ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-04

[米ドル円]レンジ相場に突入

(米ドル円4時間足)


東京時間に開かれた日銀会合では予想通り政策金利を据え置いた。また、黒田総裁記者会見でも特に目立った発言もなく今後も緩和政策継続が示された。
何も材料がないことがドル円の底を支えるものとなり、111円台で安定に推移。
NY市場にかけてドル円は買いが強まり111円59銭まで上昇。
ただ、この日発表された米耐久財受注や住宅販売保留指数といった経済指標が予想を下回ったことなどもあり上値が抑えられた。
その後株価や原油などの商品相場の下落などからドル円は一気に111円前に押し戻された。
ただ、111円割れには買いが並んでいたこともあり下げ渋った。
フランス大統領選後に上昇に転じたドル円だが、まだ積極的に買いを入れるまでには至らない。目先は110円ミドルから112円のレンジ相場に入ったとみる。

ドル円予想レンジ: 111円80銭~110円70銭(50.0%)

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[ユーロ円]日欧金融政策の違い

(ユーロ円日足)


日銀は政策会合で緩和政策を今後も継続する姿勢を示したが、既に市場では織り込まれていたことから反応は見られなかった。
その後欧州時間に開かれたECB理事会で「見通し悪化なら量的緩和規模や期間の拡大が可能」との見解が示されたがユーロ円は殆ど反応を見せなかった。
ドラギ総裁記者会見前にはテーパリングに関する何らかの動きが示されるとの見方もありユーロが買われユーロ円は121円86銭まで上昇。この日の高値を付けた。しかし、ドラギ総裁が「出口戦略の議論はされなかった」と発言したことでユーロは下落に転じ120円60銭の安値を付けた。その後121円を回復して引けたものの上値の重い展開となっている。
日欧金融政策の違いからユーロ円の買いがいずれは強まるとみるが、目先は急激に上昇した調整の売りが先行しやすい。
ボリンジャーバンドの中心線は上向きに転換していることから、ボリンジャーバンド付近で押し目買いを狙っていきたい。

ユ―ロ円予想レンジ:121円80銭(BB上限)~120円40銭(50.0%)

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[豪ドル米ドル]商品相場動向で一喜一憂

(豪ドル米ドル4時間足)

AUD_USD_20170428_4jikanashi.jpg

東京から欧州市場にかけて日銀やECBの政策会合などに市場の注目が集まり豪ドルは動意が乏しく続いた。
しかし、ECB理事会でユーロが下落すると豪ドルもつられて上値の重い展開となった。
NY市場では原油価格が下落すると他のコモディティ価格も下落に転じ、資源国通貨である豪ドル売りが強まった。
しかし、NYの後場に入るとコモディティ価格が上昇に転じたことで豪ドルも反発して引けている。
ただ、下降トレンドは依然として続く中で戻りは限定的とみてよいだろう。
豪ドルドルは短期的には0.75ドル付近を下回ったことでダブルトップを形成。戻り売りで臨みたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7500(38.2%)~0.7400

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[全般]ECB理事会でユーロ乱高下

昨日は日銀とECBの金融政策会合が開かれたが、円は落ち着いた動きの中でユーロは荒っぽい動きが目立った。
昨日の東京市場で開かれた日銀会合では予想通り政策金利などが現状維持となった。その後の黒田総裁の記者会見でも特に目立った内容は見られずドル円への影響は限られた。
欧州時間に行われたECB理事会も予想通り政策金利が据え置かれたが、「見通し悪化なら量的緩和規模や期間の拡大が可能」としたことでユーロは下落。
その後ドラギ総裁記者会見では「リスクはほぼ均衡へと近づいた」との発言でユーロが買われる場面も見られた。しかし、「出口戦略は議論されなかった」との発言で再びユーロが下落するなど荒っぽい動きとなった。
一方、原油価格がリビアでの大規模油田で生産が再開されたとの報道で下落。商品市場全般に価格が下落したことで資源国通貨の豪ドルなどの売りが散見された。
ただ、NY株式市場は前日に引き続き底堅い動きとなり、ナスダックは史上最高値を更新。リスク回避の動きは見られなかったものの、ドル円は111円ミドルで上値を抑えられた。
本日はゴールデンウイークの入り口という事から東京市場の値動きはあまり期待できそうにない。
今日の注目はNY市場で発表される米GDP速報値に集まる。最近の米経済指標が冴えない結果が続いている中で予想を下回るようなら株価の下落に繋がり円買いの動きに繋がる。
北朝鮮問題も依然として燻ぶる中でリスク回避の円高には注意したい。

