ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-05

[米ドル円]FOMCの結果はドル高

(米ドル円日足)

USD_JPY_201900502_hiashi.jpg

NY時間に発表されたADP雇用統計が予想を大きく上回るとドル円は111円40銭付近まで上昇。その後発表されたISM製造業景況指数が予想を下回ると下落に転じた。FOMC会合を控えポジション調整的な売りも散見された。
FOMC会合ではIOERを引き下げたことでドル円は111円06銭まで下落。このレベルはボリンジャーバンドの下限でありフィボナッチ50%戻しということもあり下げ止まった。
その後パウエルFRB議長がややタカ派的な発言をしたことでドル円は一気に111円61銭まで上昇。結局111円40銭付近でNY市場が引けるなど往って来いとなった。
市場は日本がゴールデンウィーク中に円高を予想したが今のところこれだけのイベントをこなしても底堅い動きが続いている。
明日の雇用統計までは気を許せないが徐々に底固めをしているように見える。
今日から海外がメーデー明けで参加者が増えることから再度下値を試して111円を抜けないようならドル円の買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:111円90銭(4月29日高値)~111円 10銭(BB下限、50%)

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[ポンド米ドル]バンドの中心を上抜け

(ポンド米ドル日足)

GBP_USD_201900502_hiashi.jpg

昨日は欧州市場が休場の中でポンド買いが先行。
1.3020にあったボリンジャーバンドの中心線をクリアに上抜けしたことから買い戻しの動きが加速したとみられる。
FOMC会合ではIOER(超過準備預金金利)を引き下げたことでドル売りが強まりポンドはこの日の高値となる1.3107まで上昇。しかし、その後パウエル発言でドル買い戻しの動きが強まりポンドは上昇前の1.3040付近に押し戻された。
イースター明け辺りからユーロポンド売りが続いておりポンドドルはポジションとしてはそれ程ロングに偏っているようには見えない。
今日はBOE政策会合が開かれるが現行の政策継続姿勢が示されるとみられる。ただ、それでもポンドがボリンジャーバンドの中心線でもある1.3ドル付近をキープできるようなら買いを入れてみる。

ポンドドル予想レンジ: 1.3125(50%)~1.3030

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[NZドル米ドル]下落基調継続

(NZドル米ドル日足)

NZD_USD_201900502_hiashi.jpg

昨日のアジア時間に発表されたNZランド1-3月期就業者数が-0.2%と予想の0.5%を大きく下回ったことでNZドルは0.6685から0.6630まで下落。その後0.6666まで戻したものの上値の重さが意識された。
NY時間に行われたFOMC会合で一時ドル売りが強まるとNZドルは0.6670まで買われた。しかし、その後パウエル議長発言でドル買いが強まりNZドルは0.6618まで売られた。
RBNZは緩和継続姿勢を崩さない中でFOMCがややタカ派的な内容となったことで対ドルでNZドルは売られやすい状況となっている。
大きな崩れはないとみるが再度今年安値を試す展開を予想する。
下値目途としてはボリンジャーバンドの下限となる0.6600付近で、このレベルを下回るようなら4月25日の安値0.6582付近が次の下値ターゲットとなる。

NZドルドル予想レンジ: 0.6660~0.6600(BB下限)

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[全般]FOMCでドル上下に振らされ

未明に行われたFOMC会合ではIOERを引き下げたことでドルは下落。株価は上昇したがパウエル議長の発言でドルは急上昇。その後は利食い売りに押されるなど荒っぽい動きが見られた。
アジア市場では日本だけではなく中国やシンガポールなどの主な市場が休場となり動意が乏しかった。
欧州市場に入ってもレイバーデーでユーロ圏市場が休場のところで前日から引き続きユーロやポンドが底堅い動きで始まった。
NY市場が始まったところで4月ADP雇用統計が27.5万人と予想の18万人を大きく上回るとドル買いが先行。しかし、その後発表された4月ISM製造業景況指数が52.8と予想の55.0を下回ったことでドルは反落。ドル円は111円前半まで売り込まれた。
注目のFOMC会合では「3月会合以降、労働市場は依然として堅調で、経済活動は堅調な伸びを示している」など、これまでの景気認識を上方修正した。しかし、同時にIOER(超過準備預金金利)を2.4%から2.35%に引き下げたことでドルは全面安。ドル円はこの日の安値となる111円03銭まで下落した。
その後パウエルFRB議長の記者会見では「堅調なファンダメンタルズが景気をサポート」「貿易交渉は進展し、ハードブレグジットのリスクは低下していると認識」「IOERは小幅な技術的な調整で政策シフトではない」など、タカ派色の強い発言となったことでドルが一気に買い戻されドル円は111円61銭まで上昇した。
しかし、NY株式市場が3指数ともに軟調な地合いで推移する中でクロス円を中心とした売りが先行しドル円も上値を抑えられた。
この日は殆どの市場が休場ということもあり薄商いの中での動きとなった。
今日から再び市場参加者が戻ることから、これらの経済指標やFOMC会合の結果を再度評価することになる。
全般に米国景気の強さを示すものでありFRBのスタンスもこれまでのハト派的なものに若干だが変化がみられる。
今日のNY株式市場が落ち着いた動きで推移するようなら市場に安心感が広がりドルの上昇が見込めそうだ。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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