ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-11

[米ドル円]上昇バンドウォークスタート

(米ドル円日足)


先週末に発表された米雇用統計は雇用者が予想以上に増加したことや賃金上昇が9年半ぶりの高い伸びとなったことで長期金利が上昇。ドルが全面高となる一方NY株式市場は三指数ともに下落したことで円買いの動きは限定的となった。株価下落は調整とみられリスク回避の動きはなかった。結果的にドル円は113円32銭まで上昇。そのまま高値圏で引けている。
今週の米中間選挙を控えるだけにポジションはどちらにも傾きにくいものの市場全般に楽観的なムードが漂う。米中貿易摩擦への懸念が後退したことやブレグジット合意への期待などが市場に安心感を与えている。
選挙結果は上院が共和党で下院が民主党が過半数を獲得するとみられており、結果通りであればドル円は堅調な地合いが続くとみている。
112円ミドルから前半にかけて買いを入れておきたい。

今週のドル円予想レンジ:114円30銭(BB上限)~112円20銭

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[ポンド米ドル]ブレグジット期待でBB上限目指す

(ポンド米ドル日足)


先週はタイムズ紙が離脱交渉を巡り英国とEU は金融アクセスで合意したと報じた。
それまでポンドは8月15日に付けた今年最安値となる1.2662直前まで下落していただけにこれを受けポンドは一気に上昇に転じた。
ダブルトップのネックラインであった1.2920も上抜けしたことで一先ず勝負あり。一先ずボリンジャー中心線で上値が抑えられたもののまだ上昇の勢いは残る。
先週開かれたBOE政策会合では来年末にかけて景気が過熱するとの見通しが示されており、合意が更に進めば利上げが加速する可能性もある。
上値目途として9月20日に付けた高値でありボリンジャーバンドの上限が位置する1.33ドル。ただ、米長期金利も上昇しており米中間選挙の結果次第では途中で振り落とされる可能性もあり注意したい。

今週のポンドドル予想レンジ: 1.3300(38.2%、9月20日高値)~1.2850

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[豪ドル円]RBA政策会合に注目

(豪ドル円週足)


トランプ大統領が米中貿易合意に向けた草案作成を指示したとの一部報道でリスクオンの円売りと同時に豪ドルも上昇。中国不安が後退したことで豪ドル円の買いがみられた。
しかし、NY市場ではクドローNEC委員長が草案作成報道を否定したことやNY株価の下落で押し戻された。
米中間選挙前のトランプ大統領のリップサービスともとれるが少なくとも11月末のG20まではこの流れは続くとみる。
今週はRBA政策会合が開かれるが、中国の貿易摩擦への過度な懸念が後退したことで利上げに前向きな姿勢が示されるようなら一段の買いが強まりそうだ。
三菱UFJ信託の3000億円余りの豪州運用会社の買収による豪ドル買いの需要もあり豪ドル円の底が上がった可能性が高く押し目買いを狙いたい。

今週の豪ドル円予想レンジ:84円00銭(BB上限)~80円50銭

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[全般]米中間選挙で株高円安へ

先週は下落が続いたNY株式市場が大きく反発したことで一先ず乱高下相場は収まった。また、米中貿易摩擦への懸念が後退し週末の雇用統計が好調な結果となったことで米長期金利が上昇。ドル高と同時に円安の動きが強まった。
今週は米中間選挙、FOMC会合やオセアニア中銀各国の政策会合など重要イベントが目白押しとなるが市場全般に楽観的なムードが漂う中で株高円安への勢いが強まる可能性が高い。
先週末に発表された米10月雇用統計は非農業部門雇用者数が25万人と予想の19万人を上回った。注目の賃金は前年比3.1%と予想通り9年半ぶりの高い伸びとなったことからドルは全面高。一方、インフレ期待から米長期金利が上昇したことを受け上昇して始まったNY株式市場は三指数ともに下落。クドローNEC委員長が東京時間に伝わった「トランプ大統領が中国との貿易合意に向けた草案作りを関係閣僚に指示」との報道を否定したことも株価の押し下げ要因となった。ただ、三日間続騰した後で来週は中間選挙を控え週末特有のポジション調整とみる。
今週は注目の米中間選挙だけではなくFOMC、RBAやRBNZの政策会合など重要イベントが控える。
蓋を開けるまではわからないのが選挙だが、上院は共和党が圧勝し下院では民主党が大勝するとの見方が大勢となっている。市場はこの結果を既に織り込んでおり市場への影響は限定的とみる。
ただ、米国GDPや雇用市場などが好調な結果を示しておりトランプ大統領に対する期待から共和党への支持が高まるようなら株高円安の動きが強まるだろう。
反対に上下両院で民主党が大勝する場合にはドル安株安円高が一気に高まりかねない。
しかし、その可能性は非常に低く、最終的に選挙後はドル高円安に進むとみている。
米中貿易摩擦の懸念の後退やブレグジット合意に向けた動きなど市場では楽観的なセンチメントに変わり始めている。
選挙などのイベントリスクが過ぎ去ればNY株式市場を中心とした同時株高への流れに戻るとみている。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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