ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-02

[米ドル円]雲の上限を底に上昇へ

(米ドル円日足)



東京市場が休場の中でドル円は堅調な地合いで推移。先週米中協議への不安が広がる中で懸念された春節明けの上海総合指数が上昇してスタート。
今週から再開する米中貿易協議への期待が高まったことを背景にリスクオンの動きが広がりドル円は110円台に片足を乗せた。
欧州市場ではユーロやポンドが下落したことでドルが全般に押し上げられるとドル円も上昇。先週の高値と110円16銭を上抜くと損切を巻き込みながら110円28銭まで上昇。
一旦は利食い売りに押される場面も見られたがNY市場で再び上昇。
トランプ大統領が習近平主席との会談に前向きな姿勢を示したことを好感。NYダウは引けにかけてマイナスとなったもののナスダックやS&Pは小幅上昇するなど落ち着いた動きを市場は好感。リスクオンの円安と同時に長期金利も上昇したことでドル円はこの日の高値となる110円47銭まで上昇しそのまま高値圏での引けとなった。
110円40銭付近にはフィボナッチ61.8%戻し、ボリンジャーバンドの上限などが位置し一旦は上値が抑えられている。
ただ、市場はリスクオンの動きが強まりと米長期金利の反発などからのドル高が重なり短期的に上値を試す展開が予想される。
一方で、米政府機関の閉鎖やブレグジット懸念もあり一方向の上昇にも限界がある。
111円手前では売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ:111円00銭~109円90銭

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[ポンド米ドル]英経済指標の悪化と米金利上昇

(ポンド米ドル日足)



1.29ドル前半で下げ止まっていたポンドだがこの日発表された英国GDP速報値や鉱工業生産、そして製造業生産が軒並み予想を下回った。英景気減速懸念とともにブレグジットを巡る不透明感が重なりポンドは1.2895付近に下落。
NY市場では米長期金利が上昇しドル高の動きが強まるとポンドは1.2845まで下落。
ほぼ安値圏での引けとなった。
2月7日に付けた安値1.2855を一旦は下回ったものの終値では1.2865と辛うじて上回った。
このレベルで下げ止まりを見せるようなら一先ず売りは一巡したとみる。
もし、1.28ミドルをザラバでも下回るようならフィボナッチ61.8%戻しとなる1.27ミドル付近までの下落が視野に入る。

ポンドドル予想レンジ:1.2900~1.2760(61.8%)

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[豪ドル円]中国株の上昇で下げ止まり

(豪ドル円日足)



先週RBA会合で成長見通しを下方修正したことで大きく下落した豪ドルだが一先ず下げ止まりを見せている。
週明けアジア市場では米中協議への期待の高まりから春節明けの上海総合指数が上昇して始まったことを豪ドル円は好感。77円後半から78円15銭まで買いが進んだ。
その後豪ドルドルで上値が抑えられたことで伸び悩んだものの、豪ドル買いの動きも見られ始めている。
米中貿易協議が今週再開。トランプ大統領は今月中に習近平主席と電話会談を行う可能性を示唆。市場の安心感が広がる中で豪ドルの買い戻しの動きが強まる可能性が高い。
ただ、この上には上値抵抗線がいくつか見られる。
一目の雲の上限をバックにフィボナッチ38.2%戻しの78円40銭、ボリンジャーバンドの中心線が位置する78円50銭、そして50%戻しが78円65銭にある。
これらのレジスタンスを上抜けるようなら下落前の79円ミドル付近まで反発するとみている。

豪ドル円予想レンジ:78円50銭(BB中心)~77円70銭(雲の上限)

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[全般]米中協議期待とドル高

今週開かれる米中貿易協議への期待の高まりからドル円は上昇。懸念された春節明け中国株式市場も堅調な地合いとなったことから市場に安心感が広がった。一方、英国経済指標の悪化やブレグジット懸念からポンドやユーロが下落。全般にドルの押し上げ要因となった。
週明けアジア市場では東京市場が休場の中でドル円は堅調な地合いで推移。また、懸念されていた春節休暇明けの上海総合指数も上昇して終了。11-13日の米中貿易次官級協議や、14-15日閣僚会議への期待から市場に安心感が広がった。
欧州市場ではポンドやユーロが下落してスタート。この日発表された英国10-12月期GDP速報値や鉱工業生産、そして製造業生産がそれぞれ予想を下回る弱い結果となったことで英景気先行きを懸念したポンドは売りが膨らんだ。ユーロは米中協議進展期待から米長期金利が上昇したことでドル高によるユーロ売りが散見。ドルが全面高となりドル円は心理的な節目となる110円を上抜け損切りを巻き込みながら110円28銭まで上昇した。
NY市場ではコンウェイ大統領顧問が「トランプ大統領が習近平主席と近く会いたがっている」、貿易協議合意に関しては「完全に近づいているように見える」と発言したことが伝わり株価が上昇。
ドル高と同時にリスク回避の後退による円安が進行しドル円は昨年末に付けた高値となる110円47銭まで上昇しそのまま高値圏での引けとなった。
市場は悪材料の後の好材料といった繰り返しの動きが続いている。ただ、米中協議やブレグジットの長丁場の中での短期的な材料で右往左往しているだけにすぎない。
今週は14-15日の米中閣僚級会議への期待の一方で15日の米政府機関閉鎖再開への懸念やブレグジットを巡るリスクは依然として残る。
暫く先週までの米長期金利低下への反動やリスクオンの円安が進みやすい地合いが強まりそうだ。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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