ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-11

[米ドル円]押し目は1円余りで終了

(米ドル円週足)



先週末の東京市場でドル円はこれでの戻り高値となる113円90銭まで上昇。その後はじり安となる中で欧州勢は売りで参入。高値から1円30銭余り下の112円56銭まで押し戻された。11月9日の米大統領選後から上昇が始まり、その間下押しの値幅は大体1円余りで、今回が最も大きな下落となる。選挙結果が発表される直前の安値101円20銭から先週末の高値113円90銭まで13円近い上昇の中で押し目らしい押し目が一度もなかったことになる。結局買い遅れ観を残しながら上昇したことで未だドルロングがそれ程積み上がっていない可能性が高い。今週はOPEC総会や雇用統計発表を控えこれまでの反動に対する警戒感が高まる。しかし、その警戒感があるうちは買いも慎重になるため結果的に今週もドルを買えずに終わりそうだ。
トランプ政策への期待からの長期金利上昇を覆す材料が出ない限りドル円の上昇トレンドは継続するとみる。

今週のドル円予想レンジ: 115円50銭(61.8%、雲の上限)~111円20銭

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[ユーロ米ドル]1.05のサポートに注目

(ユーロ米ドル週足)



米大統領選挙前の高値1.13ドルが820ポイント下の1.0520ドルまで下落し、辛うじて反発に転じている。1.05ドル付近というのは昨年3月と12月に安値を付けて反発しており、強いサポートとして意識される。このレベルを下抜けるようなら次はドルとのパリティーとなる1.0ドルまで目立ったサポートはみられない。今週はOPEC総会や週末の米雇用統計の結果次第で1.05ドルを明確に割り込めるか試される。
もし、割り込めないようならフィボナッチ38.2%戻しとなる1.08ドル前半までの戻しが期待できる。
先週末の欧州市場ではユーロポンドの纏まった買い戻しが入ったことがユーロの押し上げ要因となった。ユーロポンドの動向にも注意が必要だ。

今週のユーロドル予想レンジ : 1.0820(38.2%)~1.0460(15年3月安値)

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[豪ドル円]寄引同時線

(豪ドル円日足)



豪ドル円の日足ローソク足を見ると寄引同時線という十字線が現れている。この線が出た時は相場の転換になることが多く、今週は下値を試す展開が予想される。
ただ、辛うじてボリンジャーバンドの上限で支えられており、中心線も上昇トレンドを維持している。もし、下押しがあればそれは調整の売りとみて、下げ止まったところでは買いを入れていきたい。今週は30日にOPEC総会が開かれ、もし減産合意に達しないようなら資源国通貨である豪ドル売りが強まる可能性が高い。反対に、合意されるようなら買いのチャンスとなる。
そうなれば、今回の寄引同時線はダマシの線となる。
OPEC総会の結果を見るまで豪ドル取引は控えた方がよさそうだ。

今週の豪ドル円予想レンジ:85円00銭~82円40銭(61.8%)

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[全般]イベントリスクから調整の動きも

先週は日米休日を挟んで市場の流動性が低下する中で米長期金利が上昇しドル買いの流れが継続。またトランプ効果による景気拡大期待と良好な米経済指標に伴いリスクオンによる円安が進み、ドル円は113円90銭まで上昇。
週末の東京市場では日経平均株価が大きく上昇して始まるとドル円は113円20銭から一気に113円90銭まで上昇。114円に迫る勢いとなった。しかし、急速に上昇した反動への警戒感が広がりドル円は引けにかけて113円前半に押し戻されるなど往って来い。
欧州市場に入るとユーロポンドの巻き戻しによるポンド売りが強まりポンド円が下落。ドル円もつられるように112円ミドルまで押し戻された。
しかし、下げもここまでで、これまでのパターンと同様に押し目では買いが並び反発。
短縮取引となるNY市場では動意の乏しい中でドル円は113円台前半で引けるなど、ドルの底堅さを確認した格好だ。
今週はOPEC総会や米雇用統計、そして週末にはイタリア国民投票も実施されるなど重要イベントが目白押しとなる。
これらイベントリスクが続く中でこれまでのドル高の流れの調整が入るか注目される。
ただ、市場には依然として買い遅れ感が漂う中でドルロングがそれ程積み上がっているようには見えない。
もし、積み上がっているとすれば先週の感謝祭前に既に調整売りが出ていただろう。
反対に、株価が最高値を更新し米長期金利が2.4%台にまで上昇するなど、寧ろドル買い円売りの動きが強まった。
この動きをみると今週もイベントの結果次第で一時的にドル売りが強まったところで買いを入れるチャンスになりそうだ。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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