ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-05

[米ドル円]週末の買い戻し

(米ドル円2時間足)


東京時間に米国がファーウェイの輸出禁止措置を発動したことで円高が先行。ドル円は109円34銭まで下落した。しかし、その後欧州市場で米長期金利や日経平均先物が上昇すると109円70銭付近まで上昇。
NY市場では米経済指標が好調な結果を示したことやNY株式市場が三指数ともに大きく上昇したことでドル円は109円97銭まで買いが進んだ。
しかし、110円の大台を前に利食い売りなどが並んだことで上値は抑えられている。
米中摩擦への懸念に対し市場は大分慣れてきたこともあり、過度なリスク回避の動きが後退。
今日は特に注目材料はないものの、週末ということもあり一段のドル円ショートカバーが入りやすくなっている。

ドル円予想レンジ:110円20銭(61.8%)~109円40銭

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[ポンド米ドル]政局不安によるポンド売り

(ポンド米ドル日足)


英離脱協定案を巡り与党保守党からメイ首相の早期辞任を求める圧力が高まりポンドはロンドン時間に下落幅を拡大。昨日で10日間連続の陰線となった。
エリオット波動で見ると最後の下落波動がみられる。
2月14日に付けた安値1.2770付近はフィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの下限でもある為、強いサポートとして意識される。
このレベルを下抜けすると1.26付近まで目立ったサポートは見られない。
週末ということもありそろそろ買い戻しのタイミングとみる。

ポンドドル予想レンジ: 1.2850~1.2770(61.8%、BB下限)

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[豪ドル円]中国懸念一巡で反発も

(豪ドル円日足)


東京時間の早朝に米国が中国通信機器大手ファーウェイへの実質的な輸出禁止措置を発動したことで豪ドル円は軟調な地合いで始まった。
また、この日発表された豪州4月新規雇用者数が2.84万人と増加したものの失業率が5.2%と予想の5.1%を上回った事で豪ドルは急落。一時75円44銭まで下落したがその後は買い戻しが入った。
欧米市場にかけて株式市場が堅調な地合いで推移したこともあり結局東京時間で付けた75円44銭がこの日の安値となった。
米中摩擦を巡る懸念も市場は大分織り込んできたことで豪ドル売り圧力は徐々に後退。
週末は豪州総選挙を控え今日はポジション調整の買い戻しが入りやすい。
1月4日に付けた安値75円20銭付近を下回らないようなら買いを入れていきたい。

豪ドル円予想レンジ: 76円30銭(38.2%)~ 75円20銭(BB下限、1月4日安値)

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[全般]堅調な米経済指標と米中摩擦

米国が中国のファーウェイ輸出禁止措置を発動したことで米中貿易戦争の激化を嫌気しアジア時間に円買いの動きが強まった。しかし、欧米市場では米国経済指標の予想を上回る好調な結果が示されると株式市場は大きく上昇。米長期金利も上昇しドル高が進むなど米中の報復合戦の影響は限定的となった。
昨日の東京時間の早朝に米国商務省が中国の通信機器最大手ファーウェイの輸出禁止措置を発動。
それに対して中国商務省は「米国が圧力を継続するなら必要な対抗措置をとる」「現時点で米通商代表が訪中を計画との情報はない」「中国は重要な原則において絶対譲歩せず」等の徹底抗戦の構えを示したことで日経平均株価は下落。ドル円も上値の重い展開が続いた。
しかし、欧州市場に入ると米長期金利の上昇によりドルが全般に強含みで推移。
NY時間に発表されたフィラデルフィア連銀製造業景気指数が16.6と予想の9.0を大きく上回ったことからドルが上昇。NY株式市場も三指数ともに続伸するなど市場の不安感は後退しドル円は109円後半まで上昇した。
一方でクロス円の売りが止まらず円高とドル高がドル円の上値を抑えた格好だ。
米中貿易戦争激化への懸念を市場はほぼ織り込んだ格好で、市場の注目は各国経済指標や株価の動向に集まる。
中国の米国債売却の動きや人民元安に対する米国の為替報告書の発表など、円高要因は尽きない。
しかし、同時に米国の強さを反映したドル高の動きもありドル円は動きにくい状況が続きそうだ。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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