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[米ドル円]112円に届かず

(米ドル円8時間足)

USD_JPY_20170427_8jikanashi.jpg

東京市場では前日のNY市場の楽観的な流れを継いでドル円は111円台に乗せて始まった。
また、NY時間に発表される米税制改革案への期待もあり、ドル売りの動きは見られなかった。
NY市場が始まるところでムニューチン財務長官が「米史上最大の減税、税制改革になる」と発言したことでドル円は111円70銭付近まで上昇。112円に近づいたところで利食い売りなども散見。その後も何度か上値を試す動きも見られたが、実際に税制案が発表されると111円付近まで下落。材料出尽くしとの見方が広がり結局この日は往って来いで終了。
そろそろ過度なリスク回避の反動の動きも終盤に近付いているとみる。再度111円後半を試すようなら戻り売りで臨みたい。

ドル円予想レンジ: 111円80銭~110円70銭

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[ユーロ円]ECB理事会に注目

(ユーロ円日足)

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東京市場でユーロ円は底堅い動きで始まり、この日の高値となる121円98銭まで上昇。しかし、122円付近には纏まった売りが並んでいるとの見方もあり伸び悩んだ。
その後欧州市場に向けて利食い売りも入り121円付近まで下落。
NY市場では米税制改革案への期待から円売りの動きが強まり121円70銭付近まで上昇したものの、買いが続かず再び失速。引けにかけて120円92銭まで押し戻された。
本日欧州市場ではECB理事会が開かれ注目が集まる。市場は緩和政策継続と予想しているものの、ドイツなどの圧力もありテーパリングに関する議論が出るようならユーロ買いに反応し易い。
ただ、テクニカル的には天井付近で上ヒゲを伸ばした陰線のローソク足が現れた。
下降トレンドラインが上値を抑えており、そろそろ戻り売りを試してみたい。

ユ―ロ円予想レンジ:121円80銭~120円40銭

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[豪ドル円]CPI悪化で豪ドル売り

(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20170427_jikanashi.jpg

朝方堅調に始まった豪ドル円だが買いが続かず、その後下落に転じている。
豪ドル円は84円にはテクニカル的なレジスタンスラインがいくつか重なることから、簡単に上抜けさせてくれない。
前日の陽線とほぼ同じ値幅で陰線が出てしまったことで目先はもみ合いに入る可能性が高いとみる。
週初の窓を開けた時からの安値レベルである82円80銭付近を下回るとフィボナッチ61.8%戻しの82円ミドルがレンジの下値目途とみる。
83円ミドルから82円ミドルのレンジが続くとみて、その上下では逆張りのポジションを持ってみる。

豪ドル円予想レンジ: 83円50銭~82円50銭(61.8%)

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[全般]米税制改革案発表後の相場は

昨日のNY時間に米国税制改革案が発表されドルは上昇したものの、その後は失速。期待感と失望感の入り混じる動きとなった。
東京市場では前日のNY株式市場や長期金利上昇などの流れを受けドル円は底堅い動きで推移。また、トランプ大統領が重要な税制改革案を発表することから全般に楽観的なムードが広がった。
その後ムニューチン財務長官が「米史上最大の減税、税制改革になる」と発言したことでドルは上昇。また、米共和党の自由議員連盟はオバマケア代替法案への支持を表明。ドル円は111円後半に上昇するなど発表前から期待が高まった。
その後トランプ政権が法人税15%の大幅引き下げを柱とする大型税制改革の基本方針を公表すると、材料出尽くし感が広がりドルや株価が下落に転じた。
市場は税制改革案も議会の承認がなければ進まず、実際に実行するまでは懐疑的な見方が残る。市場の期待はそれ程高くはないことから、失望売りも限られた。
今日は日銀やECB政策会合が開かれる。
日銀に関しては緩和政策継続とみられ注目度は低い。一方、ECBに関してはテーパリングに関する動きがみられるようならユーロ買いに反応しやすい。
フランス大統領選挙や北朝鮮リスクなどが後退する中で全般に楽観的なムードが広がったものの、そろそろ熱も冷めてきたように見える。
市場はまだ不安定な動きの中で、一段の円売りを試す展開が予想されるが深追いは禁物。

