ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-02

[米ドル円]ドル売り一巡から反転も

(米ドル円日足)


先週のドル円は米利上げ期待から買いが強まり115円手前まで上昇。115円にはオプション絡みの売りが並んでいたといわれ失速。堅調な米国経済指標や株価の上昇も買いには繋がらず112円ミドル付近まで下落。実需や資本の売りが上値を抑えたと思われる。
米国利上げ期待や強い経済指標を背景に今週は三連休明けNY勢が再びどこかで買いを入れてくるとみる。ただ、先週からの流れもあり週前半は上値の重い展開が続きそうだ。
水曜日はFOMC議事要旨が公開されることから、利上げに前向きな話し合いがみられるようなら買いのきっかけになりそうだ。
週末には新築住宅販売件数が発表される。今回も予想を上回るようなら先週発表された好調な米経済指標の結果を改めて材料視するかもしれない。
トランプ大統領の円安けん制発言は一先ず封印され、FRBの早期利上げ期待を背景にドル円の上昇トレンドは継続するとみる。

今週のドル円予想レンジ: 114円50銭~112円00銭

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[ポンド米ドル]売り材料に敏感に反応

(ポンド米ドル4時間足)


先週末に発表された英国1月小売売上高指数が発表される前からポンド売りが先行。結局、結果も-0.3%と予想の1.0%を下回ったことで更に下落した。
先週14日には英国1月CPIやRPIが発表されたが、予想を下回ったことで利上げに対してポンドドルは下落。また、その次の15日に発表された失業保険申請件数や失業率も予想以上に悪化したことからポンドドルは下落。悪材料に反応しやすい状況が続いているという事は、それだけポンド売り圧力が増しているという事だろう。
今週は英国10-12月期GDP改定値が発表される。
前回と変わらず0.6%と予想されるがもし予想を下回るようなら先週と同様に過剰に反応してくるとみる。

今週のポンドドル予想レンジ:1.2500~1.2260(61.8%)

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[豪ドル米ドル]RBA議事要旨に注目

(豪ドル米ドル日足)


鉄鉱石価格はトランプ政策によるインフラ投資期待や中国国内での需要などから上昇幅を拡大。資源国通貨全般に年初から買いが強まる中で特に豪ドル買いが目立っている。
豪ドルドルは先週、昨年11月以来の高値となる0.77ドル台に乗せてきた。しかし、このレベルは昨年何度も上値を抑えられており、今回も再び押し戻された。
豪ドルは中国や米国の影響を受けやすく、今回もFRBの利上げ期待が豪ドルドルの上値を抑えている。
しかし、先週後半に発表された豪失業率や新規雇用者数は予想以上に好調な結果を示し豪ドルドルは上昇、しかし、その後は下落に転じるなど上値の重さも出始めている。
米国早期利上げ観測が広がる中で米ドルの上昇が豪ドルドルの上値を抑える要因となる。
今週はRBA議事要旨が公開されるが、先行き緩和政策からの終了を示す内容が見当たらないようなら豪ドル売りのタイミングにされそうだ。

今週の豪ドルドル予想レンジ:0.7730~0.7600(BB中心線)

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[全般]連休明けNY勢の動向と米経済指標

先週はイエレン議長の議会証言で早期利上げ期待が高まりドルが全面高となりドル円は115円に迫る場面もみられた。しかし、その後は利食い売りやトランプ政権の不透明感、そして三連休を前にポジション調整の動きが各市場で見られた。
トランプ政権のロシアとの問題や閣僚人事の混乱などから市場はドル買いに素直に反応しにくい状況が見られた。
先週発表された米CPIや小売売上高、製造業景気指数など軒並み予想を上回る好調な結果を示した。しかし、市場の反応は殆ど見られず寧ろドル売りが強まった。また、株式市場は連日史上最高値を更新したこともあり買われ過ぎからの調整の売りも三連休を控え目立った。
その三連休明けとなるNY勢がポジションも全般に軽くなったことから再びドル買いからスタートとなるか注目。
今週はFOMC議事要旨が公開され、その中でトランプ政策によるインフレ懸念などを警戒する内容がみられるようなら改めて早期利上げ観測からのドル買いが強まる可能性がある。
一方、トランプ大統領が大型減税に言及したことで市場の期待が高まり過ぎた感もあり、その反動には注意したい。
今週はドル以外にポンドや豪ドルの動向にも注目が集まりそうだ。
火曜には豪中銀議事要旨が公開される。中国の国内での鉄鉱石の需要やトランプ政策によるインフラ期待などから急速に価格が上昇。豪州にとっては追い風となっており、緩和政策の転換などの議論が見えるようなら一段の豪ドル買いが強まる可能性が高い。
また、ポンドの動向にも注目。先週悪材料に反応しやすい場面が何度か見られただけに今週発表される英国GDP改定値は波乱含みの展開が予想される。
トランプ政権の不透明感が相場の重石となるものの徐々に現実路線に向かい始めているようにも見える。
不安定な相場展開の中で、FRBの利上げや好調な米経済などを背景に株高ドル高円安の流れにいずれは戻るとみる。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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