ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-02

[米ドル円]米金利上昇とドル高

(米ドル円日足)


昨日の東京市場では日経平均株価の下落にもかかわらずドル円は上昇。株価下落による円高の動きは見られず米長期金利の上昇に反応する格好でドル円は欧州市場でも底堅い動きが続いた。
NY市場でも株式市場が三指数ともに下落したもののドル円は107円38銭まで上昇。
これまで株高で長期金利が上昇してもドル円は下落したが、今週に入り全く反対の動きに変わった。
ドル円の下落は2月特有のレパトリによるドル売りという見方もあったが、それらがほぼ一巡した感もある。
今後は米金利や経済指標に素直に反応してくるようなら全般に市場が正常化に向かっているとみることができるが、まだ病み上がり状態であり所々で荒っぽい動きもありそうだ。
105円台を底に上昇に転じた可能性もあり慎重ながら押し目買いスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ: 108円00銭~106円90銭

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[ポンド円]ブレグジット交渉でポンド買い

(ポンド円日足)

GBP_JPY_20180221_hiashi.jpg

ロンドン時間に「EU議会はEU離脱後に英国に特権的な単一市場へのアクセス権を持つよう求めている」との報道が伝わるとポンドは対ドル対ユーロなどで買われポンド円も上昇。
その後ポンドの巻き戻しも入るなど上下を繰り返しながら底堅い動きで引けている。
緩やかな上昇トレンドラインにサポートされながら日足ボリンジャーバンドの下限から放れて中心線に向かい始めている。
株価の下落によるリスクオフの円高の動きは見られず、今日も底堅い動きが継続するとみる。
今日はロンドン時間に英国1月失業率の発表があり、NY時間にはカーニーBOE総裁の発言も控える。
先週はイアン・マカファーティMPC委員など複数のメンバーが利上げに対して前向きな発言がみられただけに、今回のカーニーBOE総裁発言には注目が集まる。

ポンド円予想レンジ:151円20銭~149円60銭

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[南アフリカランド円]レンジ相場継続

(南アフリカランド円日足)


南アフリカ共和国のズマ大統領の辞任によりランド買いの動きが活発となったが今後の政策運営への懐疑的な見方も燻る。
格付け引き下げの動きでランド買いには慎重な動きもあるが最悪の状況は脱したとみている。
もみ合いが今後も継続する可能性が高く、そうなれば高金利通貨はスワップポイントを稼ぐチャンスである。
ランド円は9円20銭から8円90銭のレンジ相場が継続するとみて、9円付近では押し目買いを出しておきたい。中長期でポジションをキャリーするのであれば金額は少なめに持つようにしたい。

ランド円予想レンジ:9円17銭~9円06銭

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[全般]相場正常化へ一歩

これまでのドル安円高の流れに変化が見え始める中で連休明けNY市場も含め正常化へ一歩近づく動きにも見える。
昨日の東京市場では日経平均株価が下落して始まったもののドル円は堅調な地合いを維持。円安ではなくドル高の動きが相場をけん引。
米国長期債利回りの上昇もあり欧州市場に入ってもドル高の流れは変わらずドル円は107円台に上昇。
一部の報道機関がEU離脱交渉に関する内容を伝えるとポンドが上昇したことでユーロポンドが下落。ユーロドルの下落に伴いドル買いの動きがさらに強まる場面も見られた。
注目の連休明けNY市場では株式市場が三指数ともにさえない動きで始まったもののドル円は寧ろ上昇。米長期金利の上昇に素直に反応するようにドル円はこの日の高値となる107円38銭を付けた。結局NYダウが7日ぶりにマイナスに転じたものの市場のセンチメントはそれ程悲観的なものはなくリスクオフの円高の動きは見られなかった。
これまで何があろうとドル円の売りが先行していた動きが変わり始めている。2月の日本勢のレパトリなどの動きがドル円の売りにつながったとの見方もあるが、これらの動きも一巡した感がある。
NYダウは急速に下落した幅の約3分の2を戻したところで下落に転じたが長期金利が上昇したことによるものではなくテクニカル的な調整の動きとみられる。
株や債券、そして為替市場での調整の動きが一巡したところで徐々に各市場の連動性に戻り始めている可能性が高い。
予断は許さないものの、金利との連動性からドル高の動きが始まるとすれば押し目買いのチャンスを狙いたい。

