ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-11

[米ドル円]114円55銭を意識

(米ドル円日足)


週明け東京市場では先週末のNY株式市場が下落したことで日経平均株価も下落して始まった。しかし、その後は上昇に転じ上海総合指数も堅調な地合いで推移したことからドル円はこの日の高値となる114円23銭まで上昇。しかし、その後はユーロやポンドなどのクロス円の下げに押されて114円付近まで下落。
NY市場では株式市場が三指数ともに大幅安となったことでリスクオフの円買いが進むとドル円は113円67銭まで押し戻された。
ただ、ドル高も同時に進行したことで下値も限定的となった。
今日の東京市場でも株価が下落して始まると予想されドル円も上値が抑えられるとみる。
注目は今日のNY株式市場の動向に集まる。
昨日はベテランズデーで為替や債券市場が休場となり薄商いの中での動きで、その反動がみられるようならドル円は再度114円を試す展開を予想する。
ただ、10月に付けた今年最高値となる114円55銭を市場は意識しており、このレベルの手前では売りが出やすい。
114円20銭にはボリンジャーバンドの上限が位置していることから上値が抑えられそうだ。
ただ、ドル高の流れに変化はないとみており押し目買いスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:114円20銭(BB上限)~113円40銭

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[ユーロ米ドル]1.13ドルのサポート割り込む

(ユーロ米ドル日足)


昨日の東京市場が終わったところでユーロドルは下落。8月15日に付けた今年最安値を下回ると損切りを巻き込みながら1.1240まで下落。
13日のイタリア予算修正案が欧州委員会への提出期限を控え悲観的な見方が広がったためだ。
この日ディマイオ伊副首相が「EUの財政規律を順守することは自殺行為」と発言。ユンケル欧州委員長も「イタリアとEUの関係を懸念している」などイタリアが欧州委員会への回答は変わらないとの見方が広がった。
デギンドスECB副総裁が「イタリアをはじめ欧州で再び公的債務の持続性に対する懸念が浮上。ユーロ圏周辺国への波及リスクが高まっている」と発言したこともユーロ売りを加速させた。
今日の結果を先取りした格好であり実際にEUの財政規律を守らないとしてもそれ程大きな下げにはならないとみる。
ただ、節目の1.13ドルを割り込んだことでこのレベルはサポートからレジスタンスに変わったとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1280~1.1180(61.8%)

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[ポンド円]ブレグジット交渉で右往左往

(ポンド円日足)


ブレグジット交渉を巡り早期妥結は難しいとの見方が広がりポンド円は先週末に引き続き下落幅を拡大した。
ロンドン時間にバルニエ主席交渉官が離脱協定において「主要項目が13日にも英内閣に示される」とのFT紙の報道でポンドが巻き戻す場面も見られた。
しかし、その後英首相報道官がこの報道は懐疑的としたことで再びポンド売りが強まるなど上値の重い展開が続いている。
ただ、ブレグジット交渉は最終的にどう決着するかは不透明で、悪材料の後は好材料が出てくるといったことが繰り返されている。
ドル円の底堅さが意識される中でポンド円はそろそろ下げ止まるとみている。

ポンド円予想レンジ:147円20銭~145円30銭(61.8%)

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[全般]クロス円全面安でドル高円高

イタリア財政問題や英国のEU離脱交渉への不安が広がりユーロやポンドを中心に対ドル対円で下落幅を拡大。NY市場がベテランズデーで為替や債券市場が休場ということで薄商いの中でドル高と同時に円高が進みドル円の動きは限定的となった。

週明け東京市場では日経平均株価が先週末のNY株式市場が下落したことを受け軟調にスタート。しかし、その後は上海総合指数も含め日経平均も上昇に転じるとドル円は114円23銭まで上昇。しかし、欧州市場が始まったところでユーロが節目のドルを割り込むと損切りを巻き込みながら下落。イタリア予算修正案が欧州委員会への提出期限を迎え悲観的な見方がユーロ売りを誘った。
また、ポンドも先週末から離脱交渉への懐疑的な報道が相次ぎユーロと同時に下落幅を拡大させた。
NY市場はこの日ベテランズデーで為替や債券市場は休場となる薄商いの中で株式市場が先週末に引き続き下落幅を拡大。リスク回避の円買いが進みクロス円の下げが加速。
バルニエ欧州主席交渉官が離脱協定に対して「主要項目が13日にも英国内閣に示される」との報道でポンドの買い戻しも見られたがその後否定され再び下落。
ポンドやユーロの下げがドル高を招くと同時にNY株式市場の大幅下落が円高の動きを高めるなどドル円は結果的に綱引き状態となった。
昨日のNY株式市場は薄商いの中での下落となっているがアップルとゴールドマンサックスの株価下落が主導したといわれる。
休み明けの今日のNY市場が更に下落するようなら市場が再び不安定な状態に陥り円買いが一層強まりかねない。
反対に、株価が上昇に転じるようならドル円は114円ミドルの節目を試す展開が予想される。
今日のNY市場の動き次第で相場の目先のトレンドが見えてきそうだ。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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