ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-04

[米ドル円]日米首脳会談控え上値は限定的

(米ドル円2時間足)


先週末の米英仏によるシリア攻撃で週明け東京市場は地政学的リスクの高まりから円が一斉に買われるかと思われた。しかし、実際にはドル円は底堅い動きで始まるなどその懸念は稀有に終わった。NY株式市場も三指数ともに上昇するなど地政学的リスクによる円高が回避された格好だ。しかし、今日から始まる日米首脳会談では貿易赤字是正を目的とした日本への圧力が強まることは必至。為替への言及がみられるようならドル円の下落に繋がる可能性が高い。しかし、市場は既に織り込み始めていることからシリアと同様に下値は限定的とみる。
下値目途としては50%戻しとなる106円70銭付近とみており、下げ止まるようなら買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:107円60銭~106円70銭(50%)

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[ポンド米ドル]高値面合わせ

(ポンド米ドル週足)


シリア攻撃による市場への影響は限定的となったことで週明け東京市場からリスクオンのポンド買いが強まった。先週武田薬品がアイルランドのシャイアー買収に向けた動きから市場でポンド買いを進めるとの見方があり上昇。その流れが依然として継続している。
昨日のNY市場にかけて買いが更に強まる中で引け際に今年最高値になる1.4344と面合わせになるなど改めて買いの強さが確認された。
このレベルをNY終値ベースで上回るようなら一段の上昇が期待できそうだ。
週足ボリンジャーバンドの上限が位置する1.44ミドル付近が目先の上値ターゲットとして意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.4450(BB上限)~1.4290

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[豪ドル円]雲の下限で上値抑えられる

(豪ドル円日足)


シリアへの攻撃によるリスク回避の動きが回避されたことで週明け豪ドル円は買いが先行。83円65銭まで上昇。しかしボリンジャーバンドの上限や一目の雲の下限で上値が抑えられる格好で83円前半に押し戻された。
NY市場では株式市場が三指数ともに上昇したことで83円45銭まで買いが入ったものの東京市場の高値を抜ける勢いは見られなかった。
今日は中国のGDPや小売売上高、そして鉱工業生産といった重要指標が発表される。
高値圏で長い上髭を伸ばしたことで天井を付けた可能性があり、これらの結果が予想を下回るようなら豪ドル円の一段の下げが強まるとみている。
中長期の上昇トレンドは継続とみるが、短期的には雲の上限でありボリンジャーバンドの上限の位置する83円後半をバックに戻り売りスタンスで臨みたい。

豪ドル円予想レンジ:83円80銭(BB上限)~82円70銭(38.2%)

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[全般]シリア攻撃による市場への影響

米英仏のシリア攻撃実施による市場への影響は限定的となりNY株式市場は上昇し円安の動きがみられた。しかし、全般に不透明感は払しょくできずに動意の乏しい値動きが続いた。
週明け東京市場でのドル円は底堅い動きで始まった。先週末に実施された米英仏のシリアへの攻撃によるリスク回避の動きが強まるとの見方があった。しかし、攻撃は一回限りということから市場には寧ろこれで終了という安心感が広がりドル円は底堅い動きで始まった。日経平均株価も小幅ながら上昇するなど市場の懸念は稀有に終わった。
NY市場でも株式市場は三指数ともに上昇して始まるとドル円は107円39銭とこの日の高値を付けた。しかし、その後は利食い売りなども散見され107円前半まで押し戻されたが市場は冷静な動きを保った。
トランプ大統領はロシアへの追加制裁を見送ったことで米ロ関係の悪化はひとまず回避された。
今日から始まる日米首脳会談では先日発表された為替報告書で円安が指摘されるなど貿易不均衡是正に伴い日本への為替も含めた圧力をかけてくることは必至。しかし、今回のシリアへの攻撃と同様に、市場は既に織り込み始めておりドル円の下落も限定的とみる。
シリア問題や日米首脳会議が終了すればドル円の上値を抑える材料が一先ず後退することから、買場のチャンスを逃さないようにしたい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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