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[米ドル円]106円台での攻防

(米ドル円日足)


週明け東京市場では朝方ドル円は106円付近まで下落する場面も見られたが、その後日経平均株価の大幅上昇により上昇に転じた。欧州市場でもクロス円の買いがドル円を支える格好で底堅い動きが継続。
NY市場が休場の中でこの日の高値となる106円73銭まで上昇するなど一先ず下落トレンドにも一服感が漂う。
ただ、連休明けNY市場の動き次第では再びドル円の売りが強まる可能性がある。
NY株式市場が上昇してもドル円が下がるようなら下値不安が再び高まることになりそうだ。
それでも106円を終値で割り込まないようなら先週までの下落トレンドが一先ず一服したとみる。反対に105円台で引けるようなら105円割れも視野に入る。

ドル円予想レンジ: 107円20銭~106円00銭

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[ユーロ円]下げ止まりか調整か

(ユーロ円日足)


週明け東京市場からユーロ円は朝方131円80銭付近に押し下げられてスタート。しかし、その後はドル円が上昇したことで堅調な地合いで推移。欧州市場でも買いが継続され、この日の高値となる132円38銭まで上昇。
その後はNY市場が休場ということから流動性が低下する中で131円91銭まで下落したがすぐに買い戻しが入り132円前半で引けている。
昨日の動きは先週末の流れの継続であり、今日のNY市場勢の動き次第で再び下落に転じる可能性が高い。
ただ、131円前半は昨年の9月以来底堅めをしたレベルでもありそろそろ下げも一巡するとみて打診買いを入れてみたい。

ユーロ円予想レンジ:132円60銭~131円30銭(61.8%)

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[豪ドル円]RBA議事要旨で

(豪ドル円4時間足)


昨日は日経平均株価上昇に伴いリスクオンによる円売りの動きが豪ドル円を押し上げた。
朝方83円90銭付近に下落して始まった豪ドル円は円安の動きが強まると豪ドル円の買いも散見され上昇。
欧州市場でも堅調な地合いが続き84円50銭の高値を付けたところで調整売りも入り84円19銭まで押し戻されたものの、その後は底堅い動きで引けている。
今日の東京時間にはRBA議事要旨が公開され注目が集まる。
先週末にRBAロウ総裁が「次の政策金利の動きは引き上げの可能性が高い」と発言。

世界的な景気回復の中で豪州経済も堅調な地合いであり、緩和政策終了に近いとの内容が示されるようなら豪ドル上昇のきっかけになりそうだ。
もし、これまでの内容が踏襲されたとしても売りは限定的とみる。

豪ドル円予想レンジ: 85円50銭(38.2%)~84円00銭

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[全般]連休明けNY市場の動向に注目

NY市場が休場の中、ドル円は底堅い動きが続いたが、連休明けNY勢の動き次第で再び下値を試す展開も予想される。
昨日の週明け東京市場でドル円は106円付近に下落して始まったもののその後は日経平均株価の大幅上昇に伴い堅調な地合いで引けた。
欧州市場でもクロス円全般に買い戻しの動きがみられドル円の下支えとなった。
この日はNY市場がプレジデントデーで休場ということもありその後は殆ど動意の乏しい動きとなった。
先週末から世界的な同時株安の動きから反発に転じたことで市場には安心感が広がっており、リスクオンの動きからの円売りに傾きやすい状況となっている。
急速に上昇した米長期金利も3%を前に上昇速度は落ち着いてきたこともあり、ドル下落懸念も後退しているもののドル円の上値は重いままだ。
ドル円の下落の背景にはいくつかの要因が考えられる。
・日銀の出口戦略への思惑
・ロシアゲート疑惑によるトランプ政権への懸念
・ECB利上げ観測からのユーロ高ドル安
・米国財政赤字拡大
・米国からの貿易赤字国への圧力
などが挙げられ、それらの問題は今後もドル円の上値を抑えることになる。
一方、米長期金利の上昇や力強い米国経済はドル円の長期的な上昇要因となる。
短期的な下落要因と長期的な上昇要因との綱引きでは短期の動きが先行しやすい。
しかし、市場のセンチメントが悲観から楽観に変わるようならドル円の動きもいずれは反転する可能性がある。
連休明けのNY勢の動向次第で市場のセンチメントが変わるのか注目したい。

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[米ドル円]105円の心理的壁

(米ドル円週足)


