ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-04

[米ドル円]NY株価上昇で円安継続

(米ドル円日足)


昨日の東京市場では日経平均株価の上昇もありドル円は106円ミドルで底堅い動きが続いた。その後中国が米国に対して報復関税を課すことが伝わると一気にドル安が進みドル円は106円を割り込み105円99銭まで下落。その後も上値の重い展開が続いた。
NY時間に発表された米3月ISM非製造業景況指数や米3月ADP雇用統計は米経済の底堅さを示すものとなったが影響は限定的だった。
NYダウもこの日は500ドル近く下落して始まったことで円高がさらに強まるかに見えた。しかし、その後株式市場は急速に回復。米長期金利も上昇するとドル高円安の動きが強まりドル円は短期の損切りを巻き込みながら106円95銭まで上昇して引けている。
NY株式市場は乱高下が続いたもののそろそろ押し目買いを狙う動きがドル円やクロス円にもみられる。
明日は雇用統計が発表されることから警戒感はあるものの楽観的なムードがドル円の底を押し上げてきそうだ。
目先はボリンジャーバンドの上限の位置する107円30銭が上値目途として意識される。

ドル円予想レンジ:107円30銭(BB上限)~106円20銭(BB中心線)

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[ポンド円]150円台の上限意識

(ポンド円日足)


株価が堅調な地合いとなったことでポンド円は東京市場から150円台に乗せるなど底堅い動きが続いた。
しかし、中国が米国に対して報復関税を課すことが伝わるとリスク回避の円買いが進みポンド円は148円80銭まで下落した。しかし、前日の安値148円40銭までは届かず下げ止まった。一旦は反発に向かうかと思われたがNY株式市場が大きく下げて始まると再度148円80銭付近まで下落。しかし、その後NY株式市場が上昇に転じると一転。リスク選好の円安が進むとポンド円は150円40銭付近に上昇。高値圏での引けとなった。
150円ミドル付近は3月も何度か上値を抑えられたレベルでもある。
上昇チャネルは継続しておりいずれ上値を超えていくとみるが、明日は米雇用統計を控えていることから売りが出やすい。
150円80銭付近はボリンジャーバンドの上限やフィボナッチ50.0%戻しでもあり強いレジスタンスとして意識される。

ポンド円予想レンジ: 150円80銭(50.0%、BB上限)~149円90銭

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[カナダドル円]NAFTA交渉に期待

(カナダドル円日足)


米中貿易摩擦が激化する中でNAFTA交渉に注目が集まる。
昨日の東京市場でカナダ円は株価上昇などから堅調な地合いで推移。しかし、欧州市場が始まったところで中国が米国に対して報復関税を課すことが伝わると下落。
カナダ円は83円前半から82円55銭まで売り込まれた。
その後はNY株式市場の上昇により円売りが進みカナダ円も東京で付けた高値83円37銭を上抜き83円70銭付近まで上昇して引けてきた。
昨日のNY時間にフリーランド・カナダ外相が「カナダと米国のNAFTA交渉は順調に進呈している」と発言し期待感が高まったこともカナダドルの下支えとなった。
ただ、今後の交渉次第では再びアルミや鉄鋼への関税圧力がかかる可能性もあり予断を許さない状況は続く。
一先ず目先はボリンジャーバンドの上限でもありフィボナッチ38.2%戻しとなる83円80銭が上値目途となる。
明日は雇用統計の発表もあり、このレベルでは一先ず売りを出しておきたい。

カナダ円予想レンジ:83円80銭(BB上限、38.2%)~83円20銭

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[全般]中国の報復関税でNY株価上昇

中国が米国に対して報復関税の詳細を明らかにしたことでドル安円高が進んだものの、NY株式市場は大幅高。米中貿易摩擦への懸念は残るものの市場は徐々に織り込み始めたとみられる。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の上昇を受け日経平均株価も堅調な地合いで始まるとドル円も底堅い動きが続いた。
しかし、欧州市場の始まるところで「中国は106品目の米製品に追加関税を課す」「中国は500億ドル相当の米製品に対して相互関税を計画」との報道を受けドルは全面安。同時にリスク回避による円高が進むとドル円は106円70銭付近から一気に105円99銭まで下落。ユーロやポンドも一斉にドルに対して上昇するなどドル安円高が進むとNY市場が始まる辺りまでドルの上値は抑えられた。
NY時間に発表された米3月ISM非製造業景況指数は58.8と予想の59.0とほぼ変わらず景気の底堅さが確認された。
貿易摩擦による懸念からNY株式市場は三指数ともに下落して始まったもののその後は上昇に転じた。トランプ大統領が「中国と貿易戦争をしているのではない」とツイッターで発言したこともあるが、市場は貿易摩擦による影響を織り込み始めている模様。三指数ともに上昇に転じたことからリスク選好の円安が進んだ。
また、米長期金利も2.8%台に戻したことでドル買い戻しの動きが強まるとドル円クロス円ともに上昇。ドル円は下落前のレベルを上回る106円後半に上昇して高値引けとなった。
水面下で米中の交渉は始まっていることも市場に安心感を与えたと思われる。
また、これまでの株式市場の下落はアマゾンなどハイテク株を中心とした売りが主流ということもあるようだ。
昨日のNY株式市場の上昇は不安が燻るものの市場のセンチメントが楽観的に傾き始めたのを示すものであり、安値を拾う動きが目立つ。
不安定な動きはあるもののクロス円を中心とした円安の動きは今日も継続するとみる。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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