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[米ドル円]111円台回復

(米ドル円8時間足)


北朝鮮が過激な行動に出なかったことから市場の警戒感は後退。ドル円は殆ど戻しがなく一貫して上昇が続いた。
前日のフランス大統領選で最悪な状況が回避されたことや、昨日の北朝鮮問題が一先ず乗り越えられた事が要因となった。政治リスクと地政学的リスクの二つの円高リスクが後退したことでNY株式市場は大きく上昇。リスクオンの動きが強まると円が全面安。
ドル円は111円台に上昇するなど、地政学的リスクが高まる前のレベルにほぼ戻された。
今日のトランプ大統領の税制改革発表も期待を高める可能性が高く、ドル円は一段の上昇が見込める。
ただ、北朝鮮の問題は解決されたわけではなく今後も一触即発の可能性が残る。
フランス大統領選でも5月7日ルペン氏が勝利する可能性もあり予断を許さない。
ドル円の上値も限界があり、112円手前では売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ: 111円80銭~110円30銭

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[ユーロ円]一目の雲を上抜け

(ユーロ円日足)


前日のフランス大統領選で最悪の状況を回避したことでユーロに安心感が広がりユーロ円は上昇。
ユーロ円は大きく窓を開けたものの調整の売りも119円付近で押し戻された。
昨日の北朝鮮の動きが無難に経過したことを受けリスクオンの円安が進むと同時にユ―ロ上昇が重なりユーロ円の上昇幅が目立つ。
4月17日に安値を付けてから短期間で6円余り上昇したことになる。
一目の雲のねじれ状態のところを昨日は上抜きほぼ高値圏で引けたことから本日も上昇は継続するとみる。

ユ―ロ円予想レンジ:122円80銭(3月10日高値)~120円60銭

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[豪ドル円]CPI発表での反応に注目

(豪ドル円日足)


週初一気に上昇した豪ドル円は昨日の東京市場で窓を埋めに行く動きも見られたが、結局83円付近で跳ね返された。北朝鮮との衝突が回避されたことから円売りが強まったためだ。
豪ドル自体が買われたわけではなく、豪ドルストレートの買いは見られなかった。
しかし、一先ず目先のリスクは後退したことからそろそろ本邦機関投資家の買いが動き始める可能性がある。
ボリンジャーバンドの中心線を終値ベースでも上抜いて引けたことで、本日も豪ドル円の上昇は継続するとみる。
上値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しの84円10銭だが勢いがあれば84円後半も視野に入る。

豪ドル円予想レンジ: 84円10銭(61.8%)~83円40銭

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[全般]北朝鮮リスク後退、円全面安

北朝鮮人民軍創建85周年記念で軍事衝突への懸念が高まっていたが、結果的に大きな動きはなく安心感が広がった。
昨日の東京市場の午前中は北朝鮮への警戒感からドル円は上値の重い展開で始まった。しかし、大規模砲撃訓練は実施したもののそれ以上のものはなく時間の経過と共に市場に安心感が広がり始めた。
日経平均株価はじり高となりドル円も110円台を回復。市場全般にリスクオンの円安が進んだ。
欧州市場は比較的落ち着いた動きからユーロも前日のフランス大統領選の結果を受け底堅い動きが続いた。
NY市場は地政学的リスクの後退から株式市場が三指数ともに大幅上昇。特にナスダックは史上初めての6000台に乗せて終了。安全な米国債からも資金が流れ出し長期金利は2.34%に上昇。リスクオンの動きからドル円クロス円ともに上昇するなど、円全面安となった。
この日発表された米経済指標も全般に好調な結果となった。
住宅価格指数は0.8%(予想0.4%)
ケース・シラー米住宅価格指数5.9%(予想の5.8%)
新築住宅販売件数5.8%(予想-1.4%)
消費者信頼感指数120.3(予想122.5)
リッチモンド連銀製造業指数20(予想16)
と全体的にみると予想を上回るものが多く、最近懸念されていた米経済への信頼感が再び強まり始めた。
本日はトランプ大統領が重大な税制改革について発表することから、その内容に注目が集まる。
100日以内に何らかの実績を示す必要があることから、期待を高めるものと予想される。
既にトランプ期待は低下する中で、失望売りはないとみてよいだろう。
フランス大統領選や北朝鮮といったリスクが後退する中で市場のセンチメントは楽観ムードに傾いている。結果次第では一段の円安が進みそうだ。

