ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-08

[米ドル円]111円台を意識

(米ドル円2時間足)


前日のNY市場でドル円は111円を割り込み109円92銭まで下落。大台割れでドルロングの投げがみられるかと思われたが反対に買いを呼び込んだようだ。目先のポジションは寧ろドルショートに傾いていたということだろう。東京市場でそのショートカバーの巻き戻しが入ると110円92銭まで上昇。しかし、111円を目の前に売りが並んだことから上げ止まった。
NY時間に発表されたADP雇用統計は予想を下回ったものの前月が上方修正されたことでドル円は再び買いが強まり110円99銭まで上昇したが再び上値を抑えられた。
その後ブラード・セントルイス連銀総裁がハト派的な発言をしたことで110円29銭まで押し戻された。しかし、NYダウが史上最高値を更新し原油価格も上昇したことでリスクオンの動きが強まった。また、複数のFRBメンバーのタカ派的発言などから再び買いが強まり110円後半に上昇して引けている。
111円の大台をかなり意識した動きとなったが目先のショートポジションはまだカバーしきれていない模様。
明日の雇用統計を控え再度111円の上抜けを狙う動きとみる。ただ、日米政治リスクが上値を抑える状況は続くため上値も限定的とみる。

ドル円予想レンジ:111円30銭(61.8%)~110円30銭

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[ポンド米ドル]BOEの利上げ期待

(ポンド米ドル2時間足)


ポンドドルはBOEの高官発言で利上げ期待が高まり上昇が続いている。
本日のBOE会合では政策金利0.25%と資産買い取りプログラム規模も据え置かれると予想される。注目は議事要旨で利上げの可能性が示されるかどうかに集まる。
既に利上げ期待が高まる中でもし利上げに慎重な姿勢が示されるようならポンド売りに反応。最近のポンド高に対するけん制的な内容になる可能性もあり注目したい。
ただ、英国住宅価格の上昇などインフレも一部懸念されており、いずれ利上げに動くという市場の見方に変化はない。
ポンドドルは上昇トレンド継続とみて押し目買いを狙っていきたい。

ポンドドル予想レンジ:1.3300~1.3130(38.2%)

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[豪ドル米ドル]調整の売り継続

(豪ドル米ドル2時間足)


昨日の東京市場で発表された豪州6月住宅建設許可件数は10.9%と予想の1.0%を大きく上回った。発表後、瞬間的に買いが入ったもののすぐに下落に転じた。豪州住宅市場はバブル気味に上昇しており、本来であれば豪ドル買いが一気に進んでもおかしくはなかった。
それだけ豪ドルポジションロングが積み上がっていると予想される。
ただ、豪州景気の回復などからいずれRBAが利上げに踏み切るとの見方が根強く、調整が一巡したところでは改めて買いが入るとみる。
明日の米雇用統計までは一段の調整が進むとみており押し目買いを狙いたい。
下値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しの0.7870ドル付近とみる。このレベルで下げ止まりを確認したところで買いを入れておきたい。
もし、このレベルを下回るようなら0.7800ドル付近までサポートは見られない。

豪ドルドル予想レンジ: 0.8000~0.7870(61.8%)

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[全般]雇用統計前のポジション調整

昨日の東京市場では前日のNY市場の株価上昇などを背景に株式やドル円は底堅い動きで始まった。
ドル円は前日に110円台を割り込む場面も見られたが寧ろ底堅さが確認され東京市場では110円後半に上昇。また、ユーロやポンドなどに対しても円売りの動きが強まりクロス円上昇がドル円の下支えとなった。
欧州市場に入るとユーロが前日の高値を上抜くと損切りを巻き込みながら最高値を更新。NY市場に入ってもユーロドルは上昇の勢いが止まらず1.19ドル台に乗せている。
NY時間に発表された7月ADP雇用統計は17.8万人と予想の19.0万人を下回ったものの前月の15.8万人が19.1万人に上方修正されたことで市場への影響は限定的となった。
一方、この日はFRB幹部の発言が相次ぎ、米長期金利の動きが活発となりドル円は金利に合わせる格好で一時押し戻される場面も見られた。
メスター・クリーブランド連銀総裁は「漸進的な緩和解除は必要」と発言。また、ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁も「バランスシートの縮小は今秋回避が適切」「妥当な規模に戻すのに約5年は必要」と発言するなどややタカ派的な発言となった。一方、ブラード・セントルイス連銀総裁は軟調なインフレデータを懸念し「近い時期の追加行動を支持せず」とハト派的な発言に対してドル円が特に反応。110円後半から110円30銭付近まで押し戻された。しかし、NYダウが史上最高値を更新するなど、株式市場はハト派的な発言を好感。また、原油価格もガソリンの週間在庫が減少したことを受け上昇したことでリスク選好の円売りの動きがドル円の押し上げ材料となった。
全般に明日の雇用統計を控えポジション調整の動きが目立つが、ドルからユーロへと資金シフトの動きは続く。
その背景にはトランプ政権への不信感が根強く影響していると思われ、ちょっとしたネガティブ材料に反応しやすい状況が続く。
特にドル円は敏感に反応しやすい状況が続いていることから、ポジション調整が一巡した時には注意が必要だ。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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