ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2015-11

[全般]米国感謝祭でドル以外の通貨に注目

パリ同時多発テロやトルコのロシア機撃墜など、地政学的リスクが高まるものの、市場の動揺はみられず、落ち着いた動きが続いている。
今日は米国が感謝祭のため祝日となることから、既にドルや株式市場では調整が終了しドル以外の通貨に注目が集まりそうだ。

昨日は米国の重要な経済指標がいくつか発表されたが反応は限定的となった。
10月PCE(個人消費支出)は0.1%と予想の0.3%を下回った。また、コアPCEも0.0%と予想の0.1%を下回った。また、ミシガン大消費者信頼感指数も91.3と予想の93.1を下回るなど、消費の落ち込みが目立った。
一方、10月の耐久財受注は3.0%と予想の1.7%を上回った。また、住宅価格指数は0.8%と予想の0.4%を上回り、新築住宅販売件数も前月比で10.7%と予想の6.8%を大きく上回るなど住宅市場は堅調な地合いを継続。
結局、強弱入り混じる結果となったがこれで12月の利上げに影響を与えるものではなく、市場の反応はほとんど見られなかった。
今日の感謝祭を控え株や債券市場、そしてドルの動きは限定的となった。

一方、ユーロや円は比較的大きな動きを見せた。
ユーロは欧州時間に12月ECB理事会で市場予想を上回る追加緩和策が打ち出されるとの一部報道で下落。その後NY市場で買い戻されたものの、追加利下げ期待は根強く、ユーロは上値の重い展開が続いている。
ドル円も東京時間に日経株価の下落により下値を試す展開となったが、欧州株式市場が堅調な地合いとなり買い戻されるなど往って来い。全般に調整の動きが一巡したと考えられる。
NY勢は明日も休みを取り連休にするところが多いことから、今日は薄商いの中で短期取引が中心となりそうだ。
特に、豪ドル円やユーロポンドなど、ドルを除いたクロス取引に注目が集まる可能性が高い。

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[米ドル円]122円前半で下げ止まる

(米ドル円4時間足)


前日にトルコがロシア機を撃墜したことからリスクオフの円買いが進み、東京市場でもその流れが続いて始まった。また、白井日銀審議委員が「現時点では金融政策による対応を要するものではない」と発言。日銀の追加緩和期待の後退により円買いの動きを更に加速させ、ドル円は122円27銭まで下落した。
後場に入り日経平均株価の下げ幅が縮小したことや、上海株価が政策期待により上昇したことから反発はしたものの、上値は限定的となった。

欧州市場が始まりECBの追加緩和期待が高まると欧州株式市場が軒並み上昇。トルコとロシアの緊張感は感じられず、リスクオンによる円売りが再開。
NY市場にかけてこの日の高値となる122円92銭まで上昇。前日から結果的に往って来いとなった。

122円20銭を下抜けすれば123円ミドルのダブルトップを形成することになったが、辛うじて回避。このレベルはボリンジャーバンドの下限でもあり、底堅さが確認されたことで今日は上値を試す展開を予想する。
上値目途はフィボナッチ50%戻しの123円ちょうどか、61.8%戻しの123円20銭。

ドル円予想レンジ:123円20銭(61.8%)~122円40銭

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[ポンド円]底値を確認

(ポンド円4時間足)


12月のECB理事会では市場予想を上回る規模の追加緩和が議論されるとの一部報道でユーロが下落。対ドルだけではなく対ポンドでも売られたことからポンド円は上昇。
11月5日に付けた安値184円30銭が意識されたが、辛うじてその手前で反転。このレベルにはボリンジャーバンドの下限バンドが位置するなど、強いサポートになっていた。
同時にドル円も122円20銭付近のサポート手前で反発していたことから、一先ずポンド円の底値の堅さが確認された。
今日は米国が感謝祭で祝日となり、ドルの動きは鈍いことから、ポンド円などのクロス取引に注目が移りやすい。
ただ、積極的に買いを入れるだけの材料に乏しいことから、短期的に上値をどこまで伸ばすか試されそうだ。

ポンド円予想レンジ:186円60銭(50%)~185円10銭

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[南アフリカランド円/米ドル南アフリカランド]下げ止まりから反転も

(南アフリカランド円日足)

ZAR_JPY_20151126_hiashi.jpg

(米ドル南アフリカランド時間足)


南ア中銀(SARB)は先週19日に政策金利を0.25%引き上げ6.25%とした。その後8円83銭まで上昇したものの、再び下落に転じた。売られた要因はドル円が下落に転じたためだ。
ランドは対ドルでみると14.16ドルでダブルトップを形成しており、目先ランド買いの動きが強まっている。
ランド円はボリンジャーバンドの中心線に沿って下落トレンドに入っているものの、バンドの幅は収束。
そろそろどちらかに放れる頃だけに、ドル円が反発すればランド円も上値を試す展開が予想される。
今日の欧州時間には南アフリカのPPIと四半期企業信頼感指数が発表される。
NYが休場となるため、市場参加者が少ない中で、指標次第では上値を試す展開が予想される。

ランド円予想レンジ:8円80銭(50%、11月23日高値)~8円65銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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