ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-08

[米ドル円]リスク回避の円買い継続

(米ドル円日足)


北朝鮮に対してトランプ大統領が強硬な姿勢を示したことで市場の警戒感はこれまでにない緊張が高まっている。戦争に突入するのではとの見方も出始める中で安全通貨の円に資金が流れやすくなっている。8月は円高に振れやすいという記憶が市場関係者の中には多く、それだけに円買いを仕掛けやすくなっている。しかし、実際に軍事衝突に陥る可能性は極めて低く、時間の経過とともにポジションの巻き戻しが入りドル円やクロス円は上昇に転じるとみる。
一方、明日は米国7月CPIの発表を控え、もし予想を下回るようなら利上げ期待の後退からのドルの売りが強まる可能性も懸念される。また、トレンドの転換を示すパラボリックも依然として売りスタンス継続を示している。
短期的には戻り売りスタンスで臨むものの、利食いも早めに入れたい。

ドル円予想レンジ:110円50銭~109円30銭(BB下限)

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[ユーロ米ドル]短期筋中心で往って来い

(ユーロ米ドル日足)


東京市場では1.17ドルミドル付近で比較的底堅い動きが続いたユーロドルだがNY市場が始まるとすぐにまとまった売りが散見。前日の安値1.1730ドル付近を割り込むと1.1690ドル付近まで下落。
特に材料はなく、単に損切りを狙った売りとみられる。その後は買い戻しが入り元のレベルに戻るなど、薄商いの中で投機筋中心の動きとみられる。
ただ、これまで上昇が続いただけに全般に売り仕掛けがしやすい状況といえそうだ。
途転のタイミングを計るパラボリックは前日から売りサインが出ており、上値の重さが伺える。下値目途としてはボリンジャーバンド中心線の位置する1.1690ドル付近が意識される。

ユーロドル予想レンジ:1.1780~1.1690(BB中心線)

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[NZドル円]雲の上限を意識

(NZドル円日足)


本日早朝に開かれたRBNZ政策会合では予想通り政策金利1.75%据え置きを決定。
声明文では「相当の期間、緩和的政策を維持する」「一段の通貨安が成長実現を支援する」とした。一方、「経済成長は今後改善」との文言に市場は買いで反応。いずれRBNZは利上げに踏み切るのではといった期待が市場に燻ぶる中で、少しでもタカ派的な内容を探していた模様。
ニュージーランドは北朝鮮の脅威などの影響が低いことから、買いで仕掛けやすくなっている。
81円20銭付近には一目の雲の上限が抵抗線として位置しており、このレベルを上抜けると今度はフィボナッチ38.2%戻しとなる81円60銭付近に転換線も位置し、次のレジスタンスとして意識される。

NZドル円予想レンジ:81円60銭(38.2%、転換線)~80円70銭

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[全般]北朝鮮リスク意識

前日北朝鮮がミサイル搭載の小型核弾頭を開発したとの報道で市場のリスク回避の動きが昨日も相場の重石となった。

昨日の東京市場では北朝鮮の地政学的リスクが懸念される中でNY市場からの流れを継いで日経平均株価が下落。ドル円も110円を割り込むなど円高の動きがクロス円でも強まった。
欧州市場に入ってもリスク回避の流れは変わらず、欧州株価下落や米長期金利の低下によりドル円は109円ミドルまで下落した。
前日に引き続きNY株式市場も三指数ともにさえない展開で始まる中でユーロにまとまった売りが出て急落。ドルの買い戻しが全般に強まりドル円も110円台に押し戻された。下落したユーロもその後は買い戻しが入り下落前のレベルに戻るなど投機筋の動きが目立つ一日となった。
市場は夏休みモードに入っており流動性が低下していることからちょっとした仕掛けに動きやすくなっている。特に北朝鮮リスクが燻る中で円や金といった安全な資産に資金が流れやすくなっている。
昨日はFOMCでの投票権を持つエバンス・シカゴ連銀総裁が「最近の弱いインフレ見通しに疑問、9月にバランスシート縮小は妥当」と発言。ハト派で有名な総裁も9月のバランスシート縮小に前向きな姿勢を示したことはコンセンサスが一致していると思われる。
ただ、利上げに関しては物価次第ということだけに、今日のPPIや明日のCPIに注目が集まる。
薄商いのため往って来いになりやすく短期取引に徹したい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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