ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-09

[全般]中国市場の休場と米雇用統計を控え

為替市場は株式市場に振り回される動きが続いている。
早朝には前日のNY株式市場が大幅下落したことを受けドル安が進行。ドル円も日経平均株価が軟調な地合いで始まるとの見方から119円前半まで下落。
ところが、日経平均株価が200円近く上昇して始まったことから円売りと同時にドル買いの動きが強まりドル円は1円余り上昇。
その後も株式市場が大きく反発したことで円売りが進むなど、乱高下する中国株価を中心に為替や株式市場が振り回される動きが続いた。
結果的にこの日の上海総合指数は前日比-0.2%とほぼ変わらず引けたことで市場には安心感が広がった。また、NY市場では4日ぶりに株式市場で三指数ともに大幅高となりリスク回避の動きが後退。
また、この日発表された8月ADP雇用指数は19万人と予想の20万人を若干下回ったものの、雇用の底堅さが示されたことも株価を押し上げた。
明日発表の雇用統計では20万人前半との予想に変化はなく米長期金利が上昇。ドルも全般に底堅い動きを維持した。
今日明日と中国市場は抗日戦勝記念日で休場になることから、市場の乱高下は一先ず収まるとみられ、注目は明日の米雇用統計と週末のG20に集まる。
今回の米8月雇用統計は中国ショック前の数字であり、予想通り好調な結果となれば再び米早期利上げ観測が高まるとみている。

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[米ドル円]日経株価をにらみながら底堅い動き

(米ドル円日足)

USD_JPY_20150903_hiashi.jpg

早朝にドル円は119円22銭まで下落。
前日のNY株式市場が大幅安となり、薄商いのシドニー市場で損切りを巻き込みながらドル売りが一気に進んだためとみられる。その後はショートカバーによる買いが強まる中で、日経平均株価が上昇に転じたことでドル円も120円ミドル付近まで上昇。
しかし、後場に入り上海総合指数が下落に転じたことでドル円も119円ミドル付近まで再び押し戻された。
一方、NY市場では株価が大幅上昇となりリスク回避の動きが後退。今日の日経平均株価も大幅上昇するとの見方から既に早朝からドル円は底堅い動きで推移している。
今日明日と中国市場が休場となるため市場には安心感が広がっており、今日のドル円はもう一段の上昇が見込めそうだ。
明日は米雇用統計の発表を控えていることからボラタイルな動きに変わりはなく、上昇幅が大きければそれだけ下落幅も拡大するとみている。
利食い売りはしっかりと入れておきたい。

ドル円予想レンジ:121円20銭~119円70銭

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[ユーロ米ドル]ECBの追加利下げ期待

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20150903_hiashi.jpg

今日の欧州時間にECB理事会が開かれ、追加利下げ期待が一部で広がり始めている。
先週からの中国ショックによる株価の下落が進んだことで市場ではECBが追加緩和の可能性を示すとの観測が広がった。
ユーロは前日のNY市場で株価が大幅下落となりドル安の動きから上昇。しかし、この日のシドニー市場ではドルの買い戻しの動きが強まりユーロは押し戻された。
欧米市場ではドイツ長期債利回りが低下する一方で米長期金利が上昇。欧米の金利差拡大からユーロ売りが強まった。
今週末にはG20が開かれ、そこでは今回の株式市場の混乱を収める話し合いが行われるとみられる。ECBがその前に追加緩和を実施することは考えにくい。
既にECBに対する追加緩和期待が高まった分だけ、特にドラギ総裁から緩和への言及がなければユーロ買いが強まるとみている。

ユーロドル予想レンジ: 1.1280~1.1150(BB中心線)

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[豪ドル円]中国市場休場で安心感

(豪ドル円時間足)


前日のNY市場で引け直後に豪ドル円は強いサポートとみられた84円を割り込み83円63銭まで下落。薄商いの中で損切りを巻き込んだ模様。その後は日経株価上昇による円安が強まり84円65銭まで押し戻された。その後中国株の下落で再び83円73銭まで売り込まれたものの、欧米株式市場が堅調な地合いとなったことで再び上昇。また、原油価格の上昇も豪ドル買いを加速させた。
短期的に83円ミドル手前でダブルボトムを形成。
今日明日と中国市場が休場となり、週末にはG20が開かれる。中国ショックへの対応が話し合われるとの観測や、明日の米雇用統計も控え、今日は豪ドルのショートカバーが入りやすい地合いが想定される。

豪ドル円予想レンジ:85円90銭(61.8%)~84円40銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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