ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-09

[米ドル円]地政学的リスクの円買いも限定的

(米ドル円時間足)


北朝鮮の核実験実施を受け早朝のシドニー市場でドル円は瞬間的に109円27銭まで下落。その後は109円94銭まで買い戻されたが110円には届かずに上げ止まった。
15時過ぎに韓国が北朝鮮のミサイル発射準備を確認したとの報道でドル円は109円40銭まで下落。しかし、その後は買い戻しが入り下落前のレベルである109円75銭まで上昇するなど往って来い。北朝鮮ミサイルが日本国の上空を通過した時には109円20銭から108円26銭まで1円近く下落し、その後110円68銭まで反発。
今回は110円20銭から109円40銭まで80銭の下落幅となるなど、徐々に下げ幅を縮小している。それも下値が切り上がっており、そろそろ地政学的リスクによる円買い反応も鈍り始めているとみることができる。
今日のNY市場が落ち着いた動きで推移するようなら時間の経過とともに110円台を回復してくるとみる。
反対に、相場に動揺がみられたとしても下値は昨日の早朝に付けた安値付近では買いを入れてみたい。

ドル円予想レンジ:110円30銭~109円30銭

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[ユーロ米ドル]1.2ドルを意識したもみ合い

(ユーロ米ドル2時間足)


昨日のユーロは北朝鮮による核実験の影響をほとんど受けずに静かなスタートとなった。
欧州市場ではユーロポンドの買いが入りユーロは対ドルで1.1922まで買われたがすぐに反落。NY市場はメーデーで休場の流動性の低い中で再度1.1920まで買われたが結局反落。
短期的に1.1920のダブルトップを付けた格好となった。
しかし、2時間足チャートを見ると上昇トレンドを下回らずに下げ止まったことで上昇の流れは継続。1.1880付近から下のレベルは押し目買いを入れていきたい。
ただ、1.2ドルの大台はかなり強いレジスタンスとして意識されており利食いはその手前に置いておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1980(9月1日高値)~1.1860(50%)

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[豪ドル円]RBA政策会合に注目

(豪ドル円日足)


今日のRBA政策会合では現行の政策金利1.5%据え置きが予想される。また、これまでのように豪ドル高に対する警戒姿勢も示されるとみてよい。
一方、好調な豪州経済やバブル的な住宅価格の上昇などから市場はいずれ緩和政策を解除するとみている。今回何らかの政策変更へのサインがみられるようなら豪ドル買いが強まることになるだろう。
RBA政策会合前に発表される豪州第二四半期経常収支は前回よりも悪化すると予想され、会合前に豪ドル売りを仕掛けてくる可能性がある。
北朝鮮リスクなどが豪ドル円の上値を抑えているが、いずれ時間の経過とともに買いが強まるとみている。
短期的には売りが先行しやすい地合いだが、86円台では押し目買いを入れてみたい。

豪ドル円予想レンジ: 87円90銭(61.8%)~86円80銭

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[全般]北朝鮮の核実験で円高スタート

週明けシドニー市場では前日の北朝鮮による核実験の実施を受けリスク回避の円買いの動きで始まった。
先週末のドル円の終値である110円前半から週明けシドニー市場では109円前半まで一円近く下落して始まった。その後は買い戻しが入り109円後半に押し戻されるなど、市場に動揺が走ったものの、全般に落ち着いた動きも見られた。ただ、3時過ぎたところで韓国が「北朝鮮がミサイル発射準備を確認した」との報道で再び円買いの動きが強まった。しかし、欧州市場が始まるとドル円の買い戻しの動きが強まり下落前のレベルに押し上げられるなど往って来い。北朝鮮のニュースが出るたびにドル円の売りが入るなど投機的な動きも散見される。
NY市場はレイバー・デーで休場となり流動性が低下する中で膠着状態が続いた。
今後米国の出方が注目されるものの、トランプ大統領は今のところ過激な発言は見られない。北朝鮮による核弾道ミサイル発射の可能性が高まったことで、軍事衝突の可能性が寧ろ低下したとみることもできる。そうなればリスク回避の円買いの動きはそろそろ限界に近づいたかもしれない。
ここにきて毎週のように北朝鮮の脅威が伝わる度に円高が進み、その後は反動の動きから元のレベルに戻るといった動きが繰り返されている。
今回も時間の経過とともに円売りの動きが強まる可能性が高いとみる。
連休明けとなるNY市場で株式市場が上昇するようなら市場に安心感が広がり、リスク回避の動きが後退するとみている。反対に三指数ともに下落幅を拡大し、長期金利が低下するような場合には円高を仕掛けてくる可能性もある。
いずれにしても今日はトランプ大統領と米国市場の動向が相場を左右することになり注目したい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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