ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-10

[米ドル円]リスク回避の円高とその反動

(米ドル円日足)


週明けアジア市場で上海総合指数が1年7か月ぶりの安値を付けたことから欧州市場で株価が下落して始まった。また、15日提出期限を迎えるイタリア予算を巡るEUとの対立懸念、そしてブレグジットを巡る不透明感も重なりドル円は113円前半に下落。
NY市場では債券市場が休場となったものの、先週末の雇用統計後に長期金利が高止まりしたことからNY株式市場は軟調な地合いでスタート。ドル円も更に下落幅を拡大し112円83銭まで売り込まれた。しかし、その後NYダウがプラスに転じるとドル円も113円台に押し戻されて終了。
今日の連休明け東京市場ではまだ円高の余韻が残る中で再度113円割れを試す展開が予想される。しかし、112円台の買い意欲は根強く下値は限定的とみる。
112円70銭付近はフィボナッチ38.2%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置することから意識される。
昨日の安値付近で買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:113円70銭~112円70銭(38.2%、BB中心)

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[ユーロ米ドル]15日期限のイタリア予算巡る攻防

(ユーロ米ドル日足)


中国株の急落を受けリスクへの懸念が高まる中でイタリア予算を巡りEUとの対立懸念の高まりから欧州各国の株価が下落。これを受けユーロは下落して始まると1.1460まで売り込まれた。しかし、クルーシャルポイントとなる1.1440付近には届かずに下げ止まった。
休日となるNY市場では買い戻しが入ったが1.15で上値を抑えれて引けている。
15日を提出期限とするイタリア予算案に対するEUからの圧力が増している。それに対してイタリアのサルビーニ副首相は「ユーロ離脱の予定はない」としながらも「ユンケル欧州委員長とモスコビシ欧州委員が真の敵」などと批判。EUとの対立懸念がユーロの上値を抑える。ただ、最終的にEUもイタリア予算案を受け入れることになるとみられておりユーロの下値は限定的とみられる。
悪材料をすでに織り込んできたこともありEUとの対立懸念が後退するような材料が出ればユーロ買い戻しの動きが強まることになる。

ユーロドル予想レンジ: 1.1600(38.2%)~1.1460

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[豪ドル米ドル]中国懸念も目先織り込む

(豪ドル米ドル日足)


週明けアジア市場は日本が休場ということもあり落ち着いた動きで始まった。しかし、ポンペオ米国務長官の訪中に対する中国の冷遇など米中貿易摩擦懸念が燻る中で上海総合指数は6か月半ぶりの安値を付けた。また、先週末に中国が預金準備率を引き下げたことから人民元が急落するなど中国経済への懸念が高まった。しかし、豪ドルは既に織り込み済みということか上昇。0.7040付近はボリンジャーバンドや下降チャネルの下限でもあり買い戻しの動きが強まった。豪ドル買い材料があるわけではないが短期的なポジションの巻き戻しが入ったとみられる。
最終的に米豪金融政策の違いが明らかな中で豪ドルの上昇は一時的とみてよいだろう。
ボリンジャーバンドの中心に向けた上昇は今日も続くとみるが、その手前の0.7140付近はフィボナッチ38.2%戻しでもある。上値が抑えられるようなら売りを出してみる。

豪ドルドル予想レンジ:0.7140(38.2%)~0.7050

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[全般]リスク回避で円全面高

中国株式市場の大幅下落やイタリア財政不安、そして英国ブレグジットへの不透明感などからリスク回避の円全面高となった。
昨日は日米が祝日ということから週明けアジア市場は動意の乏しい動きで始まった。
しかし、国慶節明けの中国市場で上海総合指数が6か月半ぶりの大幅下落となったことやイタリア財政赤字を巡る懸念から欧州株式市場が軟調な地合いでスタート。また、英国のEU離脱交渉への不透明感も高まりユーロやポンドが対円で売りが強まるとドル円も下落。
NY市場ではこの日コロンブス・デーで祝日(債券市場休場)となる中で株式市場は三指数ともに大きく下落してスタート。中国株価下落や北京を訪問するポンペオ米国務長官が中国側に冷遇されたことで米中間の対立激化が鮮明になったとの見方が株価下落を促した。
また、先週末に中国が預金準備率を引き下げ人民元が1年9か月ぶりの安値を付けたことから米財務省が懸念を表明。
リスク回避の動きと同時に円高圧力が今後強まるのではといった見方が高まるとドル円は113円を下回り112円83銭まで売り込まれた。その後株式市場が反発しNYダウはプラスに転じたことでドル円も113円台に押し戻されて引けているが上値の重さが目立つ。
日米が祝日で参加者が少ない中、不安材料が重なったことから過度に円高に振れたものの不安感は依然として燻る。
ただ、不安材料が高まると必ずその反動が出るというパターンはこれまでと変わらない。
連休明けとなり流動性が高まる中で円高懸念は残るものの、ちょっとした好材料が出るようなら買われ過ぎた円の反動にも繋がりやすい。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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