ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-08

[米ドル円]FOMCで底値を確認

(米ドル円日足)


前日に日銀が緩和政策の継続姿勢を示したことでドル円は東京時間で112円台を回復。その後は利食い売りなどに押されたが底堅い動きが続いた。
しかし、欧州市場の株価の下落に伴いNY株式市場も軟調な地合いで始まるとユーロ円を中心にクロス円の売りが強まり、ドル円も下げ足を加速。
FOMC会合では予想通り政策金利を据え置き、声明文はタカ派的なものとなったことで米長期金利が上昇。同時にNYダウの下げ幅が加速すると円買いの動きからドル円はこの日の安値となる111円40銭まで下落。しかし、その後ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が「米国は中国と交渉の用意がある」と発言した事でドル円は反発。
結果的にドル円はポジション調整で売り込まれたことで111円40銭の底の堅さを確認した格好となった。
米中貿易摩擦への懸念は残るもののドル円の上値を抑える要因が後退したことで再度112円台を試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ: 112円20銭(61.8%)~111円40銭

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[ポンド米ドル]BOE政策会合、利上げは織り込み済み?

(ポンド米ドル日足)


昨日のロンドン時間に発表された英国7月製造業PMIは54.0と予想の54.2を下回った。また、前月分も下方修正されるなど英国経済の弱さを示すものとなった。本日のBOE政策会合では政策金利を0.50%から0.75%に利上げされると予想され市場は既に織り込んでいる。
日足チャートではボリンジャーバンドの中心線は下降トレンドを継続。
もし利上げを実施したとしても上値は限定的となり、寧ろ噂で買って事実で売るといった状況が予想され戻り売りを狙いたい。
利上げを見送るようならポンドドルは7月19日に付けた今年の安値となる1.2958ドルを下回る可能性が高まる。

ポンドドル予想レンジ:1.3170(BB中心線)~1.3020(BB下限)

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[豪ドル円]調整一巡で再度上値試す

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20180802_hiashi.jpg

前日の日銀会合で緩和政策の継続が示されたことで豪ドル円は82円前半から83円25銭まで上昇。昨日の東京市場ではその調整的な豪ドル売りが先行し82円80銭まで下落。
NY市場では株価の下落やFOMC会合を控え一段の豪ドル売りが強まり82円48銭まで押し戻された。しかし、前日の上昇の始まる前のレベルには届かず下げ止まった。
米中貿易摩擦への懸念は燻るものの、大分織り込んでいることから下値は限定的とみる。
ボリンジャーバンドの幅が縮小しており、そろそろ大きな動きが期待される。
日銀効果で円安が進みやすい地合いに入ったことから豪ドル円はフィボナッチ61.8%戻しで前回の高値となる83円25銭を試す展開とみる。もしこのレベルを上抜くようならボリンジャーバンドの上限となる83円70銭が次の上値目途となる。

豪ドル円予想レンジ:83円25銭(前日高値)~82円50銭

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[全般]FOMCと米中摩擦

FOMC会合は予想通りではあったものの株価の下落や長期金利上昇に繋がった。また、米中貿易摩擦への懸念から円買いの動きも見られたが全般にポジション調整的な動きが目立った。
昨日の東京市場では前日の日銀会合で金融緩和が継続されるとの見方からか日経平均株価が上昇。ドル円も引け際に112円台を回復した。
欧州市場では特に目立った材料がなくFOMC会合を前に動意が乏しかった。
NY市場ではこの日発表された米7月ADP雇用統計が21.9万人と予想の18.5万人を上回り、明日の雇用統計を控え期待が高まった。一方、米7月ISM製造業景況指数は58.1と予想の59.5を下回ったものの市場への影響は限定的となった。
注目のFOMC会合では予想通り政策金利は据え置かれ声明文のみの発表となった。声明文では米経済についてこれまでの「堅調な成長」を「力強く成長」へ、家計支出も「上向いている」から「強まっている」とそれぞれ上方修正された。好調な米経済が更に過熱する懸念が示されたとみることもできる。これにより来月9月のFOMC会合での利上げはほぼ確実視され米長期金利は3%台に上昇。
一方、金利上昇によりNYダウは下落に転じたことでドル高と同時に円高の動きが強まり、発表後ドル円は111円40銭付近に下落した。
この日は米国政府が中国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)相当を対象にした貿易制裁関税を当初案の10%から25%へ引き上げることも売りを促した。しかし、引け際にライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が「米国は中国と交渉の用意がある」との報道でドル円は反発。111円ミドル付近での引けとなった。
日銀が政策金利の誘導目標を0.1%から0.2%に引き上げたものの市場は緩和政策の継続の一環として捉えるなど円高への懸念は後退。一方で米国の年内2回の利上げ(トータル0.5%)は確実視されており日米金利差拡大によるドル円の買いがそろそろ強まる頃とみる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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