先週はドル円が昨年の安値107円32銭を割り込み106円84銭まで下落、その後107円50銭まで戻したものの再び下落し106円手前で下げ止まった。この時も戻りは限られ結局週末の東京市場で106円を割り込み105円55銭まで下落。週末は米国3連休前の買い戻しが入り106円前半に押し戻されて引けているもののパラボリックを見ても依然として売りサインが継続している。
105円は心理的な壁でもありこのレベルで下げ止まるようなら反転の兆しが見えてくる。
反転にはクロス円が上昇に転じるかどうかが大きく影響してくるとみる。
105円を割り込むようならじり安相場が継続し103円台も視野に入る。
世界的な株価の反発や米長期金利が落ち着いた動きを見せており、好調な米経済の流れに変化は見られない。
今のドル円の下げは主に円ショートポジションの巻き戻しが要因とみており、最終的にこの動きが一巡したところで反発に転じるとみる。

今週のドル円予想レンジ:107円40銭~103円50銭

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[ユーロ円]下げ止まりからもみ合い

(ユーロ円日足)


ユーロ円は今月はじめに今年最高値となる137円47銭を付けた後下落に転じた。その後世界同時株安もあり円買いの動きが強まったものの下髭を伸ばしながら下げ止まり傾向が見え始めている。
昨年9月から12月にかけて131円から134円近辺でのもみ合いが長く続いており、そのもみ合いの底値に近づいてきた。ユーロ円にとってこのレンジは居心地の良いレベルであり、そろそろ下げ止まる可能性が高いとみる。
ここからもみ合いが再び始まるようなら上昇への地ならしとなることから、ユーロ円の買いを入れるタイミングを探る。
今週はECB理事会の議事要旨が公開されるが、利上げに前向きな内容が示されるようならユーロ円の買いを入れてみたい。

今週のユーロ円予想レンジ:133円80銭~131円30銭(61.8%)

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[豪ドル円]ドル円次第で反転も

(豪ドル円週足)


豪ドル円は週足ローソク足を見ると4週連続で陰線が続いており、一目の雲の中に突入している。
ただ、鉄鉱石などの価格は底堅い動きを見せており豪ドル売りの材料は出尽くし感もみられる。
先週はロウRBA総裁が「次の政策金利の動きは引き上げの可能性が大きい」など、利上げを示唆するものとなったが短期的には金融調整する兆候は見られないとした。
また、豪ドルに対しても「貿易加重ベースでは豪ドルの水準は対処が可能」とし、現状の豪ドルレベルを容認する姿勢も示した。しかし、豪ドル自体は堅調な地合いを示したものの円高の動きが豪ドル円を押し下げる結果となった。
トリプルトップのネックラインとして意識されていた84円ミドルを週足終値ベースで下回ったことで売り圧力は依然として残る。
フィボナッチ38.2%戻しの83円40銭付近で一先ず下げ止まったが、このレベルを下回るようなら次は一目の雲の下限付近がサポートになる。このレベルは昨年4月から6月にかけて下げ止まりを見せたところでもあり意識される。
ドル円の下げ止まりが確認されたところで豪ドル円の買いを入れてみたい。

今週の豪ドル円予想レンジ: 84円50銭~82円70銭(雲の下限)

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[全般]ドル円下落から上昇への転換

先週は世界的な株価下落から上昇に転じたもののドル円の売りは止まらず1年3か月ぶりの安値を付けた。今週は更に下落が加速するのか、或いは反転するかを見極める週になりそうだ。
先週はNY株式市場が6日連続上昇するなど前週までの株価下落から一転して大きく反発。米長期金利も小幅な上昇にとどまった。また、先週発表された米1月CPIや米1月PPIといった重要な経済指標は物価上昇を改めて示唆するものとなったが株式市場においての動揺は見られなかった。
一方、ドルは長期金利の上昇が一先ず落ち着いたことからユーロやポンドなどが対ドルで上昇。ドル売りの動きが強まると同時に円高も止まらずドル円は1年3か月ぶりの安値105円55銭まで下値を切り下げた。
ただ、週末はプレジデント・デーでNY市場の連休を控えドルの買い戻しが入りドル円も106円前半に反発して引けている。
先週は世界的な株価下落への懸念は後退し原油価格も1バレル61ドル台に回復するなどリスクオンの動きが広がったものの円安ではなく円高が進行。また、米長期金利も2.9%台に乗せた後は高値レベルで落ち着いたにもかかわらずドル安が進んでいる。
株と債券、そして為替市場が独自の理由(ポジション調整?)で動いているということだろう。
今週はこの動きが継続する中で、各市場のポジション調整などが一巡すれば再び連動性が戻るとみている。
それを見極めるにはクロス円の動きを見る必要がある。
ユーロ円やポンド円などクロス円全般に昨年の底値レベルに近づいていることから、そろそろもみ合いか反転に近づいているように見える。
今週はFOMCやECB、そしてRBAといった中央銀行の議事要旨が公開される。
FOMC議事要旨は株価急落前のものということもあり注目度は低いと考えられる。
一方、ECBやRBAの議事要旨では利上げに前向きな内容となればクロス円全般に買いが入りドル円の下支えとなる。
今週はドル円が105円台で下げ止まりを見せていよいよ反転するか、或いは下落圧力が継続し一段の下値を探る展開になるか注目。

