ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-10

[米ドル円]リスクオンの円安継続

(米ドル円週足)


週明け早朝に米国とカナダがNAFTA交渉で妥結するとの報道でドル円は上昇してスタート。日銀短観での想定為替レートが前回とほとんど変わらず107円40銭と低いレベルに設定された。これは株価押し上げ要因であり同時に円安要因となる。
結局ドル円は引け後に114円05銭まで上昇。しかし、直ぐに押し戻された。
NY市場ではNYダウが大きく上昇して始まるとリスクオンの円安が進みドル円は再度114円06銭まで上昇。
114円台での売りは厚く滞空時間は短く、直ぐに押し戻されるものの売りが一巡すれば一段の上昇が期待される。
NAFTA交渉妥結により市場の不透明感が払しょくされたことで円安が進みやすくなった。米国経済にとっては更に強さを増すこととなり、利上げ期待からのドル高も加わりドル円は昨年11月に付けた高値114円75銭を目指した動きを予想する。

ドル円予想レンジ: 114円70銭(17年11月高値付近)~113円70銭

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[ユーロ米ドル]イタリア懸念燻る

(ユーロ米ドル日足)


イタリアのトリア経済・財務相が予算案通過後に辞任する可能性が東京時間に伝わったことでユーロは軟調な地合いで推移。欧州市場に入るとユーロは1.1574まで下落した。その後は買い戻しが入り1.16前半に上昇したものの再びNY市場で下落。ユーロ圏財務相がイタリア経済財政計画に対して財政ルール順守するように警告したことがユーロ売りに繋がった。
また、米長期金利が上昇したことでドル高が進んだこともユーロ売りを促し一時1.1564まで売り込まれた。その後買い戻しも見られたが上値の重い展開が続いている。
上昇トレンドラインを下回ったことからユーロの上値の重さが意識されている。
ボリンジャーバンドの下限でもあり9月10日に付けた安値1.1526附近を明確に下回るようならユーロ売りが加速する可能性もあり注目。

ユーロドル予想レンジ: 1.1610~1.1520(BB下限)

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[カナダドル円]NAFTA交渉合意で上昇継続

(カナダドル円週足)


9月末合意を目指した米国とカナダのNAFTA交渉が週明けシドニー市場で合意の報道が流れるとカナダドル円は一気に上昇。先週末から妥結期待の高まりから少しづつ下値が切り上がっていたカナダドル円だがこの報道を受け上昇チャネルの上限を上抜けた。
自動車数量規制などカナダにとっては厳しい妥協ではあったが市場の不透明感は払しょくされた。また、原油価格も75ドル台と3年10か月ぶりの高値を更新したこともカナダドル買いに拍車をかけている。
当面の上値目標は今年高値となる91円57銭だが、目先はフィボナッチ61.8%戻しとなる91円、そして今年最高値となる91円57銭が意識される。

カナダドル円予想レンジ:91円00銭(61.8%)~87円20銭

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[全般]NAFTA妥結でリスクオン

9月末ぎりぎりで妥結に至ったNAFTA交渉により市場には安心感が広がりドル円は114円台に上昇。ドル高円安の動きが続く。
昨日の週明け早朝東京市場にNAFTA交渉が妥結に向かっていることが報じられカナダドルは大きく上昇して始まった。
日経平均株価もNAFTA合意で不透明感が払しょくされたことを好感。大きく上昇して始まるとドル円も引け後に114円手前まで買いが進んだ。
一方、イタリア財政赤字を巡りユーロ圏財務相がイタリアに対して財政ルールを順守するように警告するなどユーロは軟調な地合いで推移。欧州市場に入るとユーロの買い戻しが入り上昇するなど荒っぽい動きが目立った。
NY市場が始まったところでポンドが大きく上昇。英国がEU離脱を目指しアイルランドの国境問題で妥協案を計画しているとの一部報道で一気に上昇。しかし、合意無き離脱の警戒感も根強く押し戻された。
NY市場ではNAFTA交渉妥結が好感しNYダウが大きく上昇リスクオンの円安に加え米長期金利も3.1%に近づくなどドル高も重なりドル円は114円台を再度試す展開となった。NAFTA交渉では自動車数量規制を導入するなど、今後中国だけではなく日欧に対しても同様な規制が強いられる可能性もある。しかし、今の時点ではリスクオンの動きが先行しており、この流れは週末の雇用統計まで継続する可能性が高いとみる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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