ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-04

[米ドル円]円高への反動とリスクオンの円安

(米ドル円時間足)

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OPECと非加盟国との増産凍結協議が物別れとなったことで週明け東京市場では一気に円高が進んだ。
先週末のG20声明では特に円高阻止の文言もなく、ルー米財務長官の円安誘導をけん制する発言も加わり、ドル円は108円前半まで下落して始まった。その後は日経平均株価が600円近い下落となり、ドル円も107円84銭を付けた。原油先物価格が一時1バレル37ドル台に下落したことから資源国通貨を中心としたクロス円の売りも上値を抑えた。
しかし、急速に進んだ円高に対する反動もあり、欧州市場に入ると108円台に押し戻された。
欧米市場では東京市場程の悲観的な見方はなく、各国株式市場は堅調に推移。
NY市場では原油価格は39ドル台へと急速に値を戻した。世界7番目の産油国であるクウェートでストライキが起きたことも原油価格の下支えとなった。
結局、この日のドル円は先週のNY市場の終わりと同レベルの109円手前で引けている。このレベルはフィボナッチの61.8%戻しでもあり上値を抑えられている。
基本的に円高リスクは終了したわけではなく、109円台では戻り売りスタンスで臨む。

ドル円予想レンジ:109円20銭~108円20銭

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[ユーロ米ドル]ユーロの上昇継続

(ユーロ米ドル日足)

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主要産油国協議が最終的に決裂したことで週明け東京市場では円が全面高のスタートとなった。また、資源国通貨の豪ドルが対円で大きく下落するとユーロ円もつられて下落。ユーロは対ドルでも売りが強まり1.1274ドルまで下落した。
しかし、欧米市場では東京市場の悲観的な見方はなく、株式市場は各国堅調な地合いで始まった。ユーロは対円対ドルで買いが強まった。
今週のECB理事会では追加緩和は見送られるとの見方もあり、ユーロは底堅い動きが予想される。
日足チャートを見るとボリンジャーバンドの幅が縮小しており、値動きも小さくなる。
ボリンジャーバンドの中心線は上昇トレンドを継続しており、このレベルを下回ったところでは買いが入りやすい。

ユーロドル予想レンジ:1.1380~1.1270

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[豪ドル米ドル]原油下落による豪ドル下振れで寧ろ底堅さ確認

(豪ドル米ドル時間足)


週明けシドニー市場では、OPECと非加盟国との増産凍結協議が物別れとなり、資源国通貨の豪ドルは急落して始まった。豪ドルドルは先週末のNY終値となる0.7730ドルから一気に0.7630ドルまで100ポイント下落。一旦は買い戻しが見られたものの、原油先物価格が一時1バレル37ドル台まで下落したことで再び下落。しかし、先週14日に付けた安値0.7620ドルには届かなかったことから、底堅さも見られた。
NY市場では、クウェートでストライキが起きたことから原油価格は急速に戻され39ドル後半まで上昇。豪ドルドルは原油価格の上昇に伴い先週末の終値0.7730ドルを上回ると、損切りも巻き込みながら今年最高値となる0.7750ドルまで上昇。そのまま高値圏で引けてきた。
原油価格はまだ不安定な動きが継続されるとみられ、それ次第で豪ドルも上下に振らされやすい。
ただ、基調的に豪ドルドルは上昇トレンドにあることから、下げたところでは買いを入れておきたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7800~0.7700

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[全般]原油の増産凍結合意見送りと熊本地震

週明け東京市場は17日に開かれたOPECと非加盟国との増産凍結協議で、最終的に合意に至らなかったことを受け円高が進行。ドル円は108円前半へ下落して始まった。
また、資源国通貨の豪ドルも対円で先週末から比べ1円50銭安の82円ミドル付近まで下落するなど、再び円高の流れに逆戻り。
G20では円高阻止に向けた動きも不発に終わり、寧ろ米国側からは日本の円安誘導をけん制する動きも見られた。そこに今回の増産凍結協議が物別れに終わったとの報道も加わったことが今回の円上昇を加速させた。更に、日本では熊本地震の被害が市場の不安心理を拡大させる要因ともなった。
NY原油先物は一時37ドル台に下落し、円高が一気に進んだことで日経平均株価も600円近く下落。
市場では円高を止める手段はないとの見方も広がり極端な悲観論も広がった。
しかし、欧米市場に入ると一先ず落ち着きを取り戻し、朝から空いた窓を埋める動きが活発。ドル円クロス円ともに上昇に転じた。
結局、海外ではドル円やクロス円が上昇したことで、ユーロやポンドなどの主要通貨もつられて上昇。
結果的に日本が過度に反応し過ぎたことで、その反動が欧米市場で強まるなど、日本と欧米市場との温度差が明らかとなった。
NY市場では株式市場が三指数ともに上昇したことで、今日の東京市場では極端な円高論は後退し、一先ず落ち着いた動きで始まりそうだ。
ただ、市場には円高リスクの燻ぶりは依然として強く、ちょっとした円買い材料でもドル円は下落しやすい状況には変わりはない。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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