ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-04

[米ドル円]110円の上値の重さ意識

(米ドル円2時間足)


東京市場では一時109円台に乗せたもののすぐに押し戻されるなど、依然として上値の重さが意識された。その後欧州市場が始まったところでポンドが対ドル対円で纏まった買いが入るとクロス円全般に上昇。ドル円も上値の重かった109円台に乗せてきた。
NY市場では下落が続いたNYダウが好調な企業決算の結果を受け大きく反発。同時に米長期金利も上昇するなど、リスク選好の動きが強まりドル円は109円38銭を付けた。
一旦は押し戻されたものの、その後発表された景気先行指標総合指数が予想を上回ると反発。
また、ムニューチン財務長官が税制改革を近く発表するとし、オバマケアの新代替案が示されるとの期待が株価やドル円を押し上げた。
G20が開催されることから円高への圧力が強まるとの見方もあり予断を許さないものの、全般にリスクオンの動きが先行。
110円は心理的に強いレジスタンスとして意識されることから、その手前では利食い売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ: 109円90銭(50.0%)~108円40銭

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[ユーロ米ドル]仏大統領選控え神経質な展開

(ユーロ米ドル時間足)


欧州市場に入りユ―ロドルはしっかりとした動きで始まった。
フランス大統領選を直前に控え世論調査がマクロン氏優勢と伝えたことで安心感が広がった。しかし、NY市場ではドル高の動きが強まったことや、シャンゼリゼで発砲事件が起きたことを嫌気し、ユーロドルは押し戻された。また、テロを追い風に極右政党のルペン氏が優勢となることから、直前の世論調査もあてにはならない。
今日は特にユーロも神経質な展開が予想される。
ユーロドルは時間足チャートを見ると短期的に1.0780ドル付近でダブルトップを形成。戻り売り狙いとみるが、週末の大統領選を控えポジションは軽めにしておきたい。

ユ―ロドル予想レンジ:1.0750~1.0670(61.8%)

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[豪ドル米ドル]もみ合いで底固め

(豪ドル米ドル日足)


東京市場から豪ドルのショートカバーが入り堅調な地合いで推移。欧州市場に入るとポンドが上昇したことを受け、つられて豪ドルも対ドル対円で買いが見られた。
豪ドルドルはNY市場でも堅調な地合いが続きこの日の高値となる0.7543ドルを付けた。しかし、その後は利食い売りに押されて引けている。
米長期金利が上昇する中で、本日の豪ドルドルは戻り売り先行で始まるとみる。
ただ、0.75ドルから0.74ドルミドルにかけてはフィボナッチ50.0%戻しやボリンジャーバンドの下限が位置する。
このレベルでもみ合いが続くようであれば下固めとなり、反発の期待が高まる。
反対に、このレベルを割り込むようなら追随売りで臨みたい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7550~0.7450(50.0%、BB下限)

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[全般]リスクオンの円安進行

東京市場では引けにかけてポンド円の買いが優勢となりクロス円全般を押し上げた。特に材料はないものの、地政学的リスクへの過度な緊張が後退したことも円売りを促した模様。
NY市場に入るとリスクオンの動きが強まり、更に円安の動きが強まった。
この日発表された新規失業保険申請件数が予想を上回り、フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を下回ったものの、市場の反応は見られなかった。それだけ市場にはリスクへの危機感が後退したことを示すものと見られた。
その後、米企業決算が好調な結果を示したことで下落が続いたNYダウが大幅高。また、ムニューチン財務長官が「大型の税制改革の推進が近づいている」と発言したことも株価を押し上げた。結果的に三指数ともに上昇しリスクオンの動きが強まると米長期金利も上昇に転じ、ドル高円安の動きが加速。ドル円はこの日の高値となる109円46銭を付けた。
また、G20でワシントンにいる黒田総裁が「緩和政策は為替操作に当たらないか」といった質問に対し「緩和政策は早期の物価目標達成を目指しているため」と発言したことも円売りに安心感を与えた。
地政学的リスクは燻ぶるものの、市場全般にリスクオンの動きが強まった。
今日も、これまで特に過度に上昇した円の売り戻しの動きが続くとみる。
ただ、週末という事から休み中に何が起きるか分からないので、ポジションをあまり一方向に偏らせない方がよさそうだ。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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