ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-12

[米ドル円]株安金利低下でドル安円高

(米ドル円日足)


NY株式市場が三指数ともに大幅安で始まったNY市場でドル円は上値の重い展開が続いた。
この日発表された米経済指標の悪化が引き金となったものの市場全体にリスク回避の動きが続いている。また、トランプ大統領やナバロNTC委員長の利上げけん制発言で金利が低下。ドル売りが強まるなどドル安と円高双方の動きが強まりドル円は引けにかけて112円69銭まで下落。安値圏での引けとなった。
株式市場の底値が依然として見えてこないだけに円高圧力は依然として残る中で明日はFOMC会合の結果が示される。
市場は利上げが難しいとの見方が広がったものの今回は利上げが実施される可能性が高い。
注目は来年の金利見通しに集まっており、その回数次第ではドルの方向性が見えてくる。
トランプ大統領が圧力に屈する格好となれば金融市場に不安が広がることからFRBは難しい舵取りになりそうだ。
いずれにしても、ドル円の綱引き状態は今後も続くとみておりそろそろ下げ止まりに近づいているとみる。
112円ミドル付近では買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:113円20銭(BB中心、50%)~112円40銭(BB下限)

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[ユーロ米ドル]ドル安がユーロの下支え

(ユーロ米ドル日足)


欧州委員会がスイス証券取引所のEU企業の株取引期限を延長したことからユーロスイスの買いが入りユーロは上昇。
更に、トランプ大統領などがFRBに対して利上げへのけん制発言もあり米長期金利が低下。ドル安が進んだことでユーロドルは1.1357まで上昇。このレベルはボリンジャーバンドの中心線でもあり上値が抑えられた。
依然としてフランスの政治の混乱やイタリア予算案問題が燻る中でのユーロ高も一時的なものになりそうだ。
フィボナッチ61.8%戻しとなる1.1380付近がユーロの上値の限界とみて戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1380(61.8%)~1.1290(BB下限)

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[豪ドル円]中国リスクと商品相場

(豪ドル円日足)


週明け東京市場では日経平均株価の上昇などから豪ドル円は堅調な地合いで始まった。
しかし、NY市場では株式市場が大幅下落となったことからリスク回避の円買いが進み豪ドル円は引けにかけて80円83銭の安値を更新。ほぼ安値圏での引けとなったことから本日も上値の重い展開が予想される。
ただ、12月10日に付けた安値80円73銭が意識されるだけに一旦は下げ止まる可能性が高い。
もしこのレベルを下回ったとしても80円60銭付近はフィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの下限も位置するだけにかなり強いサポートとみてよいだろう。
今日の東京時間に発表されるRBA議事要旨で利上げに前向きな内容がみられるようなら一時的に買い戻しが入るとみている。
ただ、明日のFOMC会合を控えNY株式市場が一段の下落幅を拡大するようなら80円60銭を割り込んで一段の下げに繋がりかねない。
80円後半で買いを入れたとしても80円ミドルには損切りを入れておきたい。

豪ドル円予想レンジ: 81円30銭~80円60銭(BB下限)

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[全般]利上げ期待後退でFOMC会合に注目集まる

今週のFOMC会合では利上げがほぼ決定的かと思われたがトランプ大統領やNTC委員長のけん制発言でドル売りが先行。一方、NY株式市場は予想を下回る経済指標の結果やイールドカーブのフラット化などで急落。ドル安と同時に円高が進みドル円は大幅安となった。
週明け東京市場では日経平均株価が予想外に上昇したことを受けドル円クロス円ともに底堅い動きで始まった。
欧州市場でもこの傾向は続いたがNY時間に発表された米12月NY連銀製造業景況指数が10.9と予想の20.6を大きく下回った。その直後に発表された12月米NAHB住宅市場指数も56と予想の60を下回ったことでドルが下落。
NY株式市場も軟調な地合いで始まると米長期金利も低下。ドル安が進む中でトランプ大統領が「ドルが非常に強く、インフレも見られず国外情勢が混乱する中でFRBはなお追加利上げを検討している」とつぶやいた。
また、ナバロNTC委員長も「FRBは今週のFOMCで利上げの必要はない」と発言するなど利上げけん制発言が相次ぐと米長期金利は低下。一方、NY株式市場の下落は止まらずドル安と同時に円高が進んだ。
明日のFOMC会合の結果によっては相場の転換点にもなりそうだ。
利上げ期待が後退しているだけに利上げに踏み切るようなら一時的にドル買いに反応する可能性もあるが金利見通しにも注目。
来年の利上げ回数が既に市場は前回の3回から1回未満へ引き下げられるとの見方も浮上。2回に引き下げられたとしても市場は寧ろドル買いに反応する可能性が高い。
ただ、予想通り1回未満となれば米長期金利が低下したとしても、これまでの動きを見るとドル安への動きは限定的となる可能性が高い。
そうなれば、株式市場にとってはプラス材料であり円安が進むことになる。
いずれにしても、イベント終了後にはマーケットが荒れたとしてもリスク回避の動きは徐々に後退するとみている。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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