ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-05

[米ドル円]円高警戒の中で雲の切れ目を意識

(米ドル円日足)


先週はフランス大統領選挙の結果を受けドル円は週明けから一気に110円台に乗せて始まった。110円は心理的な壁でもあり、再び強気の流れに戻った。北朝鮮問題も軍事衝突という最悪な状況が避けられたことも円売りに安心感が加わった。
今週は日本がゴールデンウィークに入ることから、その間円が狙われやすい状況が予想される。特に、今週は米経済指標やFOMC会合といったイベントが円高リスクとして意識される。特に、週末にかけては米雇用統計やその週末に行われるフランス大統領選挙を控えリスク再燃からの円高には注意したい。
ただ、流れをみるとドル円はまだ上値を試す展開が予想される。テクニカル的には一目の雲の切れ目が今週は見られ、そのレベルはフィボナッチ61.8%戻しの112円70銭と重なる。このレベルを上抜け出来ないようなら再度売りが強まる可能性もある。
今週のドル円は上下に荒っぽい動きが予想されることから、短期取引が有効となりそうだ。

今週のドル円予想レンジ: 112円70銭(61.8%)~109円60銭(先週安値)

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[ユーロ円]仏大統領選挙リスク

(ユーロ円日足)


先週はフランス大統領選挙で親EUのマクロン氏がトップで当選したことを受けユーロは大きく上昇して始まった。
その後開かれたECB理事会では出口戦略が議論されなかったことからユーロが売られる場面も見られた。しかし、ドラギECB総裁が景気回復の動きに言及したことから買いに転じるなど底堅い動きとなった。
また、日銀の緩和政策継続が確認されるなど日欧金融政策の違いがユーロ円の買いを促す。
ただ、5月7日にはフランス大統領選挙の決選投票が行われることから、この週末は再びリスクの高まりからユーロは売られやすくなると考えられる。
また、米雇用統計も週末に発表されるなど、後半はリスク回避の円高も同時に進みユーロ円は上値の重い展開が予想される。
テクニカル的にみると一目の雲の先行スパンが上下ともに重なりあうなど、どちらかに動き出す節目にも見える。長い上髭が伸びていることから上値の重さが意識される。
ただ、親EU派のマクロン氏が勝利するようなら今年の高値となる123円前半を上抜ける可能性がたかいとみる。しかし、それは来週の動きであり、今週はやや上値の重い展開となりそうだ。

今週のユ―ロ円予想レンジ:123円70銭(今年最高値)~119円20銭(38.2%)

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[豪ドル円]RBA政策会合に注目

(豪ドル円日足)


先週発表された豪州1-3月期CPIは予想を下回ったことから豪ドル売りが活発となった。その直前には84円の高値を試しに行ったものの上抜け出来なかったことから、ポジション調整の売りが散見された。原油価格やコモディティ価格が下落したこともあり82円70銭付近まで押し戻されたが、その後は反発に転じている。
地政学的リスクや欧州政治リスクが後退したことで円安の動きが強まる中で、豪ドル円は81円ミドルで底を打った可能性が高い。
今週はRBA政策会合が開かれるが、最近の住宅価格の上昇などから緩和政策に変化が見られるようなら豪ドル買いに勢いがつきそうだ。
一目の転換線と基準線が接近しており、そろそろ上昇相場が始まる可能性もある。
ただ、今週は日本がゴールデンウィークに入り参加者が少ないことから、先週の高値84円を再度試す展開を予想する。

今週の豪ドル円予想レンジ:84円50銭(50%)~82円70銭(転換線)

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[全般]重要イベント、リスク再燃も

先週はフランス大統領選挙や北朝鮮問題といった地政学的リスクや欧州政治リスクの後退からリスクオンの円安が進んだ。
今週は日本がゴールデンウィークに入る中でFOMC会合や米雇用統計などの重要指標が発表される。その中で北朝鮮の動向やフランス大統領選挙などを控えたリスクが再燃する可能性もあり予断を許さない週になりそうだ。
先週のリスク回避の動きが後退したことで市場の注目は米国経済に移り始めている。
今週は週初からNY市場で米個人消費支出やISM製造業景況指数といった重要指標が発表される。
最近の米経済指標は予想を下回る冴えない結果が続いていることから、注目度は高い。
ただ、その次の日にはFOMC会合が開かれることから、どちらにもポジションは偏らせにくく、反応は限定的とみる。
そのFOMC会合では次回6月の利上げの可能性が示されるかどうかに注目。先週発表された米GDP速報値などが予想を下回ったことなどから利上げに慎重な内容が示されるようならドル売りに繋がりやすい。
週末には米4月雇用統計が発表される。前回予想を大きく下回ったものの、最終的にドルが買われるなど、指標の結果とは異なる動きが最近目立つ。
ただ、それは地政学的リスクなどが影響していたと思われるが今回はそのリスクも低下しているので結果に素直に反応してくるとみている。市場の注目は雇用者数もさることながら平均時給に集まりそうだ。前月の0.2%から0.3%に上昇するとみられ、雇用者数も前月の反動が予想されるなど、発表後はドル買いの動きに繋がる可能性が高い。
一方、今週はユーロにも注目が集まりそうだ。
先週のECB理事会では景気回復への期待などからユーロは対ドルだけではなく対円でも買いがみられた。ただ、5月7日にはフランス大統領選挙の決選投票を控え改めてユーロ不安が拡大することからユーロ売りが強まる可能性が高い。
ただ、前回でフランスの世論調査の正確さが示されており、マクロン氏有利の流れは変わらないとなれば寧ろユーロ買いが進む可能性もある。
いずれにしても、今週は日本がゴールデンウィークの中で注目イベントが盛りだくさんという事から、北朝鮮リスクも含め円が狙い撃ちされやすい。
偏ったポジションの持ち方には注意しておきたい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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