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[米ドル円]好調な米経済指標はドル売り

(米ドル円週足)


黒田総裁の続投が伝わったが円売りへの影響は限定的となるなどドル円の下げは止まらない。昨日発表された米1月PPIコア指数は前日の米1月CPIに続き物価上昇が本格的に始まったことを示すものとなった。しかし、株価は依然として上昇し長期金利は高止まりとなるなど前週の市場の不安感は見られない。リスクオンで金利差拡大がドル円の買いではなく売りに反応しているのは不自然極まるものだ。しかし、それでもドル円の売りが止まらないということが今の相場であり、それについて行くしかない。
下値目途であるフィボナッチ61.8%戻しの106円前半で一先ず下げ止まったが、戻りは相変わらず小さく、下げ止まる気配は見られない。
昨日のNY市場で付けた高値106円85銭が上値目途とみて戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:106円80銭~105円50銭

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[ユーロ米ドル]1.25ドルミドルの節目

(ユーロ米ドル日足)


世界同時株安の始まる直前のユーロドルのレベル1.25ドル付近に昨日ユーロは上昇するなど完全に往って来いとなった。再びユーロドルの上昇トレンドが始まるのか、或いはダブルトップを形成して再び下落に転じるのか重要な節目に差し掛かった。
米国長期金利の上昇や米国経済の強さは明らかだが市場は既にそれを織り込むように次のECBの利上げへの期待がそれを上回っている。
ただ、それも先取りしてくると最終的にドルへの期待が先行することになるだろう。
ボリンジャーバンドの上限が位置する1.2550ドル付近を上抜くようならユーロを買っていくが、その手前で短期的に売りを出してみたい。

ユーロドル予想レンジ:1.2550(BB上限)~1.2370

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[豪ドル円]ネックライン下まわる

(豪ドル円週足)

AUD_JPY_20180216_syuashi.jpg

豪ドル自体は底堅い動きが続いているものの円高の勢いが豪ドル円の下押し圧力となっている。豪ドル円はトリプルトップのネックラインとなる84円30銭を終値ベースで下回っていないことからまだ反転の可能性を残す。もし、このレベルを週末となる今日のNY市場で下回るようなら来週も一段の下げが予想される。
豪ドル円の長期上昇トレンドは変わらないとみるが下げ止まるまでは売りでついて行きたい。
下値目途としては週足一目の雲の下限が位置する82円60銭付近やその手前のフィボナッチ38.2%戻しの83円10銭付近がサポートとして意識される。

豪ドル円予想レンジ: 84円50銭~83円10銭(38.2%)

