ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-12

[米ドル円]正月休みに雲のねじれ

(米ドル円週足)



先週末の欧米市場でドル円は上値の重い展開が続いた。
前日のNY株価の上昇を受け各国株式市場は堅調な地合いで推移。しかし、株式市場のボラティリティーの高さへの不安は払しょくできずにリスク回避の円買いが進む中でドル円は110円前半に下落。
NY市場では株式市場が堅調な地合いでスタートしたことでドル円も110円53銭まで上昇。しかし、引けにかけて再びダウが下落しドル円はこの日の安値となる110円15銭まで押し戻された。しかし、25日に付けた安値109円99銭までは届かずに下げ止まった。
今週は日本勢が正月休みで休場となりドル円が狙い撃ちされる可能性もある。
NY株式市場は一先ず落ち着きを見せているものの、大きく崩れるようなときには投機筋が円買いを仕掛ける可能性もあり注意したい。
ただ、110円には日足と週足のボリンジャーバンドの下限が位置しており、109円70銭には雲の上限。そして109円60銭は今年の最高値と最安値の50%戻しでもあり、このサポートを下抜けるのは難しい。
もし、下抜け失敗となればその買い戻しが強まることになる。
週末には米雇用統計を控え、NY株式市場がこれまでの反動から上昇の勢いが強まれば円安が一気に進む可能性もある。
年末越えでは一目の雲のねじれが生じることから相場の転換点になるか注目。

今週のドル円予想レンジ:112円30銭~109円60銭(50%)

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[ユーロ米ドル]レンジ相場継続

(ユーロ米ドル日足)



先週末の欧州株式市場は前日のNY株高を背景に軒並み上昇。ユーロドルも米長期金利の低下などもあり1.14後半まで上昇。しかし、この日発表されたドイツの12月CPIが予想を下回ると一転。ユーロ売りが強まった。その後も上下に振らされる中で結局1.14ミドル付近で終了。
10月後半からユーロドルは1.15ドルから1.12ドルのレンジ相場が続いており、その上限で今回も上値が抑えられた格好だ。
ボリンジャーバンドも値幅の狭い横這いが続いていることから、今週もレンジ内での動きが予想される。
一先ず上値を試したことで今週はボリンジャーバンドの下限付近を試す展開を予想する。
このレベルはフィボナッチ76.4%戻しでもあり強いサポートとして意識される。
米長期金利も下げ止まり観があり上昇に転じるようなら金利差からのユーロ売りも出やすくなる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1480~1.1280(BB下限、76.4%)

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[カナダドル円]最安値を付けて終了

(カナダドル円週足)

CAD_JPY_20181231_shuashi.jpg


今年はNAFTAを巡りカナダドルは不安定な動きが見られ、更に原油価格が大幅下落となった。結果的に先週末のカナダ円は今年最安値となる80円68銭を付けてほぼ安値圏での引けとなった。このレベルは17年4月と5月にも付けて反発。強いサポートとして意識される。
このレベルを下回るようなら次のサポート76.4%戻しとなる78円80銭まで特に目立ったサポートがみられない。
ボリンジャーバンドの幅が拡大しており値動きが激しくなると予想される中で下落が加速する可能性もある。
反対に、このレベルを今週の終値ベースで上回るようなら当面の底を打ったとみる。

今週のカナダ円予想レンジ:82円00銭~ 78円80銭(76.4%)

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[全般]年越し相場のNY株価に注目

日経平均株価は2万円を何とか維持。NY株式市場もこれまでのような大波乱はなく小幅な動きとなったことから一先ず落ち着きを取り戻したように見える。しかし、株式市場への不透明感が燻る中で、日本がほとんど休場となる今週の年末年始ではドル円が狙い撃ちされる危険性もあり注意が必要だ。

先週末の欧州市場では前日のNY株式市場が引けにかけて大幅上昇となったことからFTやDAXなどが上昇。しかし、米国政府機関の一部閉鎖や値動きの荒い相場への警戒感は緩むことがなくリスク回避の円買いが強まった。
注目のNY株式市場はこの日発表されたシカゴ購買部協会景気指数が予想を上回ったことを好感。一時240ドル近く上昇するとドル円も110円ミドル付近まで上昇。しかし、引けにかけてマイナスに転じるとドル円は110円前半まで押し戻された。
これまでのような大幅な振れは見られないものの依然として不安定な動きが目立つ中での引けとなった。
今週は年末や年初のNY株式市場の動向が今後の相場動向をみるうえで重要になる。
年末でヘッジファンド勢などの売りも一巡した可能性もあり、そろそろ下げ止まりから安定、そして反発に転じるか注目される。
しかし、不安定な変動率の高い相場展開が今後も予想されるものの、悪材料を先食いした相場もそろそろ終了に近いとみている。米政府機関の一部閉鎖が継続されたものの、いずれ解除されることからポジティブ材料とされ円安に振れるきっかけになりそうだ。
週末には来年最初の注目材料である米12月雇用統計が予想外に増加している可能性が高く、そうなればドル買いに反応。一方、金利見通しが再び引き締めとの見方が強まればNY株式市場の下落圧力となり円高が進むことになる。
ドル高と円高の綱引きとなりドル円は依然として狭い値幅での攻防が続きそうだ。
今週は年末31日と1月1日2日3日は日本が休場となり、海外で何かが起きても対処が難しいことからポジションはできるだけ縮小しておきたい。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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