ぶりは払しょくできなかった。
NY時間に入り米7月CPIがコアともに予想の0.2%を下回る0.1%となり、発表直後はドル売りに反応したものの、すぐに買い戻された。この日公開されるFOMC議事録を控え、市場は全般に慎重な動きが目立った。
そのFOMCでは「ほとんどのメンバーが利上げの状況は近づいていると主張」との内容をタカ派的と受け止め、公開直後はドル買いが強まった。しかし、その後「労働市場やインフレの見通しにいくらかの更なる改善が見られた際に利上げを行う」「利上げを行う準備はあるが更なるデータを待っている」との内容でドルは一転して下落。FOMCの内容が予定の15分前に公開されたことも市場に動揺を与えたことでやや過剰反応にもみえた。
市場が最終的にハト派的と捉えたのは、公開前からタカ派的との予想があったためとみられる。また、不安要因として中国景気減速や原油安の動きが一部のメンバーから指摘されていた。中国人民元の引き下げや原油が40ドル近くまで下落したのはFOMC後のことだけに、次回のFOMCでは改めて不安要因として受け止められる可能性が高い。
やや、9月利上げへの期待は後退したとの見方から、目先はドルの上値は重い展開が続く可能性がある。
ただ、今後の米経済指標がこれまで通り堅調な結果を示すようであれば、ドルロングポジションが軽くなった後だけに、買い戻しの動きが入りやすい状況だ。
今日発表の米7月中古住宅販売や景気先行指標は、FOMC議事要旨後の最初の経済指標であり注目が集まる。

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[米ドル円]三角保ち合いの下放れ

(米ドル円日足)

USD_JPY_20150820_hiashi.jpg

(米ドル円時間足)


東京市場では上海総合指数が前日の急落から一転して小幅上昇したものの、中国景気減速懸念は払しょくできずに日経平均株価が下落。これを受けドル円の上値は抑えられた。ただ、NY時間に公開されるFOMC議事要旨を控え下値も限定された。
NY時間に発表された米7月CPIとコアCPIが予想を下回ったことでドル売りが先行したものの、やはりFOMC議事要旨が意識され寧ろ下げたところでは買い戻しの動きが強まった。
その注目のFOMC議事要旨の内容を市場はハト派的と受け止めたことでドルの長期金利が低下しドルが全面安となった。ドル円も三角保ち合いからレンジの下限となる124円を下回り123円70銭まで下落。124円付近では買いが並んでいたことから、目先短期のドルロングが上値を抑えてくるだろう。
このレベルはボリンジャーバンドの下限でありフィボナッチ38.2%戻しとなり、買いを入れるチャンスとみる。

ドル円予想レンジ:124円20銭~123円40銭(BB下限、38.2%)

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