ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-05

[米ドル円]米中貿易摩擦激化で円高継続

(米ドル円日足)



東京時間にトランプ大統領が「中国が約束を破ったからだ」と発言。その後中国商務省が「一方的な関税には反対」と発表したことで米中貿易摩擦激化への懸念からドル円は109円59銭まで下落。その後実需などの買いも見られ反発したものの上値の重い展開が続いた。
NY市場では株式市場が三指数ともに大きく下落して始まったことでドル円は東京の安値を下回り109円48銭まで下落。円高と同時に米長期金利の低下によるドル安も重なった。
しかし、その後トランプ大統領が「習近平国家主席から書簡を受け取った」「主席との電話会談の可能性がある」との発言で株価は一気に下げ幅を縮小。ドル円も109円90銭付近まで押し戻された。
明日の1時1分に関税引き上げが実施されるようなら一段の円高に進む可能性が高い。
もし、延期となればドル円は110円台に一気に押し戻されるとみるが、その可能性は低い。
その後も更なる関税引き上げの可能性が燻る中でドル円は当面上値の重い展開が予想される。

ドル円予想レンジ:110円50銭~109円40銭(61.8%)

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[ポンド米ドル]英国GDPで反発も

(ポンド米ドル日足)



ロンドン時間にサンダース英MPC委員が「合意無き離脱の後はおそらくポンドは下落するだろう」「英国の中立金利は過去に比べてかなり低い」などと発言。また、ケーブル自民党党首の「政府と労働党がブレグジット協議で合意するとは予想せず」「今年中の総選挙の可能性が高い」などの発言からポンドは弱含みで推移。一時1.2970付近まで下落した。
しかし、NY時間にメイ首相報道官が「メイ首相は本日午後にDUPと自宅で私的な政治会談を行う」との報道でポンド買い戻しが入り1.3037まで上昇。
今週に入り下落が続いたポンドも一先ず下げ止まりを見せた。
本日は英国1-3月期GDPが発表されるが前期の0.2%から0.5%に上方修正されると予想される。
また、同時に鉱工業生産や製造業生産などの重要指標発表も控え週末特有の買い戻しのタイミングになる可能性が高い。

ポンドドル予想レンジ:1.3100(61.8%)~ 1.2980

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[豪ドル円]中国関税引き上げ実施で再び

(豪ドル円日足)



米中貿易摩擦激化への懸念拡大により週初から豪ドル円の売りが先行。強いサポートとみられていた78円を下回った。その後も下げは止まらず昨日は76円25銭まで売り込まれた。
昨日のNY市場でトランプ大統領が習近平国家主席との電話会談の可能性を示したことで一気に76円後半まで買い戻された。
しかし、もし2000億ドル相当の関税引き上げが明日未明に実際に実施されるようなら再び下落に転じる可能性が高い。
いずれにしても米中合意に至るまでは未だ時間がかかるとみられ、それまでは豪ドル円の上値は抑えられる。

豪ドル円予想レンジ:77円00銭~76円20銭 (BB下限)

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[全般]米中貿易摩擦懸念で円高止まらず

米国が中国に対する関税引き上げを本日午後1時1分に実施する。貿易摩擦激化への懸念から円高の流れが止まらない。一方、トランプ大統領は今週中の中国との合意は可能と発言するなど中国との協議次第では延長される可能性も残る。
昨日の東京市場で日経平均や上海総合指数が下落したことから円高の動きが継続。この日中国商務省は「一方的な輸入関税は反対」「中国はいかなる状況にも準備は万端」と発表。中国の米国への報復措置が強まるなど摩擦激化への懸念からリスク回避の円買いが強まりドル円クロス円ともに下落。ドル円は109円60銭まで下落した。
NY時間に発表された米4月コアPPIが0.1%と予想の0.2%を下回ったことから米金利低下期待が高まりドル金利が低下。また、3月貿易収支では対中貿易赤字が-6.2%と3年ぶりの低水準となったが市場の反応は限定的となった。それだけ市場の注目は米中協議に集まっているということだろう。
NY株式市場は米中貿易摩擦激化への懸念から三指数ともに大きく下落して始まるとドル円はこの日の安値となる109円48銭まで下落。
その後トランプ大統領が「今週中の中国との合意は可能」「米中協議については素晴らしい代替案がある」「習近平国家主席から書簡を受け取った」「電話会談をする可能性がある」などと発言したことで株式市場の下落幅が縮小。結果的に三指数ともに買い戻しがみられたが下落して引けている。
市場の注目は日本時間で本日午後1時1分に関税引き上げが実際に実施されるか延期されるかに注目が集まる。
市場は実施されるとの見方をほぼ織り込んでいることから万が一延期されるとなれば一気に円安に反応すると予想される。
ただし、今後3250億ドル相当の関税を更に引き上げる可能性もあり市場はまだ織り込んでいないことから上値も限定的。最終的に円高に進みやすい地合いは変わらない。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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