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[米ドル円]上昇後の窓埋め

(米ドル円時間足)


フランス大統領選挙第一回投票では最悪の結果を回避できたことから安心感が広がり早朝のシドニー市場でドル円は110円台に乗せて始まった。110円台は下落する過程でかなり強いサポートという事もあり、すんなり乗せたことで市場の弱気ムードは一変。ただ、先週終値の109円10銭から1円余り窓が空いたことで、目先は窓を埋める動きが続くとみる。
また、今日は北朝鮮の朝鮮人民軍創設85周年の記念日に当たることから、何らかの挑発行為があれば一時的に円高が進みやすい。ただ、市場全体に安心感が広がる中で、何も起こらずに通過できるようなら更なるドル円の上昇が見込めそうだ。
窓埋めの目安としてはフィボナッチ61.8%戻しの109円40銭付近となる。このレベルを下回るようなら先週の終値109円付近が次のサポートとみる。
北朝鮮との軍事衝突がない限り急落はなく、押し目買いを狙っていきたい。

ドル円予想レンジ: 110円60銭~109円40銭(61.8%)

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[ユーロ円]仏大統領選挙第一回投票でユーロ買い円売り

(ユーロ円日足)


注目のフランス大統領選挙第一回投票は親EU派のマクロン氏がトップ当選し反EU派のルペン氏は2位となった。反EU派のメランション氏とルペン氏の二人が当選するという最悪のシナリオが回避されたことで市場には安心感が広がった。5月7日に行われる第二回投票ではマクロン氏が優勢との予想もあり、リスク回避の動きが一気に後退。欧米株価も大幅高となり、ユーロ高円安の動きが強まった。
週末の終値となる117円10銭から一気に120円60銭まで上昇するなど大きく窓が空いた。その窓埋めの動きが強まりNY市場では118円92銭まで押し戻された。その後119円台を回復したもののまだ調整は残るとみる。
今日の北朝鮮の動向次第では118円前半までの下落もありそうだ。
上値目途としては一目の雲の上限が位置する121円付近が意識される。
当面のリスクが後退したことで押し目買いを狙っていきたい。

ユ―ロ円予想レンジ:121円00銭(雲の上限)~118円20銭(2月27日安値)

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[豪ドル円]円安が豪ドルを押し上げる

(豪ドル円日足)


豪ドル自体は上値の重い展開が続いていたが、早朝のドル円の上昇が押し上げた。この動きをみると豪ドル円のロスカット的な買いが入った可能性がある。
先週末の終値82円30銭付近から一気に83円78銭まで上昇。窓が完全に空いてしまったことから、83円付近まで下押し圧力が強まった。
その後上昇に転じたことで一旦は窓埋めが終わったかと思われたがNY市場で再度82円90銭まで押し戻された。
しかし、82円台での買い意欲は強く跳ね返されていることを見ると、豪ドル円のショートがまだ捕まっているように見える。
目先ボリンジャーバンドの中心線やフィボナッチ50%戻しとなる83円60銭付近で上値を抑えられた。窓埋めの動きが一巡したところで最終的に上抜けするとみる。
北朝鮮への警戒感が後退したところで押し目買いを入れたい。

豪ドル円予想レンジ: 84円10銭(61.8%)~82円80銭

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[全般]仏大統領選挙第一回投票結果を受け世界的なリスクオン

