ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-11

[全般]ECB理事会と米雇用統計発表で波乱含み

先週は日本の勤労感謝の日や米国感謝祭といった祝日を挟み、ポジション調整はほぼ一巡。
薄商いの中で短期筋を中心とした取引が目立った。12月には米雇用統計発表やECB理事会、そしてFOMC会合といったビッグイベントを控え、一方向にポジションを偏らせにくい相場展開が続く。
先週末のアジア市場では今週再スタートする中国IPOによる需給懸念から上海株式市場が大幅下落となり、リスク回避の円買いと同時に豪ドルが売られた。また、欧州市場ではユーロが追加緩和期待を背景に損切りを誘発。その後NY市場で買い戻すなど、薄商いの中で思惑が先行。
今週は注目のECB理事会や米雇用統計発表の他にも中国株式市場動向や、ロシアやトルコといったテロ戦争絡みの地政学的リスクも不安材料となる。また、豪州中央銀行RBAやカナダ中央銀行BOCといった資源国の金融政策会合も開かれる。原油価格が下落傾向に向かう中でそれら中銀の金融政策次第で市場は為替だけではなく株式市場でも波乱含みの展開が予想される。

今週最も注目されるECB理事会では予想以上の追加緩和規模が議論されるとの期待から既にユーロが売り込まれている。理事会を挟んでユーロの買い戻しが強まるのか、或いは更なるユーロ下落に繋がるかに注目が集まる。いずれにしても大きな動きが期待できるイベントであることは間違いない。
また、週末には次回のFOMCでの政策に大きく影響を及ぼすと思われる11月米雇用統計が発表される。
市場予想は非農業部門雇用者数が20万人増と前回の27.1万人増から低下するものの、雇用回復の目安となる20万人の大台はキープされるとみられる。
万が一、前回の数字の反動や感謝祭などで一時的に大きく減少したとしても、単月だけの結果と見なされ、12月利上げ実施に対する見方に変化はないだろう。
株式市場の動向にも注意が必要だ。
前回のFOMC会合以来NY株式市場は金融相場から業績相場へと移行し始めており、発表後に堅調な地合いが確認されれば更に利上げ期待は高まることになる。

いずれにしても、今週は多くの注目イベントや経済指標などが目白押しとなるだけに、デイトレーダーにとっては大きく稼ぐチャンスに繋がる。

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[米ドル円]ドル高とその反動

(米ドル円4時間足)


今週は注目の米雇用統計発表とECB理事会が開かれるが、どちらも予想通りであればドル買い要因となる。しかし、既に織り込み済み状態の中で「噂で買って事実で売る」という格言ではないが、予想通りであればポジションの巻き戻しが強まるリスクも高い。
先週はテクニカル的にみると122円20銭付近の強いサポートを堅持したことで底値の堅さを確認。一旦は反発したものの123円には届かず上値の重さも目立った。市場が12月の利上げをほぼ織り込んでいることを示すものだ。今週の米11月雇用統計は予想通り雇用者数が20万人か、或いはそれ以上であれば利上げの可能性を改めて示すものとなる。しかし、10月の雇用統計の結果から既に利上げ確実と見なされ、その後高値を付けた123円75銭を今回の結果で上回ることはないだろう。反対に、予想を大きく下回るようであれば、これまでのドル買いの巻き戻しが更に強まるとみている。
また、ECB理事会でもユーロ売りを織り込んでおり、更なるサプライズ的な追加緩和が出ない限り大きく下落することは考えにくい。反対に、予想通りであればユーロ買いが強まりドル売りに繋がりかねない。
ドル円は122円20銭を下回ると三角保ち合いを下抜けし、123円後半のダブルトップを形成。
フィボナッチ38.2%戻しの121円ミドルが強いサポートになるが、このレベルを下抜けると120円90銭も視野に入る。
ただ、ドルの需要は根強いことから、ここまで大きく下げた時には買いを入れておきたい。

今週のドル円予想レンジ:123円75銭(11月18日高値)~121円50銭(38.2%)

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[ユーロ米ドル]ECB理事会でドラギ・マジックは

(ユーロ米ドル日足)


今週の木曜日には注目のECB理事会が開かれる。
今回の理事会では予想以上の規模の追加緩和策が議論されるとの一部報道が伝わった。
また、ECBに預ける資金の額に応じて2段階の金利を課すといった話も聞かれた。市場は既にそれ等の材料も含めたユーロ安を織り込み始めている。
実際に想定内の結果となれば、それ程大きなユーロの下落には繋がらないとみてよいだろう。寧ろ、材料出尽くしで買い戻しの動きも想定される。
ただ、マイナス金利を予想以上に引き下げるといったドラギ・マジックが打ち出されるようであれば一段のユーロ売りに繋がるだろう。
下値目途としては今年の安値となる1.0460となる。このレベルはボリンジャーバンドの下限も位置するだけに意識される。ただ、市場では最終的に1.0のパリティーを割り込むとの見方が根強い。

米国の利上げが改めて確信されるなど、FRBとの金融政策の違いによるユーロ買いドル売りの流れに変化はない。
大幅な調整の買い戻しが入ったとしても、最終的にユーロの売りを出しておきたい。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0900(38.2%)~1.0460(3月13日安値)

