ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-11

[米ドル円]底固めから115円を試す展開も

(米ドル円日足)



早朝に113円69銭に下落して始まったドル円も日経平均株価が大幅高となったこともあり114円台に回復。欧州市場では米長期金利が上昇したことから114円34銭まで上昇。
NY市場では材料不足の中で米長期金利が低下に転じたことからドル売りが進み113円83銭まで押し戻された。しかし、東京市場で付けた安値113円69銭までは届かず再び114円に近づいて引けている。
11月に入りドル円はこれまでの強いレジスタンスとみられていた114円ミドルを上抜け114円74銭まで上昇。115円台を意識したドル売りがみられ上値が抑えられているものの、底値も38.2%戻しとなる113円ミドルで下げ止まった。
トランプ大統領の訪日で先週までのビッグイベントはほぼ終了。リスクが後退する中で日米金融政策の違いや米国税制改革への期待などからドル円の上昇は継続するとみる。
北朝鮮の挑発行為は懸念されるものの114円台の底固めが一巡したところで再度115円を試しに行くとみる。

ドル円予想レンジ:114円80銭~113円80銭(上昇トレンドライン)

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[ユーロ円]雲から浮上できるか注目

(ユーロ円日足)



先月のECB理事会でクーレECB理事やバイトマン独連銀総裁が「インフレ動向が改善するまでは債券購入を続けるとの文言変更を主張していた」との報道もありユーロは下げ止まった。前日にはユーロポンドなどの売りもあり一目の雲の上限を下回ったことで更なる下落期待も高まった。しかし、昨日は辛うじて実体部分が陽線で終わったことから再度雲の上限に浮上する可能性が高い。前回の安値131円46銭を下抜けないようならそろそろ上昇に転じるとみている。
日欧金融政策の違いによる買いが依然として見られないだけに、出遅れ観が目立つ。
131円ミドル付近で打診買いを入れてみたい。

ユーロ円予想レンジ:132円90銭(50.0%)~ 131円50銭(10月31日安値)

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[NZドル円]RBNZ政策会合に注目

(NZドル円日足)



明日の早朝に開かれるRBNZ 政策会合を控えNZドルの買いに慎重な動きがみられ、昨日のNY市場では売りが先行。NZドル円も79円前半から78円ミドルまで下落して引けている。今回の政策会合で過去最低の金利水準である1.75%は維持されると予想される。
声明文ではこれまでのようにNZドル高をけん制する文言や緩和政策の継続姿勢が示されると予想される。ただ、市場は既に織り込んでいることや、既にNZドルは今年の安値圏に近づいていることなどから下値は限定的とみる。
発表時間は早朝の5時ということもあり薄商いの中で一方向に振れる可能性が高く注意が必要だ。
ボリンジャーバンドの中心線を上抜くようならストップロスを巻き込んで予想外に上昇する可能性もあり注目。

NZドル円予想レンジ:79円40銭(38.2%)~78円40銭

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[全般]ドル円の出遅れ感も

昨日の東京市場では日経平均株価が25年10か月ぶりに大幅高となり円安の動きが強まりドル円は114円台を回復。しかし、材料難の中で前日の上値を超える力は見られず全般に方向感の乏しい動きとなった。
次期FRB議長がハト派のパウエル氏に決定したことで米長期金利は全般に低下傾向がみられドル円の上値を抑える要因となっている。また、米国税制改革への期待はあるものの、共和党内での抵抗もありその実効性に疑問が残り積極的に円を売りきれないようだ。
しかし、米経済指標は概ね堅調な地合いが続いておりNY株式市場も年末商戦への期待が高く、底堅さは今後も続くとみられる。
原油価格もサウジアラビアの混乱なども影響しているが、それを除いても堅調な地合いが続いておりリスクオンの動きが継続。
FRBもこの状況下で政策金利の正常化への道のりを崩すことはないとみられドル高傾向に変化はない。
BOEやECB、そしてBOCなどは既に引き締め政策に転換している中で日銀だけが緩和政策の長期化姿勢を示していることから円安がもっと進んでもおかしくない。
11月は過去にドルが上昇するというアノマリーもあり、ドル円の出遅れ感がどこかで修正される動きが強まるとみている。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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