週明けシドニー市場では注目のフランス大統領選挙第一回投票の結果を受けユーロドルとドル円が大幅上昇して始まった。
フランス大統領選挙第一回投票の結果は親EU派のマクロン氏がトップで、反EU派のルペン氏が2位となった。市場では反EUのルペン氏とメランション氏が選出されるとEU離脱という事が決定してしまう事から警戒感が広がっていた。結果的に、最悪の状況が回避されたことを市場は好感。リスク回避の動きが後退し日経平均株価は大幅上昇。ドル円やクロス円が全面高となった。
欧州市場では殆ど動きは見られなかったものの各国株式市場は軒並み上昇。
NY市場でも安心感が広がり株式市場は三指数ともに大幅高となるなど、世界同時株
高となった。また、米長期金利も大幅上昇となりドル高円安の動きが強まった。
しかし、これでリスクがなくなったわけではない。
本日は北朝鮮の朝鮮人民軍創設85周年の記念日となり、何らかの動きがあるのではといった緊張感が広がる。もし、警戒レベルが高まれば安全通貨の円や米国債が買われることになる。
反対に、何も起きずに通過できれば更なる円安ドル高が強まることになる。
また、明日はトランプ大統領が税制改革について改めて表明する。北朝鮮やフランス大統領選挙第一回投票といったリスクが後退する中で、市場が楽観的な雰囲気だけに期待が高まりそうだ。

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[米ドル円]108円か110円のどちらかブレイク

(米ドル円日足)


ドル円は地政学的リスクが高まったことで110円を割り込み、その後は109円を挟んでのこう着状態が続いている。今週は週明けにフランス大統領選の結果が東京時間に明らかとなる。
反EU派が二人選出されるようならドル円は108円を割り込む可能性が高まる。
反対に、親EU派であれば、110円を上抜く可能性があり予断を許さない。
もし、反EUと親EUがそれぞれ選出されるようならレンジブレイクはないとみる。
次の日には北朝鮮で式典があり、何か起きれば円高。何もなければ円安といった五分五分の可能性が続く。
しかし、水曜日にはトランプ大統領が税制改革を発表することがあれは円安ドル高の流れが強まる可能性が高い。
いずれにしても、今週はこれまで108円から110円のレンジのどちらかをブレイクする可能性が高い。もし、108円を割り込むようなら105円が次のターゲットになる。
110円を上抜いたとしても地政学的リスクの高まる前のレベルである111円台が限界とみる。

今週のドル円予想レンジ: 110円30銭(BB中心線)~107円80銭(61.8%、BB下限)

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[ユーロ米ドル]仏大統領選はEUの生命線

(ユーロ米ドル日足)


先週のユーロはフランス大統領選に近づいたところでポジション調整のユーロ売りが散見。シャンゼリゼでのテロ事件により移民制限を訴える反EUへの期待が高まったことも要因とみられる。ユーロドルは1.0775ドル付近でダブルトップを形成しそのネックラインの1.0740ドルを割り込んだ。先週末のNY市場では1.0683ドルまで下落してそのまま引けるかと思われた。しかし、引け直後にユーロショートの巻き戻しが入り1.07ドル前半で終了。
大統領選の結果次第では反EU派が二人選出されるようならユーロ売りが一気に進む可能性が高い。市場全体のポジションとしては大分軽くなっているとみてよいだろう。
1.06ドル付近に位置する上昇トレンドラインを下回るようなら1.05ドルのサポートを割り込み今年の安値となる1.03ドルミドルまでの下落も想定しておきたい。
反対に、親EU派が勝利すれば1.09ドルの上値を抜けていく可能性が高まる。

今週のユ―ロドル予想レンジ:1.0900(3月27日高値)~1.0550(61.8%、BB下限)

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[豪ドル米ドル]米ドル金利の動向と原油価格

(豪ドル米ドル日足)


豪ドルドルは0.75ドル付近のネックラインを下回り0.7750ドル付近でダブルトップを形成したかと思われたが反発。先週は再度売りが強まり0.7475ドルまで下落したが再び反発して終わった。
先週は原油価格が1バレル50ドル台を再び割り込んで終了。鉄鉱石価格もここにきて大幅下落となり豪ドルにとってはアゲインストの風が吹いている。
一方、米長期金利は上昇に転じており、ドル高の動きが強まる中で今週は豪ドルドルの下値を再度探る展開が予想される。
もし、本邦の機関投資家が動き出すようなら0.76ドルを上抜く可能性もある。
しかし、地政学的リスクはフランス大統領選などの政治リスクもあり、今の段階では動き出す気配はみられない。
当面は下落リスクが継続する可能性が高く、0.76ドル手前での戻り売りで臨みたい。

今週の豪ドルドル予想レンジ: 0.7600~0.7380(61.8%)