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[豪ドル米ドル]豪ドルの方向性を見極める

(豪ドル米ドル日足)


豪ドルにとって今週は今後の方向性を見極める上で重要な週になる。
今週はRBA会合から始まり、豪州7-9月期GDP、10月貿易収支といった重要指標が発表される。全般に最悪期を脱したとの見方が多く、豪ドルにとっては買い材料になりやすいとみられる。ただ、今週は中国やECB、そして米雇用統計といった外部要因が豪ドルに対し大きく影響を及ぼすと思われる。先週末には中国がIPOを今週再開することから中国株が急落。また、今週はIMFが人民元をSDR構成通貨に採用することを決定するとみられるなど、株式市場がどう反応するか注目が集まる。もし、下落が止まらないようであれば豪ドル売り、安定すれば買いに反応することになるだろう。
また、米雇用統計発表でドル高が更に強まるのか、調整のドル売りに反応するのか注目。
ECB理事会でも、ユーロ豪ドルのクロスに大きく影響を及ぼすなど、豪ドルの方向を見極める重要な週になる。
テクニカル的に三角保ち合いが収束してきており、短期的には下値が切り上がるなど、上に放れる可能性が高いようにみえる。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7380(50%、10月12日高値)~0.7070

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[全般]来月のビッグイベントを控え

昨日は米国が感謝祭で祝日という事もあり、市場は薄商いの中で動意の乏しい動きが続いた。来月のビッグイベントを控え休むも相場通り、様子見気分が広がっている。
昨日の東京時間には豪州の冴えない経済指標をきっかけに豪ドルが急落。その他の通貨は殆ど動意がなく、目立った通貨が狙い撃ちされた格好だ。
欧米市場でも同様の動きとなるなど、今日も昨日に引き続き閑散としたマーケットが予想される。
今日はブラックフライデーという事から、米国消費の行方に今後注目が集まりそうだ。
直近で発表された米国消費関連指標は冴えないものが多かったものの、今回のクリスマス商戦はテロなどがあったにも関わらず前年よりも伸びると予想されている。

12月15-16日のFOMCでは予想通り利上げが実施されるとの見方に変化はない。
ただ、来週4日に発表される米雇用統計が予想を大きく下回るようであれば、シナリオに狂いが生じる可能性もある。実際その可能性は低いものの、現時点で更にドル買いに動くのはリスクが高過ぎる。
また、米国雇用統計発表前の木曜日にはECB理事会が開かれる。
こちらも、更なる追加緩和が期待されるものの、既に大分織り込んでいる。
米国感謝祭を前に市場はポジションを縮小する動きが進んでいる。
今日も昨日に引き続き連休をとっているところも多く、方向感の乏しい動きになるだろう。
新たなポジションを持ったとしても短期的なものになることから、通常は「往って来い」になりやすい。
ただ、損切りを巻き込んだ動きの時はそのまま戻らないようになることが多く、そのような時の逆張りは危険だ。
休むも相場ではないが、来週からのビッグイベントを控え英気を養う事も必要だ。

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[米ドル円]日経株価2万円を前にドル円もみ合い

(米ドル円4時間足)


昨日の東京市場でドル円は前日のNY市場からの堅調な地合いを引き継ぎ、底堅い動きで始まった。日経平均株価も堅調に始まり心理的な節目となる2万円にあと8円まで迫った。しかし、この大台を超えていくことは出来ずに失速。
株価が2万円を超えていくようであればドル円も123円上抜けの可能性が高まったものの、利食い売りに抑えられた。
結局、欧米市場にかけても米国が祝日という事から方向感の乏しい動きは継続した。
今日もドル円は日経平均株価を睨みながらの動きになるだろう。もし、2万円の大台を超えていくようであればドル円は123円を試す展開が予想される。ただ、それでも、大きくドル円の買いポジションを積み上げる程の動きは期待できない。
123円台に乗せた時は寧ろ短期のドル売りポジションを建てたい。

ドル円予想レンジ:122円80銭(38.2%)~122円40銭

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[ポンド円]英国GDPの結果に注目集まる

(ポンド円時間足)


米国が感謝祭のため市場全体が方向感のない中で、短期筋を中心とした売り買いが目立った。
値動きとしては対ドルよりも対円の方が大きく、円を絡めた取引の方が効率がよい。
今日はロンドン時間に英国7-9月期GDP改定値が発表される。予想は前回の速報値と変わらず0.5%成長となる。
このような方向感のない市場ではちょっとした材料にも敏感に反応しやすい。
予想外の数字が発表され、どちらかに大きく動く可能性が高い。短期取引が中心ということから「往って来い」になりやすく、いきなりポジションを持っても後追いになることが多い。
ポジションを持つのであれば、どちらかに伸び切るのを待ち、逆張りから入る方がリスクは少なく効率は高いだろう。
あまり欲をかかないようにしたい。

ポンド円予想レンジ:186円00銭(38.2%)~185円10銭

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[豪ドル円]売り切り玉が上値抑える

(豪ドル円4時間足)