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[全般]ドル売りの流れ止まらず

米長期金利上昇でもドル買いには繋がらず寧ろ下落するなど、その理由が明確ではないことなどから更に売りが強まるといった流れが止まらない。
昨日の東京市場で日経平均株価が大きく上昇して始まったもののドル円は軟調な地合いで推移。株価の上昇がリスクオンの円安には反応せずドル安の流れにドル円は押し下げられた。
欧州市場でも各国株式市場が上昇したもののこの流れは止まらずドル円は106円前半に下落した。
NY市場では米1月PPIコア指数が0.4%と予想の0.2%を上回ったがドルへの反応は限定的となった。前日発表された米1月CPIが予想を上回り米1月PPIコア指数も上昇したことで米国物価上昇の流れは本格的なものになるとの見方が広がった。米国経済の強さがそのまま株価上昇に反映する形でNY株式市場は下落するどころか5日連続で上昇。前週の株価急落の原因が物価上昇であったはずだが、ただの調整売りのきっかけであったことが証明された格好だ。
米長期金利も2.9%付近で高止まりするなど本来ドル高円安の動きが進むものが反対にドル安円高に反応。ドルを買っても上がらないから売っているという動きにも見える。
この動きの理由は色々言われるが明確なものは見当たらないということがドル売りを促している。
米国景気が良いにもかかわらず更に減税やインフラ投資拡大をすることで財政赤字の拡大への不安感がドル売りの背景にある。また既にFRBが利上げに向かう中でECBや日銀がその後を追うことから円買いユーロ買いがドル安を促すなどの理由が挙げられる。
しかし、決定的な理由にはならず最終的にポジションの調整とみる方がすっきりする。
これらのポジション調整が収まるまではドル安の流れについて行く。

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[米ドル円]昨年の安値下回る弱気相場

(米ドル円週足)


昨日の東京市場でドル円は昨年の安値107円32銭を下回り106円84銭まで下落した。その後は買い戻しが入ったものの107円ミドル付近は戻り売りが並び上値が抑えられた。
NY時間に発表された米1月CPIが予想を上回る4か月ぶりの水準となりドル円は107円53銭まで上昇したがすぐに反落。ユーロやポンドなどの上昇がドル売りを促したことからドル円は1年3か月ぶりの安値となる106円73銭まで下落した。
NY株式市場は三指数ともに上昇し原油価格も在庫が予想を下回ったことで上昇。リスクオンの動きが強まったものの円安への反応は見られなかった。また、米長期金利が4年ぶりの高水準に上昇したもののドルは寧ろ下落するなど、市場の不連動性が続いている。
いずれ正常な連動性に戻る時が来るとみるが目先はまだ株下落への警戒感が残る中でドル円の上値は重い。
今回のドル円は一気にではなく緩やかな下落が続いているだけに戻りも遅くなる可能性が高い。
週足一目の雲の下限を大きく下回ったことで暫く弱気相場は継続。

ドル円予想レンジ:107円50銭~106円40銭(61.8%)

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[ユーロ米ドル]ダブルトップか上抜けか

(ユーロ米ドル日足)


昨日のNY市場で米1月CPIが予想を上回った事でドル買いが進みユーロドルは1.2350ドルから1.2276ドルまで急落。しかし、同時に発表された米1月小売売上高が予想を下回ったこともあり買い戻しが入り下落前のレベルを上回るとショートカバーを誘発。その後はユーロの上昇が止まらず1.2465ドルまで上昇して引けている。
前日にはドイツ第2党のSPD党首シュルツ氏が引責辞任するなど連立への道が厳しい状況となったものの、ユーロ売りには繋がらなかった。それ以上にドル安の動きが強いということだろう。
2月前半に3年3か月ぶりの高値1.2537ドルを付けたものの一旦は押し戻されたが、再び上値を試す展開となっている。
今回1.2537ドルの高値を上回るようなら一段のユーロ高が見込まれる。
反対にその手前で押し戻されるようならダブルトップを形成し一先ずユーロ高は終了する可能性が高い。
ボリンジャーバンドの上限付近で上値が抑えられるようなら短期的に売りを出してみたい。

ユーロドル予想レンジ:1.2520(BB上限、2月2日高値)~1.2380

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[南アフリカランド円]ズマ大統領正式に辞任

(南アフリカランド円週足)


NY市場の引けにかけてズマ大統領の辞任が正式に発表されたが南アランドへの影響は見られなかった。ほぼ予想通りの流れであり既に織り込まれていたと思われる。
ただ、今回の辞任により今後の南アフリカ経済への改革が進むことになるとみられることから、ランド買いに安心感が広がるとみる。昨年末からのレンジ相場から上に放れるとみており中長期の南アランドのロングポジションを増やしていきたい。
ランド円はレンジの上限となる8.88円付近手前から少しずつ買い下がりの注文を入れておきたい。
中長期のポジションはリスクが高いことから通常のポジションよりも小さくしてストップロス・オーダーを遠くに置くようにしたい。