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[全般]仏選挙と北朝鮮リスク

今週は週明け東京市場でフランス大統領選挙の結果が明らかとなり、その次の日には北朝鮮で人民軍創建85周年式典などもあり波乱含みのスタートになりそうだ。
欧米各国のイースター休暇が明けると、前週とは打って変わりリスクオンの動きが強まった。休暇中に北朝鮮による軍事衝突がなかったことで安心感が広がった。
また、トランプ大統領が大型減税を近く打ち出すとの期待もあり、過度な円高への修正の動きが強まった。ドル円は108円台を固めて109円台に上昇。クロス円も全般に底堅い動きが目立った。
また、先週は英国メイ首相が6月8日に総選挙を前倒しして実施することを発表。EUとの交渉が2年以内に終了するとの期待からポンドは大きく上昇。ユーロもつられて上昇。
一方で、フランス大統領選直前にパリでテロが起きるなど神経質な展開が見られた。
フランス大統領選第1回の結果で、もし反EUの候補が2人選出されるようならユーロは下落しリスク回避の円高にもつながることになる。反対に、親EU派が勝利すれば市場には安心感が広がり円安ユーロ高が進むことになるだろう。
また25日に行われる北朝鮮の人民軍創建85周年で何らかの挑発的な行為をするようなら再び地政学的リスクの高まりから円高に振れる可能性もあり要注意だ。
週前半は円高リスクがどこまで高まるかに注目が集まる。
一方、先週末にトランプ大統領が「大規模税制改革を発表する」と発言した事から、26日にトランプ政権への期待が再び高まるようなら円安ドル高の動きが強まることになる。
今週はドル円にとっては正念場という事になりそうだ。流れが見えてくるまでは短期取引に徹したい。

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[米ドル円]110円の上値の重さ意識

(米ドル円2時間足)


東京市場では一時109円台に乗せたもののすぐに押し戻されるなど、依然として上値の重さが意識された。その後欧州市場が始まったところでポンドが対ドル対円で纏まった買いが入るとクロス円全般に上昇。ドル円も上値の重かった109円台に乗せてきた。
NY市場では下落が続いたNYダウが好調な企業決算の結果を受け大きく反発。同時に米長期金利も上昇するなど、リスク選好の動きが強まりドル円は109円38銭を付けた。
一旦は押し戻されたものの、その後発表された景気先行指標総合指数が予想を上回ると反発。
また、ムニューチン財務長官が税制改革を近く発表するとし、オバマケアの新代替案が示されるとの期待が株価やドル円を押し上げた。
G20が開催されることから円高への圧力が強まるとの見方もあり予断を許さないものの、全般にリスクオンの動きが先行。
110円は心理的に強いレジスタンスとして意識されることから、その手前では利食い売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ: 109円90銭(50.0%)~108円40銭

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[ユーロ米ドル]仏大統領選控え神経質な展開

(ユーロ米ドル時間足)


欧州市場に入りユ―ロドルはしっかりとした動きで始まった。
フランス大統領選を直前に控え世論調査がマクロン氏優勢と伝えたことで安心感が広がった。しかし、NY市場ではドル高の動きが強まったことや、シャンゼリゼで発砲事件が起きたことを嫌気し、ユーロドルは押し戻された。また、テロを追い風に極右政党のルペン氏が優勢となることから、直前の世論調査もあてにはならない。
今日は特にユーロも神経質な展開が予想される。
ユーロドルは時間足チャートを見ると短期的に1.0780ドル付近でダブルトップを形成。戻り売り狙いとみるが、週末の大統領選を控えポジションは軽めにしておきたい。

ユ―ロドル予想レンジ:1.0750~1.0670(61.8%)

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[豪ドル米ドル]もみ合いで底固め

(豪ドル米ドル日足)


東京市場から豪ドルのショートカバーが入り堅調な地合いで推移。欧州市場に入るとポンドが上昇したことを受け、つられて豪ドルも対ドル対円で買いが見られた。
豪ドルドルはNY市場でも堅調な地合いが続きこの日の高値となる0.7543ドルを付けた。しかし、その後は利食い売りに押されて引けている。
米長期金利が上昇する中で、本日の豪ドルドルは戻り売り先行で始まるとみる。
ただ、0.75ドルから0.74ドルミドルにかけてはフィボナッチ50.0%戻しやボリンジャーバンドの下限が位置する。
このレベルでもみ合いが続くようであれば下固めとなり、反発の期待が高まる。
反対に、このレベルを割り込むようなら追随売りで臨みたい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7550~0.7450(50.0%、BB下限)

