ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-09

[米ドル円]米長期金利上昇でドル高

(米ドル円日足)


東京市場が始まったところでドル円は111円を割り込んだ。日銀の買いオペの予定額が据え置かれるとの見方もあったが、実際には増額したことで円安に転じ111円台を回復。
欧州市場に入り米長期金利が上昇するとドルが全面高。ドル円は111円54銭まで上昇したもののその後は利食い売りに押された。
連休明けNY市場では米8月ISM製造業景況指数が14年ぶりの高水準となったことでドルは再び上昇。
しかしNY株式市場が下落したことで円買いの動きもあり東京市場で付けた高値手前で上値が抑えられた。
米中貿易摩擦に加え今日からカナダとのNAFTA再交渉が始まることから警戒感は依然として燻る。しかし、それでも米国経済の強さを背景としたドル買いの動きは継続するとみる。
111円90銭付近にはボリンジャーバンドの上限が位置するとともにフィボナッチ61.8%戻しでもあり意識され目先112円乗せはお預け。

ドル円予想レンジ: 111円90銭(BB上限)~111円20銭

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[米ドルカナダドル]NAFTA交渉再開でカナダドル軟調

(米ドルカナダドル日足)


欧州市場で米長期金利が上昇したことでドル買いが進みドルカナダは1.3090ドル付近から上昇。NY市場では米8月ISM製造業景況指数が予想を大きく上回った事で1.3207ドルの高値を付けた。その後は利食い売りが散見されたが底堅い動きが続いている。
今日からカナダとのNAFTA交渉が再開することから神経質な展開が予想される。カナダは来年選挙を控えるだけに簡単には妥協できないという事情もある。しかし、輸出の7割を占める米国に対してカナダは最終的に譲歩する可能性が高いとみる。それまではリスクが燻ることからカナダドル売りが継続するとみる。
一先ずフィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの上限が位置する1.32ドル付近で上値が抑えられている。
しかし、途転を示すパラボリックは既に売りから買いに転じている。次の高値目途としては7月に付けた高値1.3290ドル付近が意識される。

ドルカナダ予想レンジ:1.3290(7月高値)~1.3140

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[豪ドル円]RBA政策会合でショートカバーを誘発

(豪ドル円2時間足)


この日発表された豪州4-6月期経常収支は-135億豪ドルと予想の-115億豪ドルを上回った。しかし、その後開かれるRBA政策会合を控え豪ドルへの影響は限定的となった。
その後RBA政策会合では予想通り政策金利1.50%は据え置かれたものの「豪ドルは過去2年間にわたって貿易加重ベースのレンジ内にとどまっている」との豪ドル水準を示す声明文の内容を受け上昇。先週末から下落幅を拡大していたこともありショートカバーを誘発し、豪ドル円は80円45銭まで上昇。しかし豪ドル売り圧力は根強く戻り売りに押されて往って来い。
その後は動意薄の中で80円を挟んでの狭いレンジ内での動きが続いた。
米国を中心とした貿易摩擦への懸念や新興国通貨の下落などから銅価格が下落。資源国通貨としての豪ドルにとってはアゲインストの風が吹いている。
ただ、豪ドルショートポジションは依然として残る中で短期的には底固めから上値を試す展開が予想される。
79円後半で買いを入れてみたい。

豪ドル円予想レンジ:80円70銭(50.0%)~79円70銭

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[全般]好調な米8月ISM製造業景況指数とNAFTA再交渉

米8月ISM製造業景況指数が14年ぶりの好調な結果を示したことでドル買いが進む中、南アフリカがリセッションに陥り新興国通貨が下落。今日から始まるNAFTA再交渉への懸念と期待が市場にどう影響するか注目される。
昨日の東京市場では朝方、日銀の買いオペの予定額が据え置かれるとの見方からドル円が111円を割り込む場面も見られた。しかし、日銀が買いオペ額を増額したことや日経平均株価や上海総合指数が上昇に転じると再び111円台を回復。
欧州市場が始まると米長期金利が上昇したことでドルは全面高でスタート。ドル円もドル買いが進むと111円ミドル付近まで上昇。その後は利食い売りなどの動きから押し戻されるなど方向感の掴みにくい動きが続いた。
連休明けとなるNY市場ではこの日発表された米8月ISM製造業景況指数が61.3と予想の57.7を上回った。これは約14年ぶりの高い水準でもあり米経済の強さを改めて示すものとなった。これを受け米長期金利は上昇するとともに米株式市場は下落。また、南アフリカがリセッション入りしたことで他の新興国への懸念が広がりNYダウは一時150ドル超の下落となった。しかし米経済の強さを背景にその後は買い戻しが入り三指数ともに小幅な下落で終了。
米中貿易摩擦の懸念に加え今日からカナダとのNAFTA交渉が再開され貿易摩擦への懸念は燻る。
一方で米経済の強さが市場に安心感を与えるなど相場の方向性が掴みにくい状況で連休明けのNY市場は始まった。
市場は貿易摩擦や新興国経済への懸念などに対して悪材料を先取りする格好で始まっている。
今後それらの改善がみられるようならポジティブ材料として捉えられる可能性が高いとみるが、方向性を見極めるまでは上下に振られやすい状況が続く。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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