ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-08

[米ドル円]緩和継続で円安継続

(米ドル円日足)


日銀会合では長期金利の上限を0.1%から0.2%に引き上げたことで一部緩和政策修正との見方がありドル円は一時110円72銭まで下落。しかし、黒田総裁は物価目標を達成に向けて緩和政策の継続姿勢を示すと同時に出口戦略を完全に否定。円は全面安となり111円ミドルまで上昇した。その後NY時間に米中通商協議再開へ検討しているとの報道で111円96銭まで上昇。この日発表された米経済指標も好調な結果となったことから株式市場も上昇しリスクオンの円安がさらに進んだ。
これまでドル円の上値を抑えていた緩和政策の修正問題も一先ず後退したことでドル円の上昇余地はまだ大きい。目指す上値目途はボリンジャーバンドの上限であり7月高値となる113円前半が意識される。ただ、目先では米中貿易摩擦への懸念が残るだけに一先ず112円台前半で抑えられそうだ。
利食い売りを出した後では再びボリンジャーバンドの中心線付近で押し目買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ: 112円20銭(61.8%)~111円50銭(BB中心)

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[ユーロ米ドル]持ち合い上限から再び下落へ

(ユーロ米ドル4時間足)


昨日の欧州時間に発表されたユーロ圏6月GDPは2.1%と予想の2.2%を下回ったことでユーロは下落。しかし、同時に発表された消費者物価指数が2.1%と予想の2.0%を上回った事からユーロは上昇に転じNY市場ではこの日の高値となる1.1745まで上昇。7月26日に付けた高値とほぼ同レベルまで買われた。
しかし、NY時間に発表された米PCEデフレーターが2.2%と予想を下回ったもののFRBの目標を4カ月連続で上回った事でドルが上昇。ユーロは結局三角保ち合いの上限を上に抜けずに失速。1.17ドルを割り込みほぼ安値圏での引けとなった。
今日のFOMC会合では変更はないと予想されるが次回の会合で政策金利引き上げの可能性が確認されるようならドル高ユーロ安が一段と進む可能性が高い。
しかし、下値も保ち合いの下限を超える力がないとみられフィボナッチ61.8%戻しの1.1640付近が目途とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1720~1.1640(61.8%)

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[カナダドル円]円安とNAFTA交渉

(カナダドル円日足)


日銀政策会合で緩和政策の出口を探る動きが示されるのではといった見方があり一時カナダ円は84円69銭まで下落。しかし、出口戦略は完全に否定され緩和継続が示されたことで反発。
NY時間に発表されたカナダ5月GDPが0.5%と予想の0.3%を大きく上回った事や米中通商協議再開が検討されているとの報道でカナダ円は86円10銭まで上昇。メキシコとのNAFTA交渉も自動車を巡り合意に近いとの報道もカナダドルの下支えとなった。
円安とカナダドルの上昇が重なりこの日カナダ円は安値から1円40銭近く上昇。
ボリンジャーバンドの中心線でバンドウォークから上に放れバンドの上限を上抜いた。
今後上限のバンドウォークが始まる可能性があり前回の高値87円10銭を目指す展開を予想する。

カナダ円予想レンジ:87円10銭(5月22日高値)~85円60銭

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[全般]日銀緩和政策継続で円全面安

注目の日銀会合では長期金利の上限拡大を容認するとともに緩和政策継続姿勢を示したことで円は全面安となった。
昨日の東京時間に発表された日銀政策は長期金利誘導の上限をこれまでの0.1%から0.2%に引き上げることを表明。また、物価目標を今年来年ともに引き下げ2%目標達成は少なくとも3年後とした。市場が懸念していた出口戦略に対しては完全に否定。市場は緩和政策修正を出口戦略の一環との見方もあり、最初の反応は乱高下したものの最終的に緩和政策継続を好感し円安に振れた。
ドル円クロス円ともに上昇が継続する中でNY市場で更に上昇。米中貿易通商協議の再開を検討しているとの報道でドルが上昇。
また、この日発表された米国6月PCEデフレーターが前年比で2.2%と予想の2.3%を下回ったものの4カ月連続でFRBの目標を上回った事を好感。同時に発表されたケース・シラー住宅価格指数やシカゴ購買部協会景気指数なども好調な結果となりNY株式市場も三指数ともに反発。引け際に米中通商協議に進展なしとの報道を受け上げ幅を縮小したものの市場に楽観的なムードが広がった。
今日はFOMC会合の結果が示さるものの政策変更はないとの見方から無風で終わりそうだ。またISM製造業景気指数やADP雇用統計といった重要指標が発表されるものの市場は米経済の強さを既に認識していることから注目度は低い。
NY取引後に発表されたアップルの決算が大幅増益となったことから今日のNY株式市場は続騰すると予想される。
米中通商協議は懸念材料ではあるが、日銀の緩和政策継続姿勢が示されたことから海外勢も円売りに動き始めておりドル円クロス円の上昇は継続とみる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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