ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-07

[米ドル円]112円台の底堅さ確認

(米ドル円日足)


東京市場でドル円は113円ミドルと、ひと月半ぶりの高値水準で始まったことで利食い売りなども入り上値の重い展開で始まった。その後北朝鮮がミサイルを発射し、重大な発表があるとの報道で市場に不安感が広がった。午後に入り北朝鮮が米国も射程内に入る弾道ミサイル(ICBM)の実験に成功したことを明らかにしたことでドル円は一時112円74銭まで下落。米国が北朝鮮に対して何らかの行動を起こすとの思惑が働いた。しかし、その後は実需の買いなども入り下落前のレベルである113円前半に上昇。これまでと同様に一時的な反応で終わった。寧ろ、今回の報道で112円台での買いの強さを確認した格好となった。
今日の休み明けNY市場での米株式や債券市場の動向次第では再びドル買いの動きが強まる可能性が高いとみる。
休み前に発表された米ISM製造業の結果を好感し、NYダウが大きく上昇し長期金利も上昇。また、原油価格も1バレル47ドル台まで回復するなど市場の安心感が継続されるとなればドル円は114円を目指す展開も十分予想される。

ドル円予想レンジ:113円80銭(BB上限)~113円00銭

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[ユーロ米ドル]過度な期待の調整

(ユーロ米ドル日足)


ドラギ総裁発言でECBのテーパリングが意識されユーロは上昇したが、その調整の売りがみられた。
昨日ブラードECB専務理事が「ECBの目標はまだ達成されていない」と発言。また、オーストリアのノボトニー中銀総裁が「長期間の低金利を予想」「経済次第では早期に正常化すべき」などと発言するなど、市場の過度な期待に歯止めをかけるような発言も見られた。株式市場は冴えない動きが続くなどテーパリングを意識した動きが目立つ。
市場は9月にも量的緩和の縮小を示唆するとの見方は変わっていないものの、急速に上昇したユーロへの警戒感がみられる。
NY市場が休場ということもあり調整の動きが入りやすかったと考えられる。また、米長期金利の上昇などからドル買いの動きもユーロの上値を抑えた。
今日のNY市場で米長期金利が一段の上昇となればユーロの下押し圧力が高まる可能性がある。
ユーロドルはボリンジャーバンドの中心線が位置する1.12ドルミドルがフィボナッチ61.8%戻しと重なることから強いサポートとして意識される。
そのレベルを下回るようなら目先ユーロドルの天井を付けた可能性もある。

ユーロドル予想レンジ:1.1370~1.1280(50.0%)

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[豪ドル米ドル]利上げ期待後退で豪ドル急落

(豪ドル米ドル日足)


東京時間に開かれたRBA会合では予想通り政策金利1.5%の据え置きを決定。声明文には「政策スタンスを変更しないことが経済の持続可能な成長とインフレ目標達成することに一致」「賃金の伸びは依然として低迷がしばらく続く」としたことで豪ドルが急落。一部で緩和政策の終了が示されるのではといった見方もあり失望売りとなった。
豪ドルドルは0.7680ドル付近から0.7590ドルまで下落したものの、ほとんど反発がみられないことから売り切りの玉が入ったとみることができる。
新たな買いが入らないと一段の下値を試す展開が予想される。
ただ、欧州や英国、そしてカナダといった主要国の金融緩和政策の転換の動きから、いずれ豪州も利上げに向かうとみられる。
短期的にはドル売りを狙いたいが、最終的に中長期での買いを仕込んでいきたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7630~0.7520(50.0%)

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[全般]北朝鮮問題でリスク回避の動きは一時的

ドル円がひと月半ぶりの高値となる113円ミドル付近で始まった東京市場では利食い売りなどが先行。上値の重い展開で始まったところで北朝鮮が弾道ミサイル(ICBM)の発射実験に成功したと伝わった。このミサイルは米国本土まで射程内との報道もありドル円は一時112円後半まで下落した。しかし、このレベルでは実需などの買いも入り、結局113円前半に押し戻されるなど一時的な動きとなった。この結果、ドル円の底堅さが寧ろ確認される格好となった。
また、この日は豪州RBA中銀の政策会合が開かれ豪ドルが急落。声明文ではこれまでの緩和政策の継続が示されたことで、一部の利上げ期待が後退したことが売りを誘った。
欧州市場でこの日はNY市場が休場となることから動意が乏しい中でユーロやポンドは全般に上値の重い展開となった。これまでの利上げ期待から買われた調整の売りがみられたものの、大きな動きにはならなかった。
本日の休み明けとなるNY市場ではFOMC議事要旨が公開されることから注目が集まる。
ただ、内容的にはイエレン議長の記者会見で既に概要は明らかとなっておりサプライズはないとみてよい。
注目は米長期金利の動向に集まる。先日発表された米国ISM製造業が予想を大きく上回る結果となったことで米長期金利も大きく上昇。欧州や英国の利上げ観測が広がる中でこれまで低迷していた米長期金利の動きにも変化がみられた。この動きが休み明けでも継続するようならドル高の動きがさらに強まる可能性が高い。
この動きを見極めてからドル買いに動いても十分間に合いそうだ。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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