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[全般]リスクオンの円安進行

東京市場では引けにかけてポンド円の買いが優勢となりクロス円全般を押し上げた。特に材料はないものの、地政学的リスクへの過度な緊張が後退したことも円売りを促した模様。
NY市場に入るとリスクオンの動きが強まり、更に円安の動きが強まった。
この日発表された新規失業保険申請件数が予想を上回り、フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を下回ったものの、市場の反応は見られなかった。それだけ市場にはリスクへの危機感が後退したことを示すものと見られた。
その後、米企業決算が好調な結果を示したことで下落が続いたNYダウが大幅高。また、ムニューチン財務長官が「大型の税制改革の推進が近づいている」と発言したことも株価を押し上げた。結果的に三指数ともに上昇しリスクオンの動きが強まると米長期金利も上昇に転じ、ドル高円安の動きが加速。ドル円はこの日の高値となる109円46銭を付けた。
また、G20でワシントンにいる黒田総裁が「緩和政策は為替操作に当たらないか」といった質問に対し「緩和政策は早期の物価目標達成を目指しているため」と発言したことも円売りに安心感を与えた。
地政学的リスクは燻ぶるものの、市場全般にリスクオンの動きが強まった。
今日も、これまで特に過度に上昇した円の売り戻しの動きが続くとみる。
ただ、週末という事から休み中に何が起きるか分からないので、ポジションをあまり一方向に偏らせない方がよさそうだ。

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[米ドル円]110円を狙う展開も

(米ドル円2時間足)


東京市場は前日のNY市場の流れを継いでドル円は上値の重い展開で始まった。
しかし、先週の過度な地政学的リスクは後退し市場にはそれ程緊張感はなかった。欧州市場にかけてムニューチン米財務長官が「先日のトランプ大統領の『ドルは強すぎる』との発言はドルの押し下げを狙う事ではない」と否定したことでドル円は上昇に転じた。また、米長期金利の上昇もありドル円はNY市場で109円台に乗せてきた。しかし、前日に付けた高値109円23銭には届かず押し戻されている。
NYダウが前日に引き続き大幅安となったことや、原油価格の下落がリスクとして意識されたものだ。株価はIBMなどの決算の結果を受けたもので、ナスダックなどは上昇していることをみても全般にそれ程悲観的なムードは感じられない。
G20前のムニューチン・麻生会談でも為替への言及は回避されるとみられ、ドル円上昇のきっかけになりそうだ。
今日も108円ミドルから下では押し目買いを狙いたい。

ドル円予想レンジ: 109円80銭~108円40銭

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[ポンド米ドル]サプライズ後の調整売り

(ポンド米ドル2時間足)


先日メイ首相が6月に総選挙を前倒しすることを発表しポンドドルは上昇に転じた。2020年までに選挙は実施しないと発言していたことから市場にはサプライズとなり、これまでのポンドショートの巻き戻しが入った。損切りを巻き込みながら1.29ドル台まで上昇し、一先ずショートカバーも一巡したとみられ、昨日はその修正の売りが散見された。
調整の売りが一巡し再度上値を試しても、このレベルを超えられないようなら、当面の高値とみることが出来る。
本日はカーニーBOE総裁の講演を控えており、ブレグジットの影響が金融政策にどう影響するか、その発言に注目。
これまでのポンド安が英国経済の下支えとなっており、ポンド高への懸念が示される可能性もある。
いずれにしても、最終的にポンドは買いにくい状況が続く中で、戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2860~ 1.2700

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[豪ドル米ドル]米長期金利上昇で豪ドル下押し圧力

(豪ドル米ドル日足)


