ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-07

[米ドル円]持ち合いから上放れ

(米ドル円日足)

USD_JPY_20180712_hiashi.jpg

東京市場の早朝に「米国当局は2000億ドル相当の対中関税リストを公表へ」との報道から111円30銭付近で推移していたドル円は110円後半に下落。日経平均株価や中国株式市場も下落して始まったものの、中国の対米報復には限界があるとの見方もあり111円台を回復。実需の買いなども散見される中でドル円は欧州市場で底堅い動きとなった。
NY時間に発表された米6月PPIが予想を上回った事から米経済の強さを改めて確認。
その後ドル円は強いレジスタンスとみられていた111円40銭(5月21日高値)を上抜くと損切りを巻き込みながら112円18銭まで上昇。約半年ぶりの高値を付けたことで利食い売りなども散見。112円付近で引けてきた。
ひと月半近く続いた三角保ち合いから上放れをしたことで一段の上昇が見込める。
米中貿易戦争への懸念も材料出尽くし感がありドル高と同時に円安の動きも重なる中で113円台も視野に入り始めている。

ドル円予想レンジ:112円40銭(76.4%)~111円50銭

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[ユーロ米ドル]ECB利上げ期待とドル高

(ユーロ米ドル日足)


欧州市場ではドルが全般に上昇する中でユーロドルは1.1695ドルまで下落。しかし、その後ECB理事会メンバーが早くて2019年7月の利上げを主張するなど意見が分かれているとの報道が伝わるとユーロは上昇。1.1758ドルまで買われたがNY市場に向けて再びドル高が進むと1.1665ドルまで下落。そのまま安値圏での引けとなった。
米中貿易摩擦激化への懸念が高まったものの中国の対米報復には限界があるとの見方からドルは全面高となる中でユーロドルの上値が抑えられている。
ボリンジャーバンドの上限を上抜けできなかったことでユーロドルは6月に付けた今年最安値となる1.1506ドルを再度試す展開が予想される。
目先は半値戻しでボリンジャーバンドの中心線が位置する1.1650ドルからフィボナッチ61.8%戻しの1.1620ドル付近が下値目途とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1720~1.1620(61.8%)

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[カナダドル円]BOC慎重姿勢

(カナダドル円日足)


昨日のNY時間に開かれたBOC政策会合では政策金利を1.25%から1.5%へ引き上げることを決定。予想通りではあったものの利上げ後はカナダドル買いが入りカナダドル円は85円15銭付近に上昇。声明では「インフレ目標に近づくために利上げは正当化される」「データに基づいて段階的なアプローチをとると予想」などの見解を示したが84円70銭付近に押し戻された。
その後再度85円16銭まで上昇したものの買いは続かずに押し戻されている。
ボロズBOC総裁は「貿易摩擦は禁輸政策決定会合の最大の議題」と発言。 ウィルキンスBOC副総裁は「賃金の伸び率は予想通り鈍い」など今後の利上げには消極的な発言から当面利上げは見送られるとの見方もカナダドルの上値を抑えた。
また、原油価格が前日から4ドル近い下落となったこともカナダドル売りを促した。
日足ローソク足の上ヒゲがボリンジャーバンドの上限で抑えられたことで目先は調整売りが出やすいとみる。
ただ、カナダ経済の強さは相対的に強く、ボリンジャーバンドの中心線でありフィボナッチ50.0%戻しとなる83円70銭付近では押し目買いを狙いたい。

カナダドル円予想レンジ:85円10銭~84円00銭(38.2%)

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[全般]米中貿易戦争最中でもドル高円安

米国が中国に新たに2000億ドル相当の対中関税リストの公表を予定しているとの報道で急落したドル円だがその後112円台に上昇。貿易戦争激化への懸念が拡大する中でもドル高円安の動きが強まった。
早朝の東京市場で「米当局は2000億ドル相当の対中関税リストを公表の予定」との報道でリスク回避の円高が進むとドル円は111円30銭から一気に110円80銭付近に下落。クロス円も全面安で始まった。
日経平均株価や上海総合指数も貿易摩擦激化への懸念から大幅安で始まった。中国も米国に対してWTOに提訴などを行なったものの市場は中国の姿勢が抑制的との見方が広がり下げ幅を縮小。ドル円も110円後半では実需の買いなども見られ111円台に押し戻された。
NY市場では貿易摩擦への懸念からリスク回避の動きが強まり原油価格が大きく下落する中で株式市場も三指数ともに下落。ただ、これだけの貿易戦争危機に対して比較的下落幅は少なく調整の域を脱していないとの見方が大半。結局米国の独り勝ちとのイメージが強まる中でドルは全面高。
ドル円も111円40銭付近のレジスタンスを上抜け半年ぶりに112円台に乗せるなど円安ドル高が進んだ。
市場は米中貿易摩擦では最終的に中国が強硬姿勢を取らない(取れない)と見ている。
昨日発表された米6月生産者物価指数が予想を上回る結果となり米経済の強さが改めて確認された格好だ。
昨日からは米企業決算報告が本格的に始まる中で米経済の強さを背景にドル買いの動きは一段と強まるとみている。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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