ランド円予想レンジ:9円25銭(2月2日高値)~9円05銭

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[全般]米長期金利上昇と株高ドル安

昨日は注目の米1月CPIが予想を上回るものとなりドルは一時上昇したものの、その後下落に転じた。株高金利高でもドル売りの動きが止まらない背景には昨日の東京市場で日経平均株価の下落に伴いリスクオフの円買いの動きが強まった事が要因であり、ドル円は107円を割り込み昨年の安値を下回った。その後は日経平均先物や米長期金利が上昇したことを受け反発したものの上値は限定的となった。
NY時間に発表された注目の米1月CPIは0.5%と予想の0.3%を上回ったことでドルは素直に上昇。ただ、同時に発表された米1月小売売上高が-0.3%と予想の0.2%を大きく下回ったことからドル売りに転じた。
一方、物価指数の結果を受け米長期金利は2.9%台に上昇するなど4年ぶりの高い水準となったがNY株式市場は最終的に三指数ともに上昇して引けている。
物価上昇による急速な米長期金利上昇への懸念から始まった世界同時株安の流れも、今回の米1月CPIの結果を受けた株式市場の動向を見ると一先ず落ち着きを取り戻してきたと考えられる。
FRBが株式市場への影響を考えて利上げペースを抑えるのではとの見方が上昇の要因と考えられる。
結果的に米長期金利が上昇してもドルが下落したのはFRBの利上げが抑えられるとの見方が背景にあるともいえる。
ただ、もし利上げが遅れをとるようならインフレが更に進むリスクが高まることからFRBは最終的に利上げペースを落とさないとみている。
今回の世界同時株安はこれまで急速に買われ過ぎた反動とみることができるがまだ恐怖感は残る。
暫く、神経質な展開が続くとみるが最終的に落ち着きを取り戻したときがドル円の反転の時になる。
混乱相場が終われば米長期金利上昇によるドル高、株価上昇によるリスクオンの円安といった流れに戻るとみている。


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[米ドル円]107円30銭を意識

(米ドル円日足)


連休明け東京市場で日経平均株価が後場に入りマイナスに転じたことからリスクオフの円買いが進みドル円は108円付近に下落。一旦は下げ止まったものの欧州市場に入ると日経平均先物の下落幅を拡大したことで108円を割り込み107円43銭まで下落した。
市場は昨年に付けた安値107円31銭には届かずに下げ止まった。
NY市場では株式市場が三指数ともに上昇して引けたことからドル円も107円80銭付近に押し戻されたが108円には届かず。上値の重さが意識されるなか今日のNY株式市場の動向に注目が集まる。
米1月CPIの結果が株や債券市場でどう反応するかでドル円が底をついて上昇に転じるか、底値を割り込むかのクルーシャルポイントになる。
もし、107円30銭を割り込むようなら損切りを巻き込み106円付近までの下落も視野に入る。

ドル円予想レンジ:108円30銭~107円30銭(昨年安値)

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[ユーロ円]雲が上値を抑える

(ユーロ円日足)


先週の株暴落で円高が進みユーロ円は一目の雲の下限とボリンジャーバンドの下限も同時に下回った。ユーロ円は一旦は132円で下げ止まったものの依然として上値の重い展開が続いている。
昨日はドル円が108円を割り込んだことからユーロ円のロスカットも散見された。
今日の欧州時間に発表されるドイツとユーロ圏の10-12月期GDPが予想を下回るようなら133円割れを再度試す展開を予想する。
予想を上回ったとしても134円付近には一目の雲の下限とフィボナッチ38.2%戻しのレベルが位置することから強いレジスタンスとして意識される。
ドル円の動向も注視しながら134円付近の上値の重さが確認されるようなら戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロ円予想レンジ:134円00銭(雲の下限、38.2%)~132円60銭(BB下限)

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[南アフリカランド円]ズマ大統領の辞任

(南アフリカランド円日足)


南アフリカの与党アフリカ民族会議(ANC)は昨日ズマ大統領を強制的に辞任させる決定をしたと発表。既に辞任は予想されたものであり、発表後はランド売りの動きがみられた。しかし、ズマ大統領が辞任すれば財政政策などへの改革が高まることから最終的に南アフリカにとってはプラス材料となる。
ランド自体は昨年11月以降、上昇トレンドが続いているもののドル円の下落が上値を抑えている。結果的にランド円は8円90銭から9円20銭のレンジ相場が継続するなど、安定した動きが続いている。ランドは政策金利6.7%と高金利通貨でもあり長期保有として下げたところは少しずつ買いを入れていきたい。
今日の欧州時間に発表される南ア12月小売売上高は前月から大幅減少すると予想される。
結果次第でボリンジャーバンドの下限の位置する8円93銭に近づいたところでは買いを入れていきたい。

