ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-06

[米ドル円]ドル高が円高を上回る

(米ドル円日足)


米中貿易摩擦やイラン原油の輸入制限などもありドル円は上値の重い展開で始まった。
しかし、トランプ大統領が中国に対する投資制限に譲歩を示したことで安心感が広がるとドル円は110円49銭まで上昇した。
原油も週間在庫が予想を大きく下回ったことから3年半ぶりの1バレル73ドル台をつけた。NYダウも一時300ドル近く上昇するなどリスクオンの動きが続くと思われた。
しかし、クドローNEC委員長が大統領は中国に対する姿勢を緩めていないとの発言でNYダウは一気にマイナスに転じドル円も110円前半に押し戻された。
ただ、ユーロやポンドの下落がドル全般を押し上げており円高以上にドル高の動きが増したことでドル円は底堅い動きとなっている。
三角保ち合いが収束する中でボリンジャーバンドの幅が縮小。値動きは更に狭まる可能性が高い。
111円を超える勢いはなく、かといって109円前半も強いサポートとなっている。
どちらかに保ち合いが放れればその流れの方について行くがそれまではレンジ付近で逆張りを張る。

ドル円予想レンジ:110円70銭~109円70銭

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[ユーロ米ドル]EU首脳会議はユーロ売りリスク

(ユーロ米ドル週足)


ドイツのメルケル首相は移民問題でキリスト教社会連盟(CSU)党首のゼホーファー内相と4時間話し合ったが決裂。これを受けユーロ売りが加速した。
その連立政権危機が迫る中で今日からEU首脳会議が始まる。移民政策を中心に話し合われるが各国の思惑が交錯する中で亀裂が深まるようなら更にユーロ売りが加速するリスクが高い。
EU首脳会議自体がユーロにとってはリスクとなっており、昨日のユーロは終始売りが先行。
米国との貿易摩擦懸念も高まる中でユーロは目先上値の重い展開が継続するとみてよいだろう。
もし、EU首脳会議で移民政策の道筋が示されるようであれば一気に買い戻しが入るだろう。ただ、それでも貿易摩擦やイタリア問題など課題は山積。
上値も限定的とみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.1590~1.1450(BB下限、50.0%)

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[NZドル円]RBNZ政策会合で下げ止まり感

(NZドル円日足)


昨日の東京市場でNZドル円は75円ミドルから74円80銭付近まで下落して始まった。
RBNZ政策会合前のポジション調整的な売りも散見された。その後トランプ大統領が中国に対する強硬姿勢を弱める発言で75円30銭まで反発する場面も見られた。
しかし、その後NY株式市場の下落などに伴い再び売りが強まると74円74銭まで売り込まれた。
早朝に開かれたRBNZ政策会合では予想通り政策金利1.75%据え置きを決定。声明文では前回と同様に緩和水準を相当な期間維持するとした。また、必要に応じて政策変更を上向き、下向きいずれもあり得るとしたことでNZドル買いが強まり75円台を回復。
この薄商いの中では値動きは落ち着いており、それだけ発表前にポジションが軽くなっていたといえそうだ。
一先ず今年最安値となる74円55銭手前で下げ止まったことから目先底値を売った可能性もある。
最安値付近に損切りを入れながら74円台では買いを入れておきたい。

NZドル円予想レンジ:75円60銭(61.8%)~74円80銭(BB下限)

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[全般]トランプ発言で相場一喜一憂

昨日もトランプ大統領の発言で米中貿易摩擦緩和への期待が高まったもののその後否定的な側近発言もあり相場は依然として混とんとした動きが続いた。一方、原油価格は大きく上昇するなど結果的にドルは全面高となった。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の反発を受け過度な悲観的なムードは後退しドル円も110円台でスタート。しかし、米長期金利の低下などが進むとドル円は110円を割り込み109円後半に下落。
欧州市場では各国株価が下落して始まるとユーロやポンドの下落に伴いドルが上昇。
今日から始まるEU首脳会議を控え移民問題で揺れるドイツ連立政権への不透明感がユーロ売りを促した。
ドルが堅調に推移する中でトランプ大統領が「中国投資制限について最も厳しい措置は取らない」と発言。これを受けドル円の纏まった買いが入るとドル円は上昇。
その後発表された米5月耐久財受注や米5月卸売在庫が予想を上回る結果となりドルや株価が上昇。
ドル円はこの日の高値となる110円49銭まで買われた。
しかし、NY株式市場の後場に入ると一転。クドローNEC委員長が「トランプ大統領は中国に対する姿勢を緩めていない」との発言を受け、一時300ドル超を上げていたNYダウは165ドル下げて終了。
一方ドル円はユーロやポンドの下げがさらに進んだことでドル高円高の綱引き状態となり110円前半で下げ止まった。
トランプ大統領の貿易摩擦拡大を招くやり方に対して株価下落などマーケットが大統領にブレーキを掛ける可能性も出てきたようにみえる。
移民問題でも国内の反発により方針を変えるなど、ハードな交渉からソフトに転換するか注目。
ここにきてユーロやポンドの下落が加速し始めており、ドル円取引よりもこれらの通貨取引の方がパフォーマンスは高くなる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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