朝方発表された豪州7-9月期四半期民間設備投資は前期比で-9.2%と予想の-2.9%を大きく下回った。これを受け、豪ドル円は89円前半から一気に88円50銭付近まで下落。
発表された民間設備投資という指標は普段では特に注目されないものだが、材料難の時には狙われることが多い。
その後一旦は買い戻す場面も見られたが、投げきれなかったところが上値で売りを待ち構えていたことから88円38銭まで下落。その後は米国が祝日の薄商いの中で買い戻しが入ったものの、再び下落に転じている。
このような閑散な市場では売り切り玉が出ると、それが重石となるため今日も上値の重い展開が予想される。
結果的に、この売り玉を吸収するものがなければズルズルと下落が継続することになる。
ただ、中期的な上昇トレンドに変化はなく、88円付近に近づいたところでは買いを入れておきたい。

豪ドル円予想レンジ:88円80銭~88円00銭(61.8%)

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[全般]米国感謝祭でドル以外の通貨に注目

パリ同時多発テロやトルコのロシア機撃墜など、地政学的リスクが高まるものの、市場の動揺はみられず、落ち着いた動きが続いている。
今日は米国が感謝祭のため祝日となることから、既にドルや株式市場では調整が終了しドル以外の通貨に注目が集まりそうだ。

昨日は米国の重要な経済指標がいくつか発表されたが反応は限定的となった。
10月PCE(個人消費支出)は0.1%と予想の0.3%を下回った。また、コアPCEも0.0%と予想の0.1%を下回った。また、ミシガン大消費者信頼感指数も91.3と予想の93.1を下回るなど、消費の落ち込みが目立った。
一方、10月の耐久財受注は3.0%と予想の1.7%を上回った。また、住宅価格指数は0.8%と予想の0.4%を上回り、新築住宅販売件数も前月比で10.7%と予想の6.8%を大きく上回るなど住宅市場は堅調な地合いを継続。
結局、強弱入り混じる結果となったがこれで12月の利上げに影響を与えるものではなく、市場の反応はほとんど見られなかった。
今日の感謝祭を控え株や債券市場、そしてドルの動きは限定的となった。

一方、ユーロや円は比較的大きな動きを見せた。
ユーロは欧州時間に12月ECB理事会で市場予想を上回る追加緩和策が打ち出されるとの一部報道で下落。その後NY市場で買い戻されたものの、追加利下げ期待は根強く、ユーロは上値の重い展開が続いている。
ドル円も東京時間に日経株価の下落により下値を試す展開となったが、欧州株式市場が堅調な地合いとなり買い戻されるなど往って来い。全般に調整の動きが一巡したと考えられる。
NY勢は明日も休みを取り連休にするところが多いことから、今日は薄商いの中で短期取引が中心となりそうだ。
特に、豪ドル円やユーロポンドなど、ドルを除いたクロス取引に注目が集まる可能性が高い。

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[米ドル円]122円前半で下げ止まる

(米ドル円4時間足)


前日にトルコがロシア機を撃墜したことからリスクオフの円買いが進み、東京市場でもその流れが続いて始まった。また、白井日銀審議委員が「現時点では金融政策による対応を要するものではない」と発言。日銀の追加緩和期待の後退により円買いの動きを更に加速させ、ドル円は122円27銭まで下落した。
後場に入り日経平均株価の下げ幅が縮小したことや、上海株価が政策期待により上昇したことから反発はしたものの、上値は限定的となった。

欧州市場が始まりECBの追加緩和期待が高まると欧州株式市場が軒並み上昇。トルコとロシアの緊張感は感じられず、リスクオンによる円売りが再開。
NY市場にかけてこの日の高値となる122円92銭まで上昇。前日から結果的に往って来いとなった。

122円20銭を下抜けすれば123円ミドルのダブルトップを形成することになったが、辛うじて回避。このレベルはボリンジャーバンドの下限でもあり、底堅さが確認されたことで今日は上値を試す展開を予想する。
上値目途はフィボナッチ50%戻しの123円ちょうどか、61.8%戻しの123円20銭。

ドル円予想レンジ:123円20銭(61.8%)~122円40銭

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[ポンド円]底値を確認

(ポンド円4時間足)


12月のECB理事会では市場予想を上回る規模の追加緩和が議論されるとの一部報道でユーロが下落。対ドルだけではなく対ポンドでも売られたことからポンド円は上昇。
11月5日に付けた安値184円30銭が意識されたが、辛うじてその手前で反転。このレベルにはボリンジャーバンドの下限バンドが位置するなど、強いサポートになっていた。
同時にドル円も122円20銭付近のサポート手前で反発していたことから、一先ずポンド円の底値の堅さが確認された。
今日は米国が感謝祭で祝日となり、ドルの動きは鈍いことから、ポンド円などのクロス取引に注目が移りやすい。
ただ、積極的に買いを入れるだけの材料に乏しいことから、短期的に上値をどこまで伸ばすか試されそうだ。

ポンド円予想レンジ:186円60銭(50%)~185円10銭

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[南アフリカランド円/米ドル南アフリカランド]下げ止まりから反転も

(南アフリカランド円日足)

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(米ドル南アフリカランド時間足)