ランド円予想レンジ:9円10銭(BB中心線)~8円95銭

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[全般]米消費者物価とNY株価に注目

東京市場でドル円は108円を割り込むなど円高の動きが再び進行。今日の米1月CPIの結果次第では米長期金利が上昇し株価が再び下落速度を加速する可能性もあり注目が集まる。
連休明けとなった昨日の東京市場では日経平均株価が先週の終値から300円余り高く始まったことからリスクオンの円安が強まるかと思われた。しかし、午後に入ると日経平均株価が下落に転じると円高の動きが強まりドル円は108円付近まで売り込まれた。一先ず下げ止まりを見せたものの欧州市場で日経平均先物の下落幅を拡大したことでドル円は108円を割り込み107円ミドル付近まで下落。
NY市場では米長期金利が低下し株式市場が三指数ともにプラスで引けてきたことからドル円も下げ止まりから反発に転じた。ただ、株式市場も日中は依然として荒っぽい動きが続くなどいつ再び大幅下落してもおかしくない不安定な状況は継続。
今日のNY時間に発表される米1月CPIや米1月小売売上高に注目が集まる。
米国賃金が予想以上に上昇したことを機に米長期金利が上昇し株価の大幅下落が始まった。
物価が予想を上回ると本来は株式市場にとってはポジティブ材料となるが、今回はそれが長期金利の上昇に繋がり株価の下落を促すものになる可能性がある。
もし予想を下回ったとしても米経済にとってはネガティブ材料として捉えられるかもしれない。結果的に株式市場がプラスで引けるようなら市場の不安感は後退しているとみることができる。
市場のセンチメントを占ううえでこれらの指標が発表された後の動きは注目される。

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[米ドル円]米長期金利に連動

(米ドル円時間足)


週明け東京市場は休場ということもありドル円は動意の乏しい動きが続いた。その後米長期金利が低下したことでドル円は108円43銭まで下落する場面がみられたが売りは続かなかった。その後米長期金利が上昇に転じたことや株式市場が三指数ともに大幅高で始まるとドル円はこの日の高値となる108円81銭まで上昇。しかし109円には届かずに狭いレンジ内での動きが続いている。
ただ、ここにきてドル円と米長期金利の連動性が徐々にみられるようになるなど相場の正常化に向かう兆しが見えてきた。
連休明けの東京市場では世界的な株価反発の動きから日経平均株価の上昇が予想され円安の動きが強まるとみている。ただ、この株価の上昇も本格的なものかどうか見極めが必要だ。目先は慎重な動きが続くとみるが108円ミドル付近で買いから入りたい。

ドル円予想レンジ:109円30銭~108円40銭

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[ポンド米ドル]タカ派発言も反応薄

(ポンド米ドル日足)


週明けアジア市場でポンドは底堅い動きが先行。ロンドン市場で英国株式市場は大きく上昇したことが好感された。また、ブリハMPC委員が金利は段階的に引き上げられるだろうと発言したこともありポンドは1.3875まで上昇。しかし、その後米長期金利が上昇したことからドル買いの動きが強まると1.3796まで下落。
マカファーティMPC委員が「EU離脱による向かい風が世界的な景気回復と賃金の継続的な伸びで相殺され続ければ一段の利上げを実施する必要がある」とのタカ派発言があったが効果は限定的。ポンドの売りが強まっている。
米金利上昇によるドル高の流れが強まる中でポンドの一段の下落が見込まれる。
今日は英国CPIやRPIが発表されるが前月から低下すると予想され、売りのきっかけになるか注目。
下値目途としては50%戻しでありボリンジャーバンドの下限でもある1.37ドル付近が強いサポートとして意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.3870~1.3700(50%、BB下限)

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[豪ドル円]底値固め開始

(豪ドル円日足)


