ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-10

[米ドル円]出遅れ感から上昇のきっかけを探る

(米ドル円週足)


前日の米経済指標の結果を受け東京市場でドル円は112円92銭を付けたが113円には届かずに失速。欧州市場ではドル高が進んだもののユーロやポンドなどクロス円の売りに押されて112円42銭まで押し戻された。しかし、NY市場では株価や原油価格の上昇などもあり下げ止まりを見せた。また、米長期金利の上昇が加速したことで112円88銭まで上昇。結局ドル高円高の動きから狭いレンジ内での動きが続いている。
複数のFRB連銀総裁発言などで12月利上げ観測だけではなく来年の利上げペースも上昇しておりドルの上昇余地は増している。また、下院での来年の会計年度予算案が可決されるなど税制改革への期待も高まる。
円は北朝鮮や日本の政治リスクなども影響していると思われるが、ドル円の出遅れ感が広がっている。今日の米雇用統計次第でこの膠着相場から離れ、114円方向に放れる可能性が高いとみる。

ドル円予想レンジ:114円00銭(BB上限)~112円40銭

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[ユーロ円]ECB議事要旨で通貨高懸念示される

(ユーロ円8時間足)


スペインのカタルーニャ自治州での独立を問う国民投票による混乱に加えユーロ高への懸念などからユーロの下落が加速。対ドルだけではなく対円での売りが強まりユーロ円は132円を下回り131円85銭まで下落した。
昨日の欧州市場で公開されたECB議事要旨では「ユーロ高のスピードやボラティリティーについて懸念」「為替の動きを注視することで合意」とされたこともユーロ売りを促した。また、来年からの量的緩和縮小に際してその規模や期間が議論されるなど、ECB内部での意見の相違が懸念されたこともユーロの売りを加速させた。
しかし、ここにきて円がここまで買われる理由は見当たらず、本日の米雇用統計を控えポジション調整の売りとみることもできる。
下げ止まりを見せた131円85銭付近は上昇トレンドラインでもあり、9月26日に付けた安値付近ということから意識された。
NY株式市場三指数ともに史上最高値を更新しており今日の東京市場でも株価上昇による円売りの動きが強まる可能性が高い。
そろそろ底固めから再度上値を試しに行くとみており、131円台で打診買いを入れてみたい。

ユーロ円予想レンジ: 132円70銭(38.2%)~131円85銭(前日安値)

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[豪ドル米ドル]0.78ドルを終値で下回る

(豪ドル米ドル日足)


昨日の東京時間に発表された豪州8月小売売上高が-0.6%と予想の+0.3%を大きく下回ったことをきっかけに豪ドルが急落。欧州市場に入ると米長期金利の上昇から更に売りが強まったが0.78ドル付近で一旦は下げ止まった。このレベルはダブルトップのネックラインとして意識されていた。しかし、NY市場で米長期金利の上昇からドル買いの動きがさらに強まるとこの日の安値となる0.7785ドルまで下落。終値ベースでも0.7793ドルとなり、0.78ドルを下回って引けてきた。このまま0.78ドル台が回復できないようならダブルトップ形成となり一段の豪ドル売りが強まるとみている。ただ、今日の終わりで0.78ドル台に乗せてくるようなら騙しの動きということになる。
豪ドル売りに転じるには今日の雇用統計後の動きを確認してからがよさそうだ。

豪ドルドル予想レンジ:0.7835~0.7750(50.0%)

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[全般]ドル高円高、雇用統計待ち

昨日はドルが大きく上昇したもののドル円は依然として112円台での狭いもみ合いが続いている。クロス円の下落などドル高円高の動きが強まる中で本日発表の米雇用統計次第でドル円の上昇余地は大きい。
昨日の東京市場では前日NY市場で発表の9月ISM非製造業景況指数の結果を受けドル円は112円92銭とこの日の高値を付けた。しかし、欧州市場では米長期金利の上昇などからユーロやポンドが下落。これに伴いクロス円全般に売りが強まるとドル円は112円42銭まで下落。円高ドル高の動きが同時に強まった格好だ。
NY市場では米8月貿易赤字額が減少し製造業新規受注が予想を上回るなど引き続き好調な米経済を示すものとなった。これを受けNY株式市場は三指数ともに史上最高値を更新するなどリスクオンの動きが強まったものの円売りにはつながらなかった。
ただ、米長期金利の上昇が加速したことでドル買いの動きが更に強まりドル円は112円後半に押し戻されて引けている。
円がここまで買われる理由は見られないことから主要通貨に対してドル円の出遅れ感が目立つ。
昨日はウィリアムズ・SF連銀総裁やハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が利上げに前向きな発言をしたこともドル買いを促した。また、米下院で2018年度予算決議案が承認されたことで税制改革への期待の高まりもドルの下支えとなった。
本日発表される米8月雇用統計では非農業部門雇用者数変化が8万人増と前月の15.6万人増から大きく減少すると予想される。ハリケーンの影響によるものとされ、もし予想をさらに下回ったとしても市場では織り込み済みとなりドル売りには反応しにくい。反対に、予想を上回るようならハリケーンでも強い米経済に影響を及ぼさなかったという見方からドル買いに反応する可能性が高いが、値動きは限定的とみる。
注目は平均時給であり、前月の0.1%から0.3%に上昇するとの見方が優勢。市場のセンチメントは強気に傾き始めており、もし予想を少しでも上回るようなら素直にドル買いに反応するとみる。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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