ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-05

[米ドル円]リスク回避の円高、最初の一撃

(米ドル円日足)


トランプ大統領の対中国制裁発言で週明けドル円は111円を割り込んで始まった。
米中貿易摩擦再燃により世界経済が一段と減速するとのではといった懸念が円買いを促しドル円は110円28銭まで下落した。
東京市場が休場で過剰に反応した観もありその後は買い戻しの動きが強まり欧州市場で110円95銭まで押し戻された。
しかし、NY株式市場が軟調な地合いで始まると米長期金利が低下しドル安が進行。
その後NY株式市場も急速に値を戻したことでドル円の下値も限定的となり110円後半で引けてきた。
ところが、引け後にムニューシン財務長官が「中国との貿易協議の方向は大きく変わった」と発言。ライトハイザーUSTR代表も「米政府は10日に対中関税を引き上げる」と述べたことで再び円買いの動きが強まりドル円は110円58銭まで下落。
今後もこの手の発言が相次ぐと思われるが徐々に市場は慣れてくるとみている。
最初のリアクションが最も大きく反応しやすく、特に日本が休日ということで過度に反応した観もある。
連休明けの東京市場は再度円買いに動くとみるが昨日の安値となる110円29銭付近を下回らないようなら底固めに入るとみる。

ドル円予想レンジ:111円10銭(38.2%)~110円30銭(雲の下限)

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[ポンド米ドル]調整の売り

(ポンド米ドル日足)


先週はBOEとFRBの金融政策の違いがポンドを押し上げたがその反動の売りが先行。
週明けシドニー市場ではトランプ大統領の対中制裁発言でポンド円の売りが先行したことでポンドドルも下落してスタート。その後買い戻しが入ったが先週急速に買われた反動もあり戻り売りの動きが強まった。
昨日は英国が休場ということもありポンドの取引自体が薄商いとなっていたこともポンド売りを促したと思われる。
しかし、NY株式市場が下落し米長期金利が低下したことでポンドも下げ止まった。
連休明けとなるロンドン市場では依然としてポンド買いの勢いが強いことから押し目を狙った買いを入れてみたい。

ポンドドル予想レンジ: 1.3170(BB上限)~1.3050(38.2%)

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[豪ドル円]RBA会合と中国制裁

(豪ドル円日足)


先週の豪ドル円はこれまでの強いサポートとみられていた77円ミドルを割り込まずに再び反発するかと思われた。しかし、週明けシドニー市場で豪ドル円はトランプ発言により下落してスタート。77円ミドルをあっさり割り込み76円80銭まで下落した。
その後は買い戻しが入りNY市場で77円67銭まで上昇。終値ベースでは77円ミドルを何とか上回って引けた。
引け後にムニューシン財務長官やライトハイザーUSTR代表の発言で再び円が買われて77円26銭まで下落した。
本日はRBA会合が開かれるが一部で政策金利が引き下げられるとの見方もあり既に織り込み始めている。
もし、利下げが見送られるようなら豪ドル買いに反応するとみるが、中国経済への警戒感が高まる中で上値も限定的となりそうだ。
米中協議の行方がある程度見えてくるまでは豪ドルは上値の重い展開が予想される。
協議が進展するようなら77円ミドル下は買い場になる可能性が高い。

豪ドル円予想レンジ:78円30銭(38.2%)~77円00銭

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[全般]米中貿易摩擦再燃で円全面高

先週末にトランプ大統領が対中制裁関税の引き上げを表明したことで週明けシドニー市場で円が全面高で始まった。株式市場も上海総合指数が大幅安となったことから欧米株式市場も軒並み安く始まった。しかし、米中貿易協議は継続されることから最終的に合意に向けた動きは継続するとの見方もありNY市場では過度な動きが後退して引けている。

10連休最後の月曜日アジア市場では相場が大きく変動した。
先週末にトランプ大統領が「米中通商協議の進展に満足していない」「中国からの輸入品2000億ドル相当に対する関税率を現行の10%から25%に10日から引き上げる」と発言したことを受け円は全面高で始まった。米中貿易摩擦が激化し世界経済が一段と減速するとの警戒感が高まったためだ。ドル円は110円前半まで下落するとクロス円も全面安となった。休み明けの上海総合指数はマイナス5.58%と大幅安。欧州市場でも株価が軒並み下落して始まった。
その後は買い戻しが入ったもののNY市場でNYダウが470ドル近く下落して始まるとドル売りの動きが強まった。
しかし、中国外務省が「米中協議に向けて交渉団は訪米の準備中」との見解が示されたことで過度な懸念が後退。米中協議継続期待から株価の買い戻しが入り三指数ともに小幅な下落にとどまった。
トランプ大統領の発言が中国へのけん制との見方もあるが、今後の協議の行方次第では3250億ドル相当の中国製品に関しても関税引き上げを実施する可能性が高い。
10日の関税引き上げ前の8日に協議再開ということもあり今後の発言でもその都度円高に振れやすい地合いが続く。
ただ、これまでもそうだが最初の反応が最も大きいことから今後の協議に進展がみられるようならドル円クロス円の更なる下振れは寧ろ買いのチャンスともいえる。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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