ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-05

[米ドル円]110円ミドルのダブルトップ

(米ドル円日足)

USD_JPY_20160526_hiashi.jpg

米ドル円は110円付近の一目の雲の下限を上抜け、終値ベースでも雲の中に突入。ドル円の上昇に勢いがつく可能性がある。
昨日のNY市場では原油価格が上昇し、それが株式市場を押し上げたことでリスクオンによる円安が強まった。ドル円は110円44銭まで上昇したが、先週末に付けた高値110円57銭には届かず押し戻された。このレベルから上には実需の売り注文があるとの見方もあり、利食い売りが入りやすい。
今日はセントルイス連銀総裁やFRBのパウエル理事の講演があり、タカ派的な発言が繰り返される可能性が高い。また、新規失業保険申請件数が予想以上に好調な結果となれば、来週の米雇用統計への期待が高まる。
米国の早期利上げ期待がドルを下支えしており、更なる期待が高まればドル円は111円を試す展開も予想される。反対に、110円ミドルで跳ね返されるようなら当面ダブルトップ形成で、予想外の下押しには注意したい。

ドル円予想レンジ:110円50銭~109円50銭

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[ポンド円]一目の雲を上抜ける

(ポンド円日足)

GBP_JPY_20160526_hiashi.jpg

前日の世論調査で英国のEU残留支持がリードしたことでポンド買い戻しの動きがこの日も続いた。
一目の雲の上限の位置する161円付近で上値を抑えられたポンド円は160円ミドルまで押し戻された。しかし、下げ止まったところでは買いが並び、再び上昇。欧米株価上昇によるリスクオンの円安も強まり、ポンド円は161円を上抜き162円ミドルまで上昇。
一目の雲を上抜けたことで目先ポンド上昇トレンドの始まりとみることもできる。
今年高値の175円から安値151円60銭の半値戻しとなる163円40銭付近、そして3月11日に付けた高値164円付近が次の上値目途とみる。

ポンド円予想レンジ:163円40銭(50%)~161円50銭

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[カナダドル円]政策金利据え置き

(カナダドル円日足)


BOC政策会合では政策金利を予想通り0.5%に据え置くことを決定。声明では「現在の金融政策のスタンスが引き続き適切」としたことでカナダドルは上昇。山火事の影響で第2四半期成長率は弱くなるとし、GDP見通しを1.25%引き下げたことで一旦はカナダドル売りも見られた。ただ、「第3四半期は石油生産の再開や復興の開始で持ち直すと予想する」との見方を示したことでカナダドルはその後底堅い動きが続いた。
ただ、ボリンジャーバンドの中心線が位置する84円80銭付近手前で上げ渋ったがほぼ高値圏での引けとなった。
上昇の勢いは強いことから、今日はボリンジャーバンドの中心線を上抜き半値戻しとなる85円ミドルを試す展開が予想される。
NY市場で原油価格が50ドル近くまで上昇していることもカナダドルの下支えとなっており、今日も原油価格の動向が注目される。

カナダドル円予想レンジ:85円50銭(50%)~83円70銭

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[全般]原油高・株高・円安

昨日は原油や株の上昇などからリスクオンの円安と同時にドルも底堅い動きを示した。
東京市場では前日からの円安の流れを好感し日経平均株価が大幅上昇。それが円安を更に加速させるなど、正のスパイラルの動きが続いている。
欧州市場では英国のEU残留期待からのポンド買いが継続。この日もポンドは対ドルだけではなく対円や対ユーロで上昇。ポンド円上昇はクロス円全体でもみられ、この動きもドル円の押し上げ要因となった。
また、米国の早期利上げ観測もあり米長期金利上昇によるドル買いの動きも見られた。
NY市場では原油価格が1バレル50ドルに迫る上昇となり、株式市場は三指数ともに上昇。早期利上げ期待による不安感は見られず、寧ろ利上げが景気回復の証拠との見方が広がり始めているのかもしれない。
欧州株式市場もギリシャ問題の懸念が後退したことなどから上昇。市場全体に安心感が広がり、それがリスクオンの円安を促している。
今日から始まる伊勢志摩サミットでは各国が財政出動に合意する可能性は低い。一方、為替に関する話はなく、それは寧ろ円高リスクを後退させるとみる。
また、ホスト役としての日本は率先して財政出動や金融政策、そして大胆な構造改革を打ち出すとみられる。
サミット後に消費税の先送りや大型補正予算を打ち出すとの見方もあるが、それが為替にどう影響するのか市場のコンセンサスは見られず不透明感も漂う。
全般に原油価格が上昇するとそれぞれの市場に安心感を与えるようになる構図がみられる。ただ、原油価格もそろそろピークに近いとの見方もあり予断を許さない。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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