南ア中銀(SARB)は先週19日に政策金利を0.25%引き上げ6.25%とした。その後8円83銭まで上昇したものの、再び下落に転じた。売られた要因はドル円が下落に転じたためだ。
ランドは対ドルでみると14.16ドルでダブルトップを形成しており、目先ランド買いの動きが強まっている。
ランド円はボリンジャーバンドの中心線に沿って下落トレンドに入っているものの、バンドの幅は収束。
そろそろどちらかに放れる頃だけに、ドル円が反発すればランド円も上値を試す展開が予想される。
今日の欧州時間には南アフリカのPPIと四半期企業信頼感指数が発表される。
NYが休場となるため、市場参加者が少ない中で、指標次第では上値を試す展開が予想される。

ランド円予想レンジ:8円80銭(50%、11月23日高値)~8円65銭

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[全般]ロシア機撃墜されリスクオフ

パリ同時多発テロによる影響は限定的となり、市場は落ち着いたかに思われたが、ここにきて再び地政学的リスクが高まった。
欧州市場が始まったところでトルコがロシア軍機を領空侵犯で撃墜したとの報道が流れ、リスク回避の円買いが進んだ。これによりロシアを含んだISに対抗する協調に歪みが生じる可能性が高まった。また、トルコとのエネルギー協力にも支障が生じるとの見方から、原油価格が上昇。欧州株式市場も軒並み下落した。
NY市場も株価が100ドル近く下落して始まったが、その後原油価格が上昇したことでエネルギー関連株が底値を押し上げ、最終的には三指数ともに小幅上昇。
この日発表された米7-9月期GDP 改定値も予想通り前期比年率で2.1%と速報値からも大幅改善。
また、ケースシラー住宅価格は年率換算で5.5%と予想の5.1%を上回るなど堅調な伸びを示した。一方、消費者信頼感指数は予想を下回ったものの、市場の強気なセンチメントに押された格好だ。
指標の個別への反応は鈍いものの、結果的に米国株式市場の力強さを改めて示す動きとなった。
株式市場は12月の米国利上げを景気への明るい見通しと捉え始めているということだろう。
しかし、テロによる影響は今のところ限定的ではあるが、一触即発の状況にあることから予断を許さない。
株式市場の上昇に対しても円は当面素直に反応しにくくなった。

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[米ドル円]122円割れでダブルトップ形成

(米ドル円日足)


東京市場では米利上げ期待からドルを買い進めていたポジション調整が123円手前で入り、上値の重い展開が推移。欧州市場が始まったところでトルコがロシア機を撃墜したとの報道が入ると更に売りが加速。122円40銭まで下落。その後買い戻しが入ったものの、NY市場では株価が大きく下落して始まると再び122円35銭まで売り込まれた。
その後株式市場はエネルギー関連の株価が全体を押し上げる形で三指数ともに小幅上昇。
ドル円も一時買い戻されたものの、地政学的なリスクを背景に引けにかけて更に下落。
11月16日に付けた安値122円20銭に迫る122円31銭まで下落した。
このレベルを明確に下回るとテクニカル的には123円ミドルのダブルトップを形成することになる。ただ、このすぐ下にはボリンジャーバンドの中心線が強いサポートとして位置することから、下抜けは相当難しい。
もし、下抜けしたとしてもフィボナッチ38.2%戻しの121円ミドルが次のサポートになる。このレベルは8月末から続いたレンジの上限でもあり意識される。

ドル円予想レンジ:122円90銭~122円20銭(11月16日安値)

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[ポンド円]底値探り

(ポンド円日足)


欧州市場でユーロポンドの買い戻しが入りポンドは対ドルや対円でも下落。
欧州時間にホールデンMPC委員が「金融政策の方向性は中立スタンスで、利上げは段階的かつ限定的」と発言。
また、この後にカーニーBOE総裁は議会で「いつ金利を引き上げるかが重大な問題」「実質金利はプラスに転換しており、マイナス金利が必要だとは思わない」と発言したがポンドの下げは止まらなかった。一部でマイナス金利の可能性も囁かれるなど、利上げに対する見方は後退。しかし、ユーロの買い戻しは一時的でありECBの追加緩和が実施されるまでの調整とみてよいだろう。また、ドル円も122円付近の底は堅く、そろそろ下げ止まるようであればポンド円も底に近づいているとみることが出来る。
184円付近にはボリンジャーバンドの下限があり、フィボナッチの61.8%戻しが183円80銭付近に位置する。
昨日の安値184円30銭から184円ちょうど付近で底固めが入ればそろそろ買い場とみる。

ポンド円予想レンジ:185円50銭~184円00銭(BB下限)

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[豪ドル円]地政学的リスクに強い豪ドル

(豪ドル円日足)


ユーロ円やポンド円など主要通貨が下落する中で豪ドル円だけが堅調な地合いで推移。
トルコがロシア機を撃墜したとの報道で一時的に豪ドルは下落したが、すぐに買い戻しが入った。豪州は欧州や米国から地理的にも離れていることもあり、地政学的なリスクが比較的小さいという印象がある。
また、原油の価格が上昇すると同時にCRBインデックスも上昇するなど資源国通貨にとっては追い風となった。
この日スティーブンスRBA総裁が「金利引き下げは以前ほど効果がない」と発言するなど、追加緩和の可能性は後退。豪ドルはNY市場でも緩やかな上昇が続いた。

