ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-12

[米ドル円]膠着状態からじり高

(米ドル円2時間足)


1日に行われた米中首脳会談では追加関税が見送られたことから週明け東京市場でドル円は一時113円82銭まで上昇。しかし、貿易摩擦への懸念が完全に払しょくされたわけではないことからその後は下落に転じた。欧州市場に入ると米長期金利の低下もありドル円は一時113円38銭まで下落。
しかし、欧州株式市場の上昇などから円売りが強まった。
NY市場でも米中会談の結果を受け株式市場は三指数ともに大きく上昇。また、原油価格もカタールのOPEC脱退やロシアの減産などの動きから大きく上昇しリスクオンの動きが先行。
ドル円はじり高となり113円70銭まで上昇して引けている。
円安が進み米長期金利の低下によるドル売りも強まる中でドル円は依然として膠着状態が続いている。
ただ、NY株高が進む中でFRBの金融政策に変化がみられる可能性もあり、金利低下によるドル安もそろそろ終了に近いとみる。
ドル円は113円ミドルから前半の底値を固めながら114円台を目指す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:114円00銭~113円40銭(38.2%)

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[ポンド米ドル]英議会採決を巡り不透明感

(ポンド米ドル日足)


米中首脳会談を終えた後は再び米国利上げ打ち止め観からのドル売りが先行。ポンドは欧州市場で1.2824まで上昇した。
しかし、11日予定されている英国EU離脱案を巡る英議会採決の先行き不透明感が広がる中でポンドは下落に転じた。
NY株式市場が大きく上昇して始まるとポンドは対ドルで1.27を割り込み1.2691まで売り込まれた。しかし、1.26ドル台では買い戻しの動きも入り1.2752まで反発。
しかし、買いは続かずに上値の重い展開で終了。
11日までは不透明感が続くことから上値は当面重い展開が続くとみてよいだろう。
ただ、議会が採決に至れば反発することは必至であり、その前に売りポジションを大きく傾けるのはリスクが高すぎる。
当面、直近の安値1.2683や今年最安値となる1.2662が強いサポートとして意識される。
短期的には1.26ドル後半で買いを仕込んで1.28手前で売りを出す。

ポンドドル予想レンジ: 1.2780(38.2%)~1.2680

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[豪ドル円]米中貿易問題とRBA会合

(豪ドル円日足)


米中首脳会談では来年1月の追加関税が見送りとなったことから週明けシドニー市場で豪ドルは対ドル対円ともに大きく上昇。
先週終値の82円95銭から一気に83円90銭まで一円近く上昇して始まった。
しかし、薄商いの中の上昇ということもありその後は窓を埋める動きが強まり83円ミドル付近まで押し戻された。
欧州市場ではユーロ豪ドルの売りも強まりNY市場では83円85銭まで上昇。しかし、シドニー市場での高値が意識され再び83円50銭まで押し戻されている。
一先ず米中貿易協議は90日間の猶予期間が与えられたことから、その間はリスクオンの円安と同時にリスク通貨に買いが入りやすい状況となっている。
本日開かれるRBA政策会合では利上げに対して少しでも前向きな声明文が入るようなら一段の買いを呼び込むことになりそうだ。
一時的に下押しが入るようなら買いを入れていきたい。

豪ドル円予想レンジ: 84円50銭~83円30銭(61.8%)

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[全般]世界同時株高で円安ドル安

米中首脳会談は一先ず最悪な状況を回避できたことからアジアや欧州、そしてNY株式市場は大幅高となった。これによりリスクオンの円安が進んだがFRBの利上げ打ち止め観が進む中で長期金利の低下が止まらずドル売りも同時に進行。円安とドル安の動きによりドル円は膠着状態から脱せずにいる。

週明け東京市場は米中首脳会談で来年一月の新たな追加関税が見送られ、90日間の休戦状態に入ることが伝わると円が一斉に売られた。特にオセアニア通貨が早朝から大幅高となるなどリスクオンの動きが強まった。
欧州市場ではイタリアが財政赤字目標を対GDP比で1.9%から2.0%に設定するのではといった報道などからユーロが上昇。しかし、ユーロ豪ドルなどの売りがあり押し戻された。
NY市場では米中首脳会談の結果を受け三指数ともに大幅高でスタート。
トランプ大統領が「中国は米国からの輸入車への関税の軽減や撤廃で合意した」との報道なども好感。
日経平均、上海総合指数の大幅高となる中で欧米株式市場も同時に上昇。世界同時株高の中で円は売られやすい状況となっている。
ただ、米中貿易摩擦は90日間の猶予を与えられただけで問題は依然として燻ることに変わらない。
この株高の流れが数日で終わるようなら再びリスクオフに変わる可能性もあり予断を許さない。
ただ、目先はオセアニアや新興国通貨などのクロス円の買いが入りやすい状況は続くとみている。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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