ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-02

[米ドル円]好調な米経済指標はドル売り

(米ドル円週足)


黒田総裁の続投が伝わったが円売りへの影響は限定的となるなどドル円の下げは止まらない。昨日発表された米1月PPIコア指数は前日の米1月CPIに続き物価上昇が本格的に始まったことを示すものとなった。しかし、株価は依然として上昇し長期金利は高止まりとなるなど前週の市場の不安感は見られない。リスクオンで金利差拡大がドル円の買いではなく売りに反応しているのは不自然極まるものだ。しかし、それでもドル円の売りが止まらないということが今の相場であり、それについて行くしかない。
下値目途であるフィボナッチ61.8%戻しの106円前半で一先ず下げ止まったが、戻りは相変わらず小さく、下げ止まる気配は見られない。
昨日のNY市場で付けた高値106円85銭が上値目途とみて戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:106円80銭~105円50銭

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[ユーロ米ドル]1.25ドルミドルの節目

(ユーロ米ドル日足)


世界同時株安の始まる直前のユーロドルのレベル1.25ドル付近に昨日ユーロは上昇するなど完全に往って来いとなった。再びユーロドルの上昇トレンドが始まるのか、或いはダブルトップを形成して再び下落に転じるのか重要な節目に差し掛かった。
米国長期金利の上昇や米国経済の強さは明らかだが市場は既にそれを織り込むように次のECBの利上げへの期待がそれを上回っている。
ただ、それも先取りしてくると最終的にドルへの期待が先行することになるだろう。
ボリンジャーバンドの上限が位置する1.2550ドル付近を上抜くようならユーロを買っていくが、その手前で短期的に売りを出してみたい。

ユーロドル予想レンジ:1.2550(BB上限)~1.2370

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[豪ドル円]ネックライン下まわる

(豪ドル円週足)

AUD_JPY_20180216_syuashi.jpg

豪ドル自体は底堅い動きが続いているものの円高の勢いが豪ドル円の下押し圧力となっている。豪ドル円はトリプルトップのネックラインとなる84円30銭を終値ベースで下回っていないことからまだ反転の可能性を残す。もし、このレベルを週末となる今日のNY市場で下回るようなら来週も一段の下げが予想される。
豪ドル円の長期上昇トレンドは変わらないとみるが下げ止まるまでは売りでついて行きたい。
下値目途としては週足一目の雲の下限が位置する82円60銭付近やその手前のフィボナッチ38.2%戻しの83円10銭付近がサポートとして意識される。

豪ドル円予想レンジ: 84円50銭~83円10銭(38.2%)

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[全般]ドル売りの流れ止まらず

米長期金利上昇でもドル買いには繋がらず寧ろ下落するなど、その理由が明確ではないことなどから更に売りが強まるといった流れが止まらない。
昨日の東京市場で日経平均株価が大きく上昇して始まったもののドル円は軟調な地合いで推移。株価の上昇がリスクオンの円安には反応せずドル安の流れにドル円は押し下げられた。
欧州市場でも各国株式市場が上昇したもののこの流れは止まらずドル円は106円前半に下落した。
NY市場では米1月PPIコア指数が0.4%と予想の0.2%を上回ったがドルへの反応は限定的となった。前日発表された米1月CPIが予想を上回り米1月PPIコア指数も上昇したことで米国物価上昇の流れは本格的なものになるとの見方が広がった。米国経済の強さがそのまま株価上昇に反映する形でNY株式市場は下落するどころか5日連続で上昇。前週の株価急落の原因が物価上昇であったはずだが、ただの調整売りのきっかけであったことが証明された格好だ。
米長期金利も2.9%付近で高止まりするなど本来ドル高円安の動きが進むものが反対にドル安円高に反応。ドルを買っても上がらないから売っているという動きにも見える。
この動きの理由は色々言われるが明確なものは見当たらないということがドル売りを促している。
米国景気が良いにもかかわらず更に減税やインフラ投資拡大をすることで財政赤字の拡大への不安感がドル売りの背景にある。また既にFRBが利上げに向かう中でECBや日銀がその後を追うことから円買いユーロ買いがドル安を促すなどの理由が挙げられる。
しかし、決定的な理由にはならず最終的にポジションの調整とみる方がすっきりする。
これらのポジション調整が収まるまではドル安の流れについて行く。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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