豪ドル円はボリンジャーバンドのバンドウォークが始まるなど、上昇トレンドに入っている。
また、フィボナッチの61.8%戻しの88円60銭を終値ベースで上抜いていることから当面上昇が継続するとみる。
ドル円の下げ止まりを確認した時が豪ドル円を買い込むタイミングとみる。

豪ドル円予想レンジ:89円20銭(8月9日安値)~88円50銭

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[全般]欧米経済指標には反応薄

東京市場が祝日で休場となった週明けアジア市場は豪ドルなど、オセアニア通貨が下落。これにつられてドル高が進みユーロは下落しドル円もストップを巻き込み上昇。
薄商いの中でドルが全面高となった。
その後欧州市場にかけてユーロの買い戻しの動きが強まったものの、NY市場では再びドル買いの動きが強まった。
NY時間に発表された米中古住宅販売件数は予想を下回るものとなったが、それ自体に反応薄。ポジションの巻き戻しを促すきっかけを作っただけで、全般に調整の域を脱していない。
欧米の金融政策の違いによるユーロ安ドル高の動きは一先ず織り込んでおり、来月のECB理事会やFOMC会合までは調整の動きが継続するとみる。

今日は注目の米7-9月期GDP改定値が発表される。
予想は前回の1.5%から2.1%に上方修正されるとみられるが、一部では予想を上回る力強い数字になるとの見方もある。
そうなれば、FRBの利上げを後押しするものとなりドル買いが強まる場面も見られそうだ。ただ、利上げ方向へのドル買いは既に織り込んでいることから、結果如何に関わらず、米経済指標に対しては一時的な反応になるだろう。
寧ろ、大きく反応するようであればその反動から「往って来い」の動きになりやすいため、逆張りも面白い。
木曜日は米国が感謝祭で祝日となるため市場は一方向にポジションを偏らせにくく、市場の反応は更に低くなるだろう。

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[米ドル円]もみ合い継続

(米ドル円2時間足)


日本が祝日で、銅や原油価格が下落傾向にある中で豪ドルやNZドルなどオセアニア通貨が下落。薄商いという事もあるが、この動きにつられてドルが全面高となりドル円は123円付近の損切りを巻き込み123円23銭まで上昇。しかし、ドル高の動きは続かず、そのまま123円台でもみ合いながらNY市場に突入。

NY市場では米長期金利が低下したことや、株式市場が利益確定などの売りに押され軟調なスタートとなった。
これを受けドル売りと同時にリスク回避の円買いが重なりドル円は122円80銭付近まで下落。その後は買い戻しが入ったものの123円台では売りが徐々に並び再び押し戻されて引けてきた。

11月6日の米雇用統計以降のドル円は123円70銭付近を天井に三角保ち合いが収束してきている。この形は下値が切り上がるいわゆる上昇トライアングルでもあり、どちらかに放れるとすれば上昇の確率が高い。
今日の米GDP改定値が予想を大きく上回るようであれば123円70銭の上抜けを試してくると思われる。ただ、上抜けたとしても積極的に買いを入れるには状況的に難しい。
「往って来い」になりやすく、跳ねたところでは売りで攻めてみたい。

ドル円予想レンジ:123円30銭~122円50銭(61.8%)

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[ユーロ米ドル]ユーロじり安継続

(ユーロ米ドル時間足)

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週明けアジア市場ではオセアニア通貨の下落につられ、ユーロドルも下落して始まった。
先週はドルやユーロの調整の動きが強まり上昇する場面も見られたが、週末にかけては再び下落に転じた。その流れもありユーロ売りが出やすい状況でもあった。
欧米の明らかな金融政策の違いからユーロ売りドル買いの動きは今後も継続するとみるが、それには来月のECB理事会の動きを見極めたいところだ。
今の時点ではECBの追加緩和をほぼ織り込んだ状態だけに、ここからのユーロの下落はかなり緩やかなものになるだろう。
昨日発表されたユーロ圏PMIは総合で54.4と4年半ぶりの高水準となったが、ユーロ買いに繋がらなかった。ユーロのショートがそれ程いないという事だろう。ただ、ここから下値を試すにはブレーキがかかったと言えそうだ。
「三歩進んで二歩下がる」の展開が今後も継続するとみて、戻したところでは売りを出しておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.0760(100%)~1.0590(前日安値付近)

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[豪ドル米ドル]底値切り上がる

(豪ドル米ドル4時間足)


先週ほぼ高値圏で引けた豪ドルは週明けアジア市場で一気に下落に転じた。
豪ドルが上昇した背景には米利上げ観測からのドル買いの調整売りが入ったこともあった。
その調整のドル売りが一巡したところで再びドルが買われたのが今回の下落の原因とみられる。結果的に豪ドルだけではなくユーロやポンド、そして円に対してもドルは全面高となった。
そのドル買いも12月の利上げをほぼ織り込んだ格好となり、ここからのドル買いには限界がある。
一方、豪州は中国の景気減速懸念なども大分織り込んだことや、雇用など国内経済も最悪期を脱し追加緩和期待は後退。日本からの投資期待もあり、下値では買いが並んでくるとみる。
昨日の安値0.71ドルミドル付近を固めるようであれば買いを入れておきたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7250(先週高値)~0.7155(38.2%)

