ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-12

[米ドル円]クリスマス休暇明けの市場のセンチメント

(米ドル円週足)


トランプ大統領がつなぎ予算案の署名を拒否し政府機関の一部が閉鎖に陥るとの見方からNY株式市場は下落。クリスマス休暇前のポジション調整の売りも加わり大幅安となったことで円買い、ドル買い双方の動きが強まった。
一週間を通してリスク回避の動きが一層強まる中でドル円は110円台まで下落。円高の勢いがドル高を上回っていることから今週は少なくとも上値の重い展開が続くとみてよいだろう。
ただ、クリスマス明けのNY株式市場のセンチメントに注目。過度で悲観的な見方から一転して株価の上昇がみられるようならドル円の買い戻しが強まるとみる。
ただ、米国政府機関が一部閉鎖に陥るなど、株価の回復は一時的なものとなりやすく短期取引に徹したい。
下値目途としては週足ボリンジャーバンドの下限となる110円20銭付近。
もし110円を割り込むようなら景色は一転する。最終的に105円付近を狙った売りが強まる可能性が高い。

今週のドル円予想レンジ:112円60銭~110円20銭(BB下限)

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]127円ミドルのサポート割れ

(ユーロ円日足)


(ユーロドル時間足)

EUR_USD_20181224_jikanashi.jpg

先週はイタリア予算案をEUが承認したことでユーロに買い安心感が広がった。
しかし、フランスやドイツの政治リスクなどの不安材料が残る中でユーロの上値は抑えられた。また、対ドルでも1.15ドルにオプション絡みの売りが並んでいるとの噂が広がり結局届かずに失速。
クリスマス休暇を控えユーロポジションの巻き戻しの売りやリスク回避の円買いが重なりユーロ円は126円前半に下落して引けている。
強いサポートとして意識されていた127円ミドルを下回ったことから下げの勢いが一段と強まり始めている。
次の下値サポートとしては8月15日に付けた安値124円90銭が意識される。

今週のユーロ円予想レンジ:127円50銭(サポートライン)~125円00銭

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[カナダドル円]原油価格下げ止まらず

(カナダドル円週足)


原油価格は供給過剰懸念から下落が止まらない。WTIは45ドル付近まで下落して引けるなど底値が依然として見えてこない。石油輸出依存度の高いカナダドルにとってはアゲインストの風が続く。
株式市場も同様に下落が続く中でリスク回避の円買いが進むとカナダ円は81円台まで売り込まれた。
先週末に発表された10月カナダGDPは0.3%と前月の-0.1%から上昇。前週発表されたカナダの雇用統計でも堅調な労働市場を示すものだ。
しかし、カナダと米国との経済関係は強く米経済の減速はカナダにとっては米国以上に痛手となる。
週足ボリンジャーバンドの下限を大きく下回ったことで中期的な下落傾向に入った可能性がある。
目先下値目途としてはフィボナッチ61.8%戻しとなる81円20銭で、勢いが止まらないようなら今年最安値となる80円53銭付近を目指す展開が予想される。

今週のカナダ円予想レンジ: 83円00銭~80円50銭(サポートライン)

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[全般]クロス円とNY株価の下落止まらず

先週のNY株式市場はクリスマス休暇を前にしても更なる株価下落が加速するなど週を通してクロス円が大幅安となった。FOMCでは予想よりもタカ派的な一方で世界的なリスクを背景に米経済への懸念が高まるなど市場の不安心理を払しょくさせることはできなかった。
先週末のNY市場では最初株価が上昇して始まったものの、米経済への先行き懸念や政府閉鎖への警戒感から下落。クリスマス休暇前のポジション調整とみられる売りも見られ、株価の下落に歯止めがかからない状況が続いた。
株価の下落に伴いクロス円が下落幅を加速。ドル円は再び110円を伺う場面も見られたが、一方でドル高の動きも強まり結果的に111円台前半での引けとなった。
米中貿易摩擦、英国のEU離脱での落とし場所が見えないといった不透明感、そしてトランプ大統領の側近が次々と解雇され、メキシコ国境の壁建設問題でつなぎ予算を巡り政府機関の閉鎖など市場の不安感を助長するものばかりが目立つ。
今週前半はクリスマスということから世界の主要なマーケットは休場となるため一先ずパニック的な株価下落は回避されそうだ。
しかし、政府機関の一部の閉鎖などで株価が下げ止まりを見せないようなら薄商いの中で更なるリスク回避のドル高円高の動きが強まる可能性が高い。
結果的にドル円の綱引き状態が続き値幅自体は限られそうだが、クロス円の売りが加速するようならドル円も一段の下げが予想される。
ただ、米経済への悲観的な見方が過剰に偏り過ぎているだけに、その反動もいずれどこかで入ることになる。
目先はこの弱気相場が反転する兆しはみられず、マーケットの流れに逆らわずについて行きたい。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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