米国長期金利上昇により豪ドルの下げが再び強まり始めている。
昨日は東京市場の早朝に纏まった豪ドルの売りが入り0.7560ドル付近から0.7520ドル付近まで下落。その後もみ合いが続いたものの、欧州市場にかけて米長期金利が上昇したことで0.75ドル手前まで売り込まれた。その後買い戻しが入ったものの、NY市場で原油価格が大きく下落したことなどから資源国通貨であるカナダドルや豪ドル売りが強まった。
4月11日に付けた安値0.7473ドルまで目と鼻の先まで下げており、このレベルを割り込む可能性が高まる。0.7460ドルはボリンジャーバンドの下限となり、フィボナッチ50.0%戻しがそのすぐ下の0.7450ドルのサポートとして控える。このレベルを下回るようならフィボナッチ61.8%戻しの0.7390ドルが次のサポートとなる。
0.7370ドル付近で下げ止まるようなら短期的に買いを入れてみたい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7530~0.7450(50.0%、BB下限)

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[全般]過度なリスク後退

東京市場では前日NY市場でのダウ下落や米長期金利の低下を受けてドル円は108円前半まで下落して始まった。しかし、先週のような北朝鮮への過度なリスク回避の動きは後退し、比較的落ち着いた動きが続いた。
欧州市場にかけてムニューチン米財務長官が「トランプ大統領は自身の発言によってドルの押し下げを狙う事は絶対にない」と発言したことでドル円は上昇。また、米長期金利の上昇もドル円を押し上げた。
NY市場でも長期金利の上昇が継続し、ドル円はこの日の高値となる109円16銭の高値をつけた。しかし、NYダウはIBMなどの決算の結果から前日に引き続き大きく下落。また、原油価格もガソリン在庫の増加などで50ドル台に下落したことでリスク回避の円買いの動きが強まり、ドル円は再び108円台に押し戻されて引けている。
全体的にイースター連休明けあたりから先週のような過度なリスク回避の動きは見られず、市場は落ち着きを取り戻しているように見える。
本日から始まるG20財務相会談に先立ち麻生・ムニューチン会談が行われる。
昨日のムニューチン財務長官の発言を見ると、今回のG20財務相会談では為替へのけん制的な発言は控えられると予想される。そうなれば、一段の円安が進む可能性が高い。
昨日発表された米・ベージュブックは米景気拡大が続いていることが示されるなど、好調な米経済に変化は見られない。
NY株式市場の下げが止まるようなら、目先地政学的リスクの後退から円売りの動きが一段と強まるとみる。

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[米ドル円]円高もそろそろ終盤

(米ドル円時間足)


東京市場では米長期金利が上昇した前日の流れを継いでドル円は109円台に乗せて始まった。
一段の上値を試す展開かと思われたが、依然として地政学的リスクが燻ぶるなかで108円台に押し戻された。
イースター休暇明けとなる欧州市場では円売りからスタートしたものの、様子見気分が強く値幅は限られた。
NY市場に入ると再び円高の動きが強まった。この日発表されたゴールドマンサックスなどの企業決算が冴えない結果となったことでNYダウが下落。リスク回避の円高が強まりドル円は108円32銭まで下落。
昨日は結果的に109円台の重さが意識されたものの、下値もそろそろ下げ止まりをみせてきた。地政学的リスクは徐々に織り込み始めており、日米経済対話でも為替問題には触れられずに終了。107円80銭は一先ず目先の底値として意識される。108円付近で買いを入れて、損切りを107円80銭付近に置く。

ドル円予想レンジ: 109円00銭~108円10銭

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[ポンド米ドル]選挙前倒しでポンド上昇

(ポンド米ドル日足)


欧州市場が始まったところでポンドドルはいきなり下落して始まった。メイ首相が19時15分に声明を発表することが伝わった。一部でメイ首相が健康問題で辞任するのではといった噂が流れたためだ。しかし、それは単なる噂で、実際には6月8日に総選挙を前倒しで実施すると発表。メイ首相はEU離脱反対の多い野党勢力を一掃し、政治基盤を強固にしてEU離脱交渉に臨みたいとの考えだと思われる。市場ではこの発表はサプライズとなり、ポンドはじり高となった。NY時間にはポンドドルは昨年12月に付けた高値1.2770ドルを上抜くと損切りを巻き込みながら1.2904ドルまで上昇。その後は1.28ドルミドルでもみ合いが続いている。
このポンド買いは昨年6月のブレグジットで下落したポンドショートの巻き戻しと考えられ、積極的なポンド買いには繋がらない。
そろそろショートの巻き戻しも一巡したとみられ、1.29ドル手前では打診売りを出してみたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2900(61.8%)~ 1.2750

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