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[全般]市場の安定はリスク通貨買い

先週はパリ同時多発テロによるリスク回避の動きとユーロ売り先行で始まった。しかし、欧米市場への影響は殆ど見られず、寧ろ株式市場は日本も含めて堅調に推移。結果的にテロは市場の底力を確認することとなりリスクオンの動きが強まった。
また、FRBメンバーによる相次ぐタカ派的な意見や、FOMC議事録の内容により12月利上げの可能性が更に高まった。ドルはほぼ利上げを織り込む格好で上昇した後は利食い売りに押されるなど、株式市場も含め全般に調整の動きが目立った。
今週月曜が日本の祝日、木曜は米国が感謝祭という事からポジション調整は大分進んだとみられる。
同時テロや、米国利上げ観測が高まっても結局日米欧の株式市場はともに底堅い動きが継続。市場の安定はリスク選好に動きやすくなることから、相対的に金利の高い通貨に資金が集まりやすくなる。既に、南アランドや豪ドルといった通貨の買いが入り始めており、今週もこれらの動きは継続するとみる。ただし、中国の株式市場には注意したい。
中国は8月のチャイナ・ブラックマンデーで中止していたIPOを再開する。このところ安定していた中国株の動向次第では再びリスク回避が強まりかねない。ただ、既に3か月が過ぎたことで市場の不安感は後退している。
今週は日米の祝日を挟むことから、市場参加者は少なく一時的に荒っぽい動きが予想される。ただ、来月にはECB理事会を皮切りにFOMCや日銀会合といったビッグイベントを控えるだけに、ポジションを一方向に傾けにくい。どちらかに大きく振れるようであれば逆張りが有効となりそうだ。
また、リスク通貨などの中長期的な買い仕込みのチャンスでもある。

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[米ドル円]レンジ相場再び

(米ドル円2時間足)


先週はパリ同時多発テロによるリスク回避の高まりからドル円は122円20銭に下落して始まった。しかし、結果的に欧米市場では景気に対する悲観的な兆候は見られず、このレベルを安値に上昇に転じた。
また、FOMC議事要旨が公開されFRBの12月利上げの可能性が更に高まったことでドルが全面高。ドル円は123円75銭の高値を付けた。しかし、利上げ期待のドル買いを織り込んだ後は利益確定などの調整売りが入り、122円63銭まで下落。
一方、米利上げで懸念されたNY株式市場は「利上げは懸念ではなく、寧ろ景気回復の兆候」といった見方もあり、底堅い動きとなった。ただ、日銀の追加緩和期待は低いことから積極的な円売りには繋がらなかった。
今週はドル高も一服し、円も方向感が掴み難いことからどちらにも動きにくくなった。
先週の高安となる123円後半から122円前半のレンジ相場とみる。

今週のドル円予想レンジ:123円80銭~122円00銭(50%)

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[ユーロ米ドル]ECB追加緩和織り込む

(ユーロ米ドル4時間足)


先週はパリ同時多発テロを受けユーロ売りが先行して始まった。しかし、反応したのはアジア市場だけで、結果的に欧米勢はテロの脅威が経済に影響を与えないとみたのだろう。株式市場は寧ろ堅調な地合いで推移し、ユーロも寧ろ下げたところでは買い戻しが入った。
ただ、FOMC議事録が公開され、米国の12月利上げの可能性の高まりからドル買いの動きも入るなど上下に揺さぶられた。
来週にはECB理事会が開かれ、予想通り追加緩和が実施されるとみられるが、既に市場はそれを織り込んでいる。ドルにしても12月利上げをほぼ織り込む格好で買いが進んでおり、双方調整の動きによる綱引き状態が続いた。
今週は米国が感謝祭で木曜日が祝日となることから、既にドルのポジション調整は一巡したとみられる。また来週にはECB理事会があり、更なる追加緩和の具体策が示されないと、ユーロの買い戻しが入る可能性が高い。
チャートを見ると10月中旬から続いた下降トレンドは一旦終了。新たに角度の緩やかな下降トレンドが始まった。
長期的には欧米金融政策の違いからのユーロドル下降トレンドに変化はないものの、目先は調整の買い戻しが入りやすくなっている。
先週の安値1.06ドル付近がサポートされるようであれば短期的に買いを入れていきたい。
下値目途は4月の安値1.05ドル前半。

今週のユーロドル予想レンジ:1.0760(50%)~1.0520(4月13日安値)

