ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-07

[米ドル円]悲観から楽観へ

(米ドル円2時間足)



先週末は米中貿易戦争に突入したことから週明け東京市場ではリスク回避の動きが高まるとの見方もあった。しかし、開けてみると日本や中国の株式市場が大きく反発。悲観ムードは全く見られず寧ろ楽観ムードが広がった。
欧米市場も同様に株式市場は大きく反発するなど世界同時株安どころか同時株高で始まった。
一方、英国はブレグジットを巡り政局が混迷する中でポンドが下落。結果的にドル全般に買いが入りやすい状況となりドル円はNY時間に110円90銭まで上昇。
先週付けた高値111円13銭付近を再度試しに行く展開が予想される。
もしこのレベルを上抜くようなら5月21日に付けた高値111円40銭が次のレジスタンスとなる。

ドル円予想レンジ:111円10銭~110円50銭(38.2%)

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[ポンド米ドル]政局混迷でポンド下落

(ポンド米ドル日足)



週明け早朝の東京市場で英国デービスEU離脱担当相が辞任を表明。しかし、英首相は早々と次の離脱担当相を指名したことでポンド売りには繋がらなかった。
欧州市場ではメイ首相保守党のモグ議員が近い将来にメイ首相の信任投票は行われないと発言するとポンド買いが強まり1.3362まで上昇。
しかし、NY市場が始まったところでジョンソン外相も辞任を表明したことでポンドは急落。1.3192まで下落するなど高値から130ポイント近い下げとなった。
しかし、メイ首相の不信任案提出の思惑が広がったものの保守党から否定の発言が出たことで再びポンドは上昇。また、外相にはジェレミーハント氏が就任するとの報道もあり底堅い動きで終了。
穏健離脱への反発はあるものの、EUとの交渉を進める一歩となる。
一先ず混乱が回避されるとなれば一段のポンド買いが強まるとみている。
昨日の安値1.3192の手前の1.3200ドル付近(半値戻し)では押し目買いを入れてみたい。

ポンドドル予想レンジ:1.3370(BB上限)~1.3200(50.0%)

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[豪ドル円]中国懸念後退で豪ドル上昇

(豪ドル円日足)



懸念された米中貿易摩擦も市場は既に織り込み済みとみられ週明け東京市場で豪ドル円は堅調なスタートとなった。
ここにきて中国経済に反応しやすくなった豪ドル円だけに上海総合指数も大きく反発して終わったことを好感。豪ドル円は目先のレジスタンスとして意識されていた82円10銭(フィボナッチ38.2%戻し)を上抜くと上昇が加速。NY市場でも株式市場が三指数ともに上昇したことからこの日の高値となる82円80銭まで買われそのまま高値圏での引けとなった。
目先フィボナッチ61.8%戻しの83円付近が意識されるものの買いの勢いは強く、ボリンジャーバンドの上限となる83円50銭を目指す展開を予想する。

豪ドル円予想レンジ:83円50銭(BB上限)~82円40銭

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[全般]英国政局不透明感からポンド下落

英国のブレグジットを巡りメイ政権が揺らぐ中でポンドが下落するとドルが全般に上昇。一方、米中貿易戦争拡大への懸念による市場への影響は限定的となった。
週明け東京市場では早朝にデービス英国EU離脱担当相辞任の報道が伝わったが比較的穏やかに市場はスタート。日経平均株価は先週末に発表された米雇用統計では雇用が拡大する中で賃金上昇が抑えられたことを好感し大きく上昇して終わった。米中貿易戦争突入により懸念された中国株式市場も大きく上昇して引けるなど市場の混乱は予想外に見られなかった。
欧州市場では英国のEU離脱を巡り混迷が続くもののメイ首相の不信任投票は当面行われないとの報道もありポンドは堅調に推移。しかし、その後ジョンソン外相もデービス英国EU離脱担当相に続き辞任するとの報道でポンドは一気に下落に転じた。これを受けドルは全般に買いが進む中でNY株式市場も三指数ともに大きく上昇。先週末の雇用統計の結果を受けたものでリスクオンの円安が進んだことでドル円は110円後半に押し上げられた。
米中貿易戦争による不安は殆ど感じられず寧ろ材料出尽くし観から市場全体に明るいムードが広がった。
ブレグジットを巡りポンドが大きく動き出す一方でユーロも利上げ時期を巡り値動きが活発化し始めている。
米国の好調な経済が世界経済をけん引する格好となる中で市場の注目はユーロやポンドの動きに集まっている。
昨日発表された中国外貨準備高が増加していることが明らかになり中国株式市場も大幅上昇。中国からの資金流出懸念は稀有なものとなるなど米中貿易摩擦によるリスクは後退。
リスク回避の動きが後退し円安が進みやすい地合いの中でドル円やクロス円の上昇期待も高まる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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