[米ドル円]ショートカバー 一巡
前日の日曜日にフィッシャーFRB副議長が年内利上げの可能性を示す発言を受け週明けシドニー市場でドルは全面高。
先週末100円10銭付近で引けたドル円も100円94銭まで上昇。早朝の薄商いの中で目先のドルショートが炙り出された格好だ。結局ショートカバーが一巡したところで欧米市場では再び売りが強まり100円20銭付近まで下落。往って来いとなった。
週末のイエレン議長発言を控え、他のFOMCメンバーが同発言したとしても方向性は見いだせない。ただ、市場は9月利上げの可能性は見込んでいないことからドルは全般にまだショートが残っており短期的に押し目買いを狙いたい。
ドル円予想レンジ:102円銭(50.0%)~99円80銭
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。
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[ポンド米ドル]目先ダブルトップ形成
週明けシドニー市場でドルが全面高となったことでポンドも先週終値となる1.3075から1.3030付近まで下落した。他の通貨に比べて下押しが少ないのはそれだけポンドショートが溜まっていたとみられる。結局海外では押し目は絶好のチャンスと見られ買い戻しの動きが強まった。
全般にポンドショートは残っているものの、目先1.3180付近で今日も上値を抑えられるようならダブルトップを短期的に形成。反対に、もし1.3180を上抜くようなら1.33ミドルまで次の強いレジスタンスはない。
ポンドドル予想レンジ : 1.3180~1.3030(50%)
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[豪ドル米ドル]上昇トレンド継続
週明けシドニー市場でドルが全面高となり豪ドルは0.76を割り込んで始まったがすぐに買いが入り先週末のNY終値となる0.7625まで上昇。しかし東京勢が動き出したところで再び下落。ドル円が上昇したことでドル買いが再び強まったとみられる。
しかし、東京市場が終わったところで豪ドル買い戻しが入り結局0.7625付近に押し戻され往って来い。
NY市場に入ると寧ろドルの長期金利が低下しドル売りが強まる中で豪ドルはこの日の高値となる0.7644まで上昇した。豪ドルの買いの強さが示された格好だ。
中期的な上昇チャネルは継続しており、昨日の早朝にチャネルの下限を下抜け出来なかったことで次はチャネルの上限を目指す動きが予想される。
豪ドルドル予想レンジ:0.7800~0.7600
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[全般]フィッシャー副議長発言でドル高へ
先週はダドリーNY連銀総裁やウィリアムズSF連銀総裁が年内利上げに積極的な姿勢を示していた。一方、ブラード・セントルイス連銀総裁は利上げに消極的な姿勢を示すなど意見が分かれていた。今回のフィッシャー発言で全体がタカ派的な見方が強いと市場は判断したのだろう。ドルは薄商いの中で全面高となりドル円も101円に迫る上昇となった。
しかし、市場は週末金曜日のイエレン議長発言で9月の利上げは難しいとの見方には変わりはなく、欧米市場にかけてドルの巻き戻しの売りが強まった。
結局、終わってみれば各通貨は上昇前のレベルに押し戻されて往って来い。
市場としては9月の利上げはほぼないとみているが、万が一という事でドルを買っただけで期待は結果的に低いものと分かった。それでも、イエレン議長発言が特に利上げ時期を示さないようならドル売りを仕掛けてくる可能性が高いとみる。
それだけに市場の議長発言に注目は高まる中で、昨日の様にドルが上下どちらに振れても決定的なものはなく往って来いになる。
今日は黒田総裁の講演があり、9月の利上げに関するヒントが出るのではという見方もある。しかし、今日はフィンテックに関するもので金融政策への言及は期待できない。
暫くもみ合いが続くとみるが、どちらかといえば週末のイベントにむけてドルのショートカバーが出やすい状況と見る。
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注意喚起
店頭外国為替証拠金取引は、為替レートの変動等による損失発生のおそれがあり、かつ、その損失が預託証拠金を上回ることがあります。また、想定元本と比較して、少額の資金で取引することができるため、多額の利益を得ることもありますが、短期間のうちに多額の損失を被る可能性があります。 スワップポイントは、受け取れる場合もあれば、支払わなければならない場合もあります。また、将来にわたり、保証されるものでもありません。 取引レートは、2way priceです。売値と買値には差があり、その差をスプレッドといいます。取引手数料は無料ですが、スプレッドがお客様のコストとなります。 個人のお客様の必要証拠金は、想定元本× 4%以上の額で、法人のお客様の必要証拠金は、法令等の規定する方法で算出した為替リスク想定比率×想定元本以上の額となります。
取引にあたっては、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断により取引を行っていただきますようお願いいたします。
商号 | : | ヒロセ通商株式会社 |
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