週明けアジア市場は東京市場が休場ということもあり豪ドル円はおとなしいスタートとなった。欧州市場が始まったところでユーロ豪ドルの買いが入り豪ドル円は84円76銭まで下落。しかし、その後は一転してユーロ豪ドル売りが強まると豪ドル円も上昇。
欧米株式市場が軒並み上昇するとリスクオンの動きから豪ドル円は85円ミドルまで上昇し、そのまま引けてきた。
84円付近で長い下足を延ばしたことでダブルボトムを形成し始めた可能性が高く、底固めに入った可能性が高い。
途転のサインとして知られるパラボリックは依然として売り継続を示しているものの、一目の雲の上限に近づくなど下落基調が続いている。
世界的な株価の下落が終了したかどうかはわからないが、目先は押し目買いスタンス継続で臨みたい。

豪ドル円予想レンジ:86円00銭(38.2%)~85円00銭

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[全般]株式市場の反発も為替市場は静観

先週末の株価反発の動きが欧米市場で見られたものの為替市場の反応は限定的となるなど、株価の変動による警戒感が依然として残る一日となった。
週明けアジア市場は東京市場が休場ということから動意の乏しい動きが続く中で上海総合指数が4日ぶりに反発に転じた。
欧州市場でも各国株式市場が反発する中でユーロが豪ドルなどに対して上昇。ポンドも複数のMPC委員の金利に対するタカ派的な発言で上昇したことによってドル円も底堅い動きが続いた。
NY市場が始まったところで米長期金利が低下するとドル売りが強まりドル円は108円43銭まで下落。しかし、その後予算教書で10年間での黒字化を断念したとの見通しが伝わると一転して米長期金利が上昇。また、NY株式市場が三指数ともに大幅高となったことも重なりドル円は108円81銭まで反発。
株式市場は先週末からの上昇が本格的なものか急落の調整的な動きかどうかを見極めるまでは為替市場は静観の構えを崩していない。
ただ、市場のセンチメントはそれ程悲壮感が漂っているわけではなく相場の底固めに入った可能性が高いとみる。
今週は米国のCPIやPPIといった物価関連の指標の結果により過度な物価上昇への思惑が払しょくされるようなら市場に安心感が広がり円安の動きが強まりそうだ。
ドル円クロス円ともに底値を模索する動きが今日も継続するとみる。

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[米ドル円]108円付近の底を探る

(米ドル円日足)


世界的な同時株安にも拘らずドル円の先週の値幅は2円20銭程度にとどまった。値動きが小幅にとどまったのはこれまで株価が大きく上昇する過程でドル円が買われていなかったためと考えられる。株価がこれほど下落すれば通常であればドル円は大幅安になっていてもおかしくはない。
株価が下落した要因は米長期金利が急速に上昇したためだが、それに対してドルの上昇は限定的となっている。株式や債券の下落はこれまでのポジション調整が原因とみられるが為替市場は落ち着いた動きが目立つ。
株価などが調整の動き中心であればそろそろ今週辺り落ち着きを取り戻す可能性がある。米長期金利上昇は米国インフレ期待からのもので、それはドル買いを最終的に促すものだ。また、株式市場が安定して来ればリスクオンの円売りに繋がる。
短期的にはまだ下振れリスクが燻ることから今週も短期取引を中心としたスタンスで臨むようにしたい。
ただ、ドル円の108円付近にはボリンジャーバンドの下限が位置しており、底堅さが確認されるようなら中長期のドル買いポジションを仕込むチャンスになる。

今週のドル円予想レンジ:110円70銭(50.0%)~107円60銭

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[ユーロ米ドル]長期ユーロ高調整も限定的

(ユーロ米ドル日足)


米長期金利が大幅上昇となったことで先週はユーロ売りが強まった。しかし、過去1年余りの上昇幅と比較すると下げ幅は限定的となっている。それだけ根強いユーロ買い需要があるということだろう。
先週はドイツの2大政党の連立交渉が合意したこともユーロの下落が抑制された要因だが、ボリンジャーバンドの中心線や売買の転換を表すパラボリックを下回ったことで今週もユーロ下落の流れが続くと予想される。
ユーロドルの下値目途としてはフィボナッチ38.2%戻しとなる1.2160ドルが意識される。そのすぐ下にはボリンジャーバンドの下限も位置することからそろそろ下げ止まる可能性が高い。
しかし、現在パラボリックが1.25ドル付近に位置することから高値を抜けて上昇するには時間がかかる。
今週はドイツやユーロ圏の10-12月期GDP改定値が発表されるが改めて欧州経済の強さが示されるようなら反発に転じる可能性が高いとみる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.2300~1.2160(38.2%)

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