ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-03

[米ドル円]雲のねじれと115円突破

(米ドル円日足)

USD_JPY_20170310_hiashi.jpg

欧州市場でユーロ円の纏まった買いが入ったことでドル円は一気に114円92銭まで上昇。2月15日以来の高値に迫った。その後は利食い売りなどに押し戻されたもののNY市場では再び上昇。来週のFOMCでの利上げが意識され米長期金利が昨年12月16日以来の2.6%に上昇。これを受けドル円は114円97銭まで買われた。しかし、115円にはオプション絡みの売りが並んでいるとの見方があり、上値が抑えられた。
テクニカル的にみると一目均衡表の雲のねじれが生じており、相場の転換点として意識される。
本日の米雇用統計の結果次第では大きく上昇に転じるか反落するとみられる。市場は今日の数字が予想通りかそれ以上の結果が示されるようならドル買いに反応しようと待ち構えている。統計前に上値を試す展開も予想され115円上抜けは時間の問題とみる。次の上値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しとなる116円。

ドル円予想レンジ: 116円00銭(61.8%)~114円30銭

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[ユーロ米ドル]ECBの緩和政策解除近し

(ユーロ米ドル2時間足)


ECB理事会を前にユーロは対ドル対円での買いが入り上昇した為テーパリングの可能性が示されるのではといった見方が広がった模様。
そのECB理事会では政策金利は予想通り据え置きが決定。ドラギ総裁は「見通しが悪化すればQEの拡大見直す」「インフレ圧力は依然として弱い」とこれまでと同様の発言。しかし、2017年の成長見通しを上方修正したことや、「追加金融緩和の緊急性はない」と発言。市場はこの発言でテーパリングの時期は近いとの見方が広がりユーロドルはこの日の高値となる1.0615ドルまで上昇。しかし、NY市場では米長期金利の上昇を受けドルが全面高となりユーロドルも押し戻された。結局、ユーロドルは1.06ドルミドルから1.05ドルのレンジ内での動きが続いている。
本日の米雇用統計が予想通りの結果となれば一段のドル買いが強まると予想され、レンジの底値付近を再度試す展開とみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.0620~1.0540(61.8%)

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[豪ドル米ドル]米ドル高で一段安

(豪ドル米ドル日足)


豪ドルドルの下げが止まらない。
米長期金利が上昇したことで豪ドルの売りが更に強まっている。昨日の東京市場から上値の重い展開で始まった。欧州市場ではユーロ円の買いが入ると豪ドルもつられて買われる場面もあった。
しかし、NY市場では原油価格が下落したことや、再び米長期金利の上昇が加速したことで豪ドルドルは0.75ドルを割り込んでそのまま安値圏で終了。
ボリンジャーバンドのマイナス1σの位置する0.74ドルミドル付近はフィボナッチ50.0%戻しでもあり意識される。今日の米雇用統計の結果次第でドル買いの勢いが増すようならフィボナッチ61.8%戻しとなる0.7380ドルも視野に入る。

豪ドルドル予想レンジ:0.7550~0.7450(50.0%、BB-1σ)

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[全般]米雇用統計控え米金利上昇

東京市場は今日の雇用統計を控え動意が乏しく続いた。しかし、欧州市場が始まったところでユーロを中心とした円売りの動きが一気に強まった。ECB理事会を控えテーパリングの思惑が広がったとみられユーロ円の纏まった買いが入った模様。
そのECB理事会では予想通り政策金利は据え置かれたが、その後のドラギ総裁発言でユーロは一気に上昇に転じた。
総裁がインフレ圧力は依然弱いとしたものの、2017年成長見通しを上方修正。また、追加金融緩和の緊急性がないと発言。いずれ緩和から引き締めに入るとの見方が市場で広がった。
NY市場では来週のFOMCでの利上げ期待から米長期金利が昨年12月以来の高い水準となる2.6%に上昇したことを受けドルが上昇。ドル円は2月15日以来の高値114円95銭を付けたが115円には届かず押し戻された。原油価格も昨年12月以来の48ドル台まで下落するなど、調整の動きが見られた。
一方、NY株式市場は引けにかけて三指数ともに小幅上昇で引けるなど、利上げへの警戒感は見られず、リスク選好の円売りの動きが強まりドル円は底堅い動きで終了。
本日の米雇用統計は雇用者数が20万人増と予想される。
債券が売られ株式が上昇するなど、市場は楽観的なセンチメントに傾き始めており予想通りの好結果となれば素直にドル買いに反応するとみる。ただ、3月利上げに対しては大分織り込んできており上値は限定的とみる。もし、予想を大きく上回るようなら年内の利上げペースが更に高まるとの見方からドルは予想以上の上昇幅を拡大するとみる。
反対に、予想を下回ったとしても利上げには影響はなく下値は限定的となるだろう。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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