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[豪ドル米ドル]豪ドルの打診的な買い

(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20151123_hiashi.jpg

豪ドルは先週約ひと月ぶりに高値を更新。豪ドルの買いの要因は大きく三つある。
一つは世界的に株式市場が堅調な地合いとなりリスクオンが強まったためだ。
二つ目は、米国の12月利上げ期待からのドル買いが一巡し、調整の買い戻しが入ったためだ。
三つ目は豪州失業率が予想以上に改善したことで、RBAの追加緩和期待が後退したためだ。
一つ目の株式市場の動向だが、パリの同時多発テロによる影響は見られなかったものの、次にどこかの主要都市でテロが起きた場合には一気にリスクが高まる可能性も残る。
また、今週から中国のIPOが再開し、中国株式市場の動向次第ではリスクオフが強まる可能性が高い。
二つ目の米ドル利上げは、来月に実際に実施した場合には次の利上げペース次第で再びドルが上昇することになる。
三つ目も、雇用は堅調な地合いとなったが、この数字は振れが大きいことからまだ予断を許さない。
結果的に、これら三つの要因は豪ドルを積極的に買い入れるものではなく、一時的な上昇になるかもしれない。しかし、下値は今年最安値を付けた9月から切り上がってきており、また、先週は雲のねじれで上抜けしたことで、昨年の9月から一年続いた下降トレンドが終了した可能性もある。目先の上値ターゲットは10月12日に付けた高値でありフィボナッチ38.2%戻しとなる0.7380ドル付近になる。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7380(38.2%、10月12日高値)~0.7150

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[全般]ドルロングの巻き戻し継続

FOMC議事要旨が公開され、FRBの12月利上げの可能性は高まった。また、市場は多くのFRBメンバーの発言からも利上げは間違いないとの確信を得た。一先ず12月利上げに向けたドル買いは一巡したことから、利益確定のドル売りの動きが強まっている。

NY時間に発表された11月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が+1.9と予想の-0.3を大きく上回ったものの、ドル買いの動きはなかった。既に、市場が利上げを見込んでドルロングが積み上がっていることを示すものだ。
ロックハート・アトランタ連銀総裁が「利上げの軌道が比較的ゆっくりしたものになる」と発言したことでドルの上値は抑えられた。市場では利上げ後のペースに注目が移り始めている。

また、この日行われた日銀会合では現状維持が決定されたことで当面追加緩和はないとの見方から円の買い戻しが強まった。当面円安材料が乏しくなるものの、潜在的な追加緩和の可能性が残ることから円買いも限定的とみる。

ECBの追加緩和期待は原油価格の下落が更に高まったが、ユーロもショートポジションが積み上がっていることや、同時にドル安に下値を支えられた。
今日は週末で連休前という事から、株式市場も含め一段の巻き戻しが入りやすい。
ただ、FRBの利上げとECBの追加緩和という明確な金融政策を背景に、最終的に元の流れに戻ることになる。
巻き戻しの動きは寧ろポジションを再度仕込むチャンスでもある。

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[米ドル円]日銀の現状維持で円買い戻し

(米ドル円4時間足)

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日銀会合が昼過ぎに終了。現状維持を8対1の賛成多数で決定したことが発表されるとドル円は123円50銭から123円20銭まで下落した。
追加緩和への期待は殆どなかったものの、ドル円のロングポジションが積み上がっていたとみられる。FOMC議事録で12月利上げがほぼ確実となったことで巻き戻しのタイミングを探っていた模様。
黒田総裁の記者会見でも目新しい内容は見られなかったことから、当面追加緩和の可能性は後退したとみてよいだろう。
欧州からNY市場にかけてもドルは軟調な地合いで推移。
NY株式市場が前日大幅高となった反動もあり、やや軟調な地合いで始まった。また、前日上昇した債券利回りも低下したことでドル円の売りが再開。123円を割り込むと断続的に損切りを巻き込みながら122円63銭まで下落。その後は巻き戻しの動きも見られたが全般に上値の重い展開が続いている。
明日から日本は連休に入ることから、今日もポジションの巻き戻しが入りやすい展開が予想される。123円台に戻したところでは短期的にドルショートも面白そうだ。

ドル円予想レンジ:123円20銭~122円40銭(38.2%)

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[ユーロ米ドル]原油価格の下落が追加緩和を後押し

(ユーロ米ドル4時間足)

EUR_USD_20151120_4jikanashi.jpg

未明に公開されたFOMC議事要旨で、FRBの12月利上げがほぼ確信されたことからドルが全面安。
東京市場では朝方からユーロ買い戻しの動きが活発となり1.07ドル台に上昇。
その後は利食い売りも見られ、欧州勢もユーロ買いでスタートしたが1.07ドル台では押し戻された。
NY時間に入りECB議事要旨が公開され、改めて12月の会合での追加緩和の可能性が示された。しかし、ユーロ売りは既に織り込んでいたこともあり、寧ろ利食い売りのタイミングとなった。
NY市場が後場に入ると再びドルロングの巻き戻しが強まると、ユーロドルも1.070ドル付近の損切りを巻き込み1.0760ドルまで上昇。特にユーロ買い材料があるわけではなく、単なるポジションの巻き戻しが先行しやすい地合いが続いた。
一方、原油価格はこの日一時40ドルを割り込むなど、上値の重い展開が続いている。
この動きが継続するとユーロ圏の物価の下押しに繋がり、12月の理事会ではかなり積極的な緩和を打ち出す可能性が考えられる。
巻き戻しが終われば再び下落基調に戻るとみられ、そのタイミングを外さないようにしたい。

ユーロドル予想レンジ:1.0720(50%)~1.0600(前日安値)

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[豪ドル米ドル]一目の雲を上抜ける

(豪ドル米ドル日足)


FOMC議事要旨が公開される前に豪ドルドルはポジションの巻き戻しと思われる売りが強まり0.7070ドル付近まで下落。しかし、議事要旨が公開され米ドルが全面安となり豪ドルは反発。日経平均株価が大幅上昇となったことや、中国が金融機関向け貸出金利(SLF)引き下げを決定したことなどを好感。豪ドルドルは0.7170ドル付近まで上昇したが、このレベルは一目の雲のねじれのレベルでもあり一旦は押し戻された。
しかし、NY市場では米ドルが再び下落に転じたことで一気に雲を上抜き0.7210ドルまで上昇。
FRBの利上げに対し株式市場がこれまでのように下落には繋がらず、寧ろ上昇するなど市場の環境に変化が現れた。市場の安定はリスクオンに繋がることから、リスク通貨である豪ドルに買いが集まりやすくなった。
また、8月のチャイナショックから来週で3か月が過ぎ、中国懸念も和らぐ中で豪ドル買いに向かいやすくなった。
ただ、コモディティー価格の低迷は依然として続くことから積極的な買いは未だ出にくい。
一先ず、米ドルの巻き戻しが終了するまでは豪ドル買いは継続するとみてよいだろう。
最終的な上値目標は10月に付けた高値0.74ドル付近になる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7250(61.8%)~0.7160

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[全般]米国利上げは懸念から期待へ

昨日のFOMC議事要旨では殆どのメンバーが12月利上げに前向きな姿勢を示していたことが明らかになりドルが全面高となった。
パリの同時多発テロを受け、一時世界が動揺する場面も見られたが、それも一時的なものとなり市場にはリスクオンの動きが強まっている。

週が明けて既に3日間が過ぎたが、結果的に世界の株式市場は堅調な推移を辿り、各国株式市場も全くと言ってよいほど動揺は見られていない。寧ろ、このようなテロでも安定していたことが好感されたのか上昇が加速するところも見られる。
各国金融政策の動向もテロ前の状況に完全に戻り、ドル高とユーロ安の流れが継続。特にドル高の動きが加速している。

昨日のNY市場で発表された米住宅着工件数は7か月ぶりの低水準となったが、同時に発表された建設許可件数は予想を上回っており、全体的にみると住宅市場の改善は継続。
この日はFOMC議事録が公開される前から複数のFOMCメンバーが利上げに前向きな姿勢を示していた。
ロックハート・アトランタ連銀総裁、ラッカーリッチモンド連銀総裁、メスター・クリーブランド連銀総裁、そしてダドリーNY連銀総裁などから労働市場や物価状況などは利上げの条件を満たしているといった発言が相次いだ。

FOMC議事録では予想通りほとんどのメンバーが「世界経済や見通しが12月会合での利上げを正当化する可能性が高い」としたことで公開直後ドルは全面高。しかし、既に声明文でも発表前のメンバー発言などからほぼ織り込んでいたことから直ぐに利食い売りが強まった。
通常であれば株式市場は利上げに対してネガティブ材料となるものだが、この日は違った。
NY株式市場は三指数ともに大幅上昇となるなど、利上げは「懸念」から「期待」に変わった。
FRBの大きな懸念の一つであった、利上げ後の市場の混乱はこれでほぼ解消されたことになる。
しかし、ここからは寧ろドル高に対する調整の動きが強まりそうだ。
ドルは既に12月利上げを織り込む格好で買いが積み上がっており、今後は寧ろ利食い売りのタイミングを探る展開が予想され、ちょっとしたネガティブ材料にも注意が必要だ。

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[米ドル円]黒田総裁記者会見には要注意

(米ドル円30分足)

USD_JPY_20151119_30minashi.jpg

ドル円は123円ミドル手前でもみ合いが続いていた。しかし、日経平均株価が後場に入り下落に転じたこと、上海総合指数も弱含みで推移していたことでドル円も利食い売りに押され123円23銭まで下落。しかし、123円付近には纏まった買いが並んでいたとの情報もあり、下げ渋った。
NY市場では複数のFOMCメンバーが12月利上げの可能性を示唆したことで再びドル円は上昇。123円50銭を上抜け123円60銭を付けた。
その後FOMC議事録が公開されるとドル円は123円75銭まで上昇。多くのメンバーが12月の利上げに前向きな姿勢を示していたことでドルが全面高。しかし、これらの内容は既に声明でも示されておりすぐに押し戻された。
この結果、12月の米利上げを市場はほぼ織り込んだと言える。ここからは円売りの材料がないと、一時的な勢いから上昇しても124円を超えていくのは難しくなったとみる。
今日は日銀会合後に黒田総裁記者会見が控えている。前回の内容を踏襲する格好で追加緩和に関する具体的なものは示されることはないだろう。ただ、市場は目先ドルロングが積み上がっており、ちょっとした内容でもドル売りに反応しやすくなっている。
もし、124円付近まで上昇するようであれば利食い売り、若しくは短期的なドルショートで攻めてみたい。

ドル円予想レンジ:123円90銭~123円00銭(50%)

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