ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-12

[米ドル円]一転、日米欧同時株安で円全面高

(米ドル円日足)


前日と打って変わり日経平均株価が大幅安となりドル円も113円前半まで下落。90日間という短い米中貿易協議への懐疑的な見方が広がった。
また、米長期金利が時間外で大きく低下したことからドル安の動きも重なりドル円は113円を割り込んだ。
NY市場でも株式市場が三指数ともに大幅安となるとドル円はこの日の安値となる112円58銭まで下落した。
米国の長短金利差がフラット化し始めたことから、米国景気減速への懸念が株式市場の不安感を助長した。
しかし、やや過剰に反応し過ぎているようにも見える。
112円ミドルには一目の雲の上限やボリンジャーバンドの下限、そしてフィボナッチ61.8%戻しのレベルでもあり相当強いサポートとして意識される。
今日はNY市場が休場ということもあり、このレベルでは買いが並んでくるとみている。

ドル円予想レンジ:113円20銭~112円50銭(61.8%)

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[ポンド円]ダブルボトム形成か

(ポンド円日足)


東京市場でポンド円は日経平均株価下落の動きから円買いが進み一時143円96銭まで下落。
しかし、ロンドン時間に欧州司法裁判所が「英国は欧州離脱手続き決定を一方的に撤回できる権利がある」との判断を下したことでポンドは上昇。144円76銭まで買いが進んだ。
しかし、その後英首相報道官が「英政府は離脱手続きを定めたEU基本条約50条の発動撤回はしない」とのコメントを発表するとポンドは一転して下落。
NY株式市場の下落幅が加速するとポンド円は142円84銭まで下落した。
10月26日に142円78銭を付けたレベルとほぼ同レベルであり反発。
11日の英議会採決まではまだ時間があり、それまではこのレベルを下抜けするのは難しいとみる。
結果的にダブルボトムを形成する可能性もあり142円台では買いを入れてみる。

ポンド円予想レンジ:144円00銭(38.2%)~142円80銭

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[カナダドル円]BOC政策会合で反発も

(カナダドル円日足)


前日の週明けシドニー市場で大きく反発して始まったカナダドル円だが昨日は東京市場から下落に転じた。
日米欧の株価下落を受けリスク回避の円買いが進んだためだ。カナダドル自体は寧ろドル安に押されカナダドルは堅調な地合いを示した。
しかし、NY市場で米景気への懸念が高まる中で米長期金利が低下するとカナダの長期金利も低下。結果的にカナダ円の売りに繋がり先週の安値85円16銭を下抜き84円92銭まで下落して引けている。
今日はカナダ中銀BOCの政策会合が開かれる。市場は1.75%の現状の政策金利据え置きを予想している。
USMCAでは米国の圧力に屈した格好となったカナダだけに米国の影響を受けやすくなっている。金利も米国の利上げ打ち止め観が広がる中で、これまで引き締めを継続していたBOCにも少なからず影響を及ぼす可能性が高い。
利上げに慎重な姿勢が示されるようなら一段のカナダドル売りが強まることになりそうだ。
特に今日のNY市場は休場ということもあり過度に反応する可能性もあり注意したい。
下値目途としてはボリンジャーバンドの下限であり11月20日に付けた84円60銭付近が意識される。

カナダドル円予想レンジ:85円60銭~ 84円60銭(11月20日安値、BB下限)

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[全般]イールドカーブフラット化で株価一転

前日とは一転して日米欧同時株安の中でドル円クロス円ともに大幅安。NY市場休場前に米中貿易協議の行方に懐疑的な見方が広がったことや米金利のフラット化が市場の不安感を拡大させた。
昨日の東京市場では日経平均株価が前日と打って変わり大幅安となった。米中貿易協議にライトハイザーUSTR代表が務めることになり米中貿易協議の行方に懐疑的な見方が広がった。また、米国長期金利が時間外で低下したことからドルが全面安となりドル円は113円を割り込み112円73銭まで下落。
一方、イタリア財政赤字を巡りEUへの期限を控え歩み寄りがみられるとの期待でユーロが上昇。ポンドも欧州裁判所が英国には欧州離脱の決定を一方的に撤回できる権利があるとしたことで上昇。ドル円も一旦は買い戻された。
しかし、NY市場に入り株式市場が三指数ともに前日とは一転して大幅安となったことからドル円は再び下落。112円58銭まで売り込まれた。
米金利も長期と短期のイールドカーブがフラット化したことも市場の不安心理を高めた模様。
市場の注目は来週のFOMC会合に集まり始めており、金利の頭打ちから利下げまでの思惑が先行。過剰に反応し過ぎているのは5日がブッシュ元大統領の追悼日で休場を控えた動きの可能性もある。
いずれにしても、米中貿易協議が再開した途端にこれだけ株価が下落するということは不安定な市場が依然として続いていることを示すものだ。
今日はNY市場が休場ということで調整の買い戻しが入る可能性もあるが、当面リスク回避の円買いが継続する可能性が高い。

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登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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