ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-04

[米ドル円]リスクオンの円安継続

(米ドル円日足)

USD_JPY_20190415_hiashi.jpg

ハードブレグジット懸念が一先ず後退する中で中国貿易黒字額が予想を上回り米経済指標が好調な結果を示す中で日米欧の株式市場が上昇。リスクオンの円安の動きがドル安を上回りドル円はNY市場で112円台に上昇。そのまま高値圏での引けとなった。
FRBの利上げ停止や米中貿易協議の進展により過度な景気減速への懸念が後退。今週も円安の流れが継続とみる。
ただ、週初から始まる日米通商協議TAGでは日本の自動車輸出や為替への圧力がかかるとみられ一時的に円高に振れる可能性がある。
しかし、これまで何度か同様な動きがあってもドル円は寧ろ底堅さを確認して上昇することが多くみられた。
これまで円高材料が多く、円安への出遅れ観が漂う中で今週のドル円は一段の上昇が見込める。
押し目のチャンスがあれば拾っておきたい。
上値目途としては112円20銭付近にはボリンジャーバンドの上限が位置することから一旦は売りが並ぶとみる。
このレジスタンスを上抜けするようなら113円の台替わりを試す展開を予想する。

今週のドル円予想レンジ:112円90銭(76.4%)~111円30銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ECB緩和政策姿勢も一巡

(ユーロ円日足)


(ユーロドル日足)


英国のEU離脱期限が延長され目先のハードブレグジット懸念や、中国の景気減速懸念が後退したことでユーロ買いが先行。リスクオンの動きも重なりユーロ円の買いが欧州市場で散見された。対ドルでもこれまで上値が抑えられていた38.2%戻しとなる1.1290付近を上抜けしたこともユーロ買いを加速させた。
先週のECB理事会ではドラギ総裁が改めてハト派的な姿勢を見せたことでユーロ売りが強まったものの下値も限定的となるなど市場は大分織り込んだとみてよい。
今週はドイツのZEWやユーロ圏HICPといった重要指標が発表される。予想を上回る結果となれば過度な悲観的な見方が後退しユーロ買いが一層強まるとみる。
上値のメドは3月4日に付けた高値127円50銭からフィボナッチ50%戻しとなる127円80銭付近が意識される。

今週のユーロ円予想レンジ:127円80銭 (50%)~125円50銭

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[豪ドル円]上限ブレイクで買い継続

(豪ドル円週足)


先週末に発表された中国の3月貿易収支は326.4億ドルと予想の70.5億ドルを大きく上回った事で中国景気減速懸念が後退。中国経済の影響を大きく受けやすい豪ドルにとってはプラス材料となった。中国景気減速懸念などから年内2回利下げするとの市場の見方が後退。前日にはデベルRBA副総裁の「労働市場は驚くほど好調だ」との発言などもあり豪ドル円は上昇。今年最高値となる79円84銭を上抜き80円48銭まで上昇した。
ハードブレグジットの回避や米中貿易協議進展への期待。そして世界的な緩和政策による株価の上昇などからリスク通貨とみられる豪ドル円の買いが一段と高まるとみる。
16日にはRBA議事要旨が公開され、17日には中国GDPも発表。
今の豪ドル円はポジティブ材料に反応しやすい状況だけに、この発表を機に一段の上値を試す展開が予想される。

今週の豪ドル円予想レンジ:82円00銭(BB上限、38.2%)~79円60銭

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[全般]リスクオン相場で円安継続

先週は英国のEU離脱期限が6か月延長され、目先のハードブレグジットが一先ず回避されたことで目先のリスクが後退。また、週末に発表された中国貿易黒字額が予想を上回ったことでリスクオンの動きが高まり円は全面安。ドル円クロス円ともに上値を試す展開となった。今週も全般にこの流れを継いで円安が一段と進むとみる。
先週末に発表された中国3月貿易収支は326.4億ドルと予想の70.5億ドルを上回った。対米輸出もマイナス9%と減少したことで市場の景気減速懸念が後退。前日に発表された米3月PPIや新規失業保険申請件数が好調な結果を示したこともあり市場には安心感が広がり日経株価は上昇。ハードブレグジット懸念も後退したことなども重なりリスクオンの円安が進行。ドル円は111円後半まで上昇。中国経済の影響を大きく受ける豪ドルもこの日は上限を上抜け豪ドル円の買いがみられた。
欧州市場ではユーロ圏の鉱工業生産が予想を上回るとユーロ買いでスタート。ユーロに攣られてポンド買いが強まるとクロス円が全面高。
NY市場でも米輸入・輸出物価が予想を上回るとドルが上昇。また、この日は本格的な企業決算発表が始まる中でJPモルガンが好調な結果を示すとNY株式市場は3指数ともに上昇。
中国の好調な貿易指標や米中協議の進展、欧州でもECBによる緩和姿勢がドラギ総裁の発言で改めて示された。
米国でもまだら模様ではあるものの堅調な雇用状況やPPIなどをみても過度な景気減速懸念は後退し始めている。
市場は各国経済指標に注目集まる。
先週末の動きを見ると各国の経済指標に対して市場は素直に反応し始めている。
週初は日米通商協議TAGが2日間行われ、一時的にドル円の下振れリスクには警戒が必要だ。もし、下振れ幅が限定的となれば、底値の堅さを確認し円安が更に強まる可能性が高い。
週後半には米小売売上や製造業PMIなど重要な指標が発表され注目が集まる。
これまでの円高リスクへの警戒感が継続したことで円安の動きに出遅れ観もある。
FRBの利上げ停止でドルの上値は今後も抑えられることから結果的にクロス円の上昇が一段と強まるとみる。
ただ、週末はイースター休暇により世界の殆どの市場が休場となるため、その前にはポジション調整の動きが入る可能性が高いことから注意したい。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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