ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-05

[米ドル円]過度な円高ドル安への反動

(米ドル円2時間足)


東京市場ではトランプ大統領リスクの高まりで円高ドル安の流れが強まりドル円は110円ミドルまで下落。その後買い戻しが入り111円台に乗せたものの再び売りが強まると110円24銭まで下落。110円の大台を割り込むかと思われた。しかし、流石に110円前半を売り込む勢いはなく下げ止まった。
NY時間に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数や新規失業保険申請件数などが好調な結果を示し、さらに原油価格も上昇。昨日急落したNY株式市場も三指数ともに上昇に転じたことで過度なリスク回避の円高に対する反動からドル円は111円前半に再び上昇。
その後コミー元FBI長官がロシア疑惑捜査を終了させる政治的な圧力を受けていないと証言したビデオが出回ったことからドルは全般に買い戻しが強まった。
ドル円は俄かドルショートの損切りを巻き込みながら111円73銭まで上昇。ほぼ高値圏で引けている。
トランプリスクは燻ぶるものの、過度な円高やドル安への反動はもう一段強まるとみており押し目買いを狙いたい。

ドル円予想レンジ: 112円30銭~111円00銭

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[ユーロ米ドル]調整後は再び上昇へ

(ユーロ米ドル4時間足)


急速な上昇が続いたユーロドルも昨日は一服感が漂い5営業日ぶりに下落に転じた。
東京市場では前日のドル安の流れを継いでユーロドルは1.1172ドルまで上昇。しかし、これがこの日の高値となりその後は下落に転じた。買いの背景にはフランス大統領選やドイツの地方選挙の結果があり、それを受けて欧州政治リスクが後退。また、トランプリスクによるドル安の動きがユーロを急速に押し上げた。
昨日はそのトランプリスクへの過度な反応も落ち着きを取り戻しドル買い戻しが散見。
また、昨日公開されたECB議事要旨では「6月インフレ見通し引き下げの可能性を排除できない」としたこともユーロ売りを促した模様。
ただ、年内のテーパリング開始の期待は依然として根強く、欧州政治リスクの後退などからユーロドルの上昇トレンドは継続とみる。超低金利政策が続いたことで調達通貨としてのユーロの買い戻しが一段と強まる可能性が高い。
1.1ドルの節目手前付近では買いを入れていきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1150~1.1040(38.2%)

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[豪ドル円]下げ止まりから調整の戻し

(豪ドル円日足)


トランプリスクでリスク回避の円高が進む中で豪ドル円は東京市場が始まると買い戻しが見られた。しかし、日経平均株価の下落などからドル円が110円ミドル付近に下落すると豪ドル円も82円前半に下落。このレベルは前日のNY市場で下げ止まったことから一旦は買い戻しが入り反転。83円台に押し戻されるなど底堅い動きとなった。
しかし、欧州市場が始まるとドル円が再び下落に転じたことで豪ドル円はこの日の安値となる81円77銭まで下落した。
その後コミー元FBI長官のロシア疑惑捜査を終了させる政治的圧力を受けていないとのビデオが出回ったことから円の売り戻しが入った。また、NY株式や原油価格の上昇などからリスク回避の動きが後退し豪ドル円は82円後半に押し戻されて引けている。
原油価格の上昇などからも一先ず豪ドル円の下落は収まったものの、豪ドル自体は依然として売られやすい状況が続いている。
調整的な豪ドルの買い戻しが一巡したところでは売りを再開したい。

豪ドル円予想レンジ:83円20銭(50.0%、BB中心線)~ 82円20銭

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[全般]急落の反動

前日のトランプ大統領のロシアゲート問題が拡大し為替市場ではドル売り円買いの動きが急速に進んだ。
東京市場ではリスク回避の流れを継いでドル円は110円ミドルまで下落して始まった。日経平均株価も前日に引き続き大幅安となるなど市場に不安感が広がった。その後ドルの買い戻しの動きが見られたものの欧州市場に入り再び円買いの動きが強まりドル円は110円24銭まで下落。クロス円も全面安となるなどドル円は110円を割り込むかに見られた。
しかし、NY時間に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数が38.8と予想の18.5を大きく上回り、新規失業保険申請件数も予想を超える改善を示すなどドルにとっては好材料となった。原油価格も来週開かれる産油国会議への期待が高まり堅調に推移。
これらからNY株式市場は三指数ともに上昇に転じたことで市場には安心感が戻り始めた。
また、コミー元FBI長官がロシア疑惑捜査を終了させる政治的な圧力を受けていないと証言したビデオが出回ったことからトランプ疑惑が一先ず後退。
過度に反応したドル安や株安、そして円高などの反動が強まり終了。
市場では来週の、コミー元FBI長官の議会証言により大統領の弾劾の可能性の高まりが懸念される。ただ、もし大統領が弾劾されたとしても減税やインフラなどの政策は変わらないとの見方もある。
そうであれば、寧ろトランプ大統領が退陣した方がドルにとってはプラス材料とみることもできる。
依然としてトランプリスクは燻ぶるものの、週末という事もありポジション調整